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「お嬢さん大丈夫ですかね?
顔色が悪いみたいですけど。」
俺達の席にまで来てマシンガントークをしてきた千寿子のお母さんに聞くと、千寿子のお母さんが千寿子が座るテーブルの方をチラッと見た。
「そう?いつも通りじゃない?
こんなお店に来たのは初めてだし緊張してるんじゃない?
・・・あ、こちらもお料理が出るわね、お邪魔しました~!
松戸さん今日まで本当にありがとうね!」
千寿子のお母さんがめちゃくちゃ別れを惜しんでいるような顔でそう言ってきて、それには思わず大きく笑った。
「先生って、結構ワガママで子どもっぽい人がタイプだったんですね。
今の方とも凄く楽しそうにお話されていましたし。
全然分かりませんでしたし、先生にそんなことを出来る隙もありませんでしたけど。」
今の彼女はシャンパンのグラスを持って、俺は烏龍茶が入ったグラスを持って乾杯をした。
「西城さんだって結構色々と言ってくれた方だったよ?」
「私にはとてもじゃないですけど出来ませんでしたよ。
先生から“松戸”か“先生”と呼んで欲しいと言われているのに名前で呼ぶことも、セックス以外の時はあんまり近付けない雰囲気なのに腕に抱き付くことも、スーツを汚されるのが嫌だと知っているのにそのスーツに顔を寄せることも。」
何の話か分からないそんなことを言われ、それには首を傾げながらもフランス料理を一口食べた。
“味、濃・・・っっ!!!”
味付けもそうだし、やっぱり少し不快になるくらいの濃い味。
俺は外食もまともに出来ないくらいにこの口に入れられる食べ物が極端に少なかった。
外面を気にし続けたままもう一口フランス料理を食べた時・・・
「先生、父から北海道の話が出た日、お仕事の後に会ってた女性はどなたですか?」
そんなことを聞かれて流石に首を傾げる。
「誰かと会ったっけな・・・。」
結構前の話だし思い出せずにいると、今日までの彼女が初めて少しだけ怒った顔になった。
「私との約束を突然キャンセルにしてまで、凄く綺麗な女性とお会いしていましたよね?会社のビルの下で。
先生の姿が見えたので急いで追ったら、私とは全然違うタイプの綺麗な女性が先生の腕に抱き付いていて驚きました。
それに私が見たこともない嬉しそうな顔を先生がしていて、顔をスーツにつけられても嬉しそうに笑っていました。
それで・・・その女性が行きたいと言ったクリームソーダがあるお店に腕を組んで歩いていきました。
先生のことを“朝”と呼んで・・・。」
最後の最後まで話を聞きやっと思い出した。
「それ従妹だね。
それに女性とか言われたから全然分からなかった。
あの子も今日卒業式を迎えた高校3年生の子どもだからね。」
「従妹・・・ですか・・・。
先生従妹がいらっしゃるんですか。」
「うん、2人。」
「知りませんでした。
私、先生のことは全然知りませんでした。
そのよく分からない感じも何でか夢中になっちゃうんですけどね。
たまに初めて知る先生の一面を見ることが出来ると凄く嬉しくなって。
他の女性の影は不思議と感じたことはなかったのに、いつも夜には必ず別れるし私の部屋にも先生の部屋にも行ったことはなくて。
父に少し相談をしたら・・・」
今日までの彼女が言葉を切ってから残念そうに笑った。
「こんな結果になっちゃいました。」
「うん、こんな結果になっちゃったね。」
「父に相談しなきゃよかった。
私とも別れるのに北海道支社の支社長のポジションだけはよく確保出来ましたね。
父からは、“若手であそこまで優秀だとお前と別れるとしても松戸に任せたい”って言われちゃいました。」
「俺には“朝1番”があるからね。」
「朝1番・・・?」
「“朝1番”で俺にはパワーがつくから。」
「先生、さっき朝は苦手だってあの方に言っていたのに毎朝5時に起きていますからね・・・。
大変だったと思うからこれで良かったのかな。
私、朝は苦手だから。」
「俺が勝手に起きるだけで彼女のことを叩き起こしたりはしないけどね。」
「叩き起こせるお相手の方がいいんじゃないですか?
従妹さん・・・先生のことが好きなんじゃないですか?
先生も従妹さんに凄く嬉しそうに笑っていましたよ?
イトコだったら結婚出来ますよね?」
「ごめん、本当に気持ち悪くなるからそれ以上は言わないで。」
必死に外面を気にしながらこの飯を食べているからか本当に気持ち悪くなってくる。
「少しだけでも嫌そうな顔をしている先生の顔は初めて見ました!
プレゼントよりもこういう顔の方が嬉しいですね~!」
今日までの彼女がそれからカヤのネタを引き続き喋り続け、それに気持ち悪くなりながらも必死にフランス料理を食べ進めていた。
そんなことをしていたら・・・
気付いた時には千寿子がいたテーブルには誰もいなくなっていた。
でも・・・
「連絡するって言ってたしな・・・。」
今日までの彼女が席を外している間に会計を済ませながら呟いた。
なのに・・・
「トイレにさっきの女の子いたかな?」
トイレから戻ってきた彼女に聞くくらい、千寿子のことが気になっていた。
「私がお手洗いに向かう時にはエレベーターに乗り込んでいましたよ?」
「そうなんだ・・・。
ごめん、お会計済ませてあるからここでいいかな?
最後にあの子に挨拶してくる。」
「え、でも・・・飛行機までまだお時間少しありますよね?」
「うん、だからちょっと話してくる。」
「・・・あ、先生!!」
今日までの彼女が俺のことを“先生”と呼び止めるのも無視して、俺は走り出した。
千寿子はどう見ても顔色が悪かったから。
それなのに我慢してフランス料理を食べたようだったから。
よほど具合が悪かったんだと思う。
俺と会ったのに一言も喋らず、帰る時には一言も声を掛けることもなかった。
この3年間、1度も具合が悪くなることなんてなかった千寿子、その千寿子があんなに顔色を悪くしていたのを思い出し、もしかしたら千寿子が苦しんでいるかもしれない・・・。
そう思うとこのまま北海道へ行くことなんて出来ないと思いながら。
ホテルを飛び出し辺りを確認すると、千寿子の姿はどこにもなかった。
でも家には帰るのだとは分かるので、走っているタクシーを捕まえようと片手を上げようとした。
そしたら・・・
「先生!!」
今日までの彼女が俺を追ってきた。
息を切らしながら俺を見上げてきて、真剣な顔で俺のことを見詰めてくる。
「先生もしかして・・・あんな小さな女の子のことが好きなんですか・・・?
お顔もなんとなく私と似ていますし・・・。」
「いや、全然似てないだろ。
千寿子の方が可愛い。」
タイミング良くいたタクシーが通り過ぎイライラした気持ちで思わず本心を答えた。
“あ。”と思い、慌てて口を開く。
「小学生みたいな可愛い顔してるだろ。
あの子が高校1年の頃から知ってるから心配で。
顔色悪かったし。」
そう言ってからタクシーを止めようとしていた右手を強く握り締めた。
それから爽やかに笑って今日だけの彼女を見下ろす。
「何欲しい?買いに行こうか。」
「プレゼントはいらないので、先生のことを待っててもいいですか?」
そう言われ爽やかに笑い続けたまま口を開こうとしたら・・・
「そう言うつもりでしたけど、やめました。」
今日までの彼女が力強くそう言って、残念そうな顔で笑った。
「私が思っている以上に先生のことを全然知らないことに今気付きました。
あんなに必死に走り出す先生の姿なんて想像も出来なかったくらい、私は先生のことを全然知らなかった。
それを今知ってしまった状態で待っていられるほど私は大人ではないので、先生を待つのは止めようと思います。」
そう言われ、俺は“普通”に笑ながら彼女に言った。
「お前それなりに良い女だから大丈夫だろ。
お前が小便だろうが大便だろうが垂れ流したとしても、それを喜んで片付けるような男があの建物の中に腐るほどいるだろ。」
そう“普通”に褒めると、今日までの彼女が少しだけ涙を流しながら笑った。
「私、私のことを“お前”っていう男の人嫌いなんですよね。」
「俺、そういうの気にする女嫌いなんだよな。」
「彼女だった私の名前も呼んでくれないとか信じられないんですけど。」
「俺、彼女の名前は呼ばない主義なんだよな。
みんな外面ばっかでどう見ても“◯◯さん”だし。」
「面倒な主義が沢山おありのようで。
奥さんになったお相手が大変そうですね。」
今日までの彼女からそんな嫌味を言われ、それにも“普通”に笑った。
そんな俺のことを今日までの彼女が嬉しそうに笑って・・・
「北海道、行ってらっしゃい。」
俺に“行ってらっしゃい”と言ってきた。
それを聞いて、それを見て・・・
俺は慌てて辺りを見渡した。
千寿子の姿を探した。
そして目を閉じてから千寿子の姿をぼんやりと思い浮かべた。
「行ってくる。」
セックスは毎日のようにやった目の前の“彼女”ではなく、俺に朝飯だけを作り続けてくれた“朝1番”の娘である千寿子にもう1度言った。
顔色が悪いみたいですけど。」
俺達の席にまで来てマシンガントークをしてきた千寿子のお母さんに聞くと、千寿子のお母さんが千寿子が座るテーブルの方をチラッと見た。
「そう?いつも通りじゃない?
こんなお店に来たのは初めてだし緊張してるんじゃない?
・・・あ、こちらもお料理が出るわね、お邪魔しました~!
松戸さん今日まで本当にありがとうね!」
千寿子のお母さんがめちゃくちゃ別れを惜しんでいるような顔でそう言ってきて、それには思わず大きく笑った。
「先生って、結構ワガママで子どもっぽい人がタイプだったんですね。
今の方とも凄く楽しそうにお話されていましたし。
全然分かりませんでしたし、先生にそんなことを出来る隙もありませんでしたけど。」
今の彼女はシャンパンのグラスを持って、俺は烏龍茶が入ったグラスを持って乾杯をした。
「西城さんだって結構色々と言ってくれた方だったよ?」
「私にはとてもじゃないですけど出来ませんでしたよ。
先生から“松戸”か“先生”と呼んで欲しいと言われているのに名前で呼ぶことも、セックス以外の時はあんまり近付けない雰囲気なのに腕に抱き付くことも、スーツを汚されるのが嫌だと知っているのにそのスーツに顔を寄せることも。」
何の話か分からないそんなことを言われ、それには首を傾げながらもフランス料理を一口食べた。
“味、濃・・・っっ!!!”
味付けもそうだし、やっぱり少し不快になるくらいの濃い味。
俺は外食もまともに出来ないくらいにこの口に入れられる食べ物が極端に少なかった。
外面を気にし続けたままもう一口フランス料理を食べた時・・・
「先生、父から北海道の話が出た日、お仕事の後に会ってた女性はどなたですか?」
そんなことを聞かれて流石に首を傾げる。
「誰かと会ったっけな・・・。」
結構前の話だし思い出せずにいると、今日までの彼女が初めて少しだけ怒った顔になった。
「私との約束を突然キャンセルにしてまで、凄く綺麗な女性とお会いしていましたよね?会社のビルの下で。
先生の姿が見えたので急いで追ったら、私とは全然違うタイプの綺麗な女性が先生の腕に抱き付いていて驚きました。
それに私が見たこともない嬉しそうな顔を先生がしていて、顔をスーツにつけられても嬉しそうに笑っていました。
それで・・・その女性が行きたいと言ったクリームソーダがあるお店に腕を組んで歩いていきました。
先生のことを“朝”と呼んで・・・。」
最後の最後まで話を聞きやっと思い出した。
「それ従妹だね。
それに女性とか言われたから全然分からなかった。
あの子も今日卒業式を迎えた高校3年生の子どもだからね。」
「従妹・・・ですか・・・。
先生従妹がいらっしゃるんですか。」
「うん、2人。」
「知りませんでした。
私、先生のことは全然知りませんでした。
そのよく分からない感じも何でか夢中になっちゃうんですけどね。
たまに初めて知る先生の一面を見ることが出来ると凄く嬉しくなって。
他の女性の影は不思議と感じたことはなかったのに、いつも夜には必ず別れるし私の部屋にも先生の部屋にも行ったことはなくて。
父に少し相談をしたら・・・」
今日までの彼女が言葉を切ってから残念そうに笑った。
「こんな結果になっちゃいました。」
「うん、こんな結果になっちゃったね。」
「父に相談しなきゃよかった。
私とも別れるのに北海道支社の支社長のポジションだけはよく確保出来ましたね。
父からは、“若手であそこまで優秀だとお前と別れるとしても松戸に任せたい”って言われちゃいました。」
「俺には“朝1番”があるからね。」
「朝1番・・・?」
「“朝1番”で俺にはパワーがつくから。」
「先生、さっき朝は苦手だってあの方に言っていたのに毎朝5時に起きていますからね・・・。
大変だったと思うからこれで良かったのかな。
私、朝は苦手だから。」
「俺が勝手に起きるだけで彼女のことを叩き起こしたりはしないけどね。」
「叩き起こせるお相手の方がいいんじゃないですか?
従妹さん・・・先生のことが好きなんじゃないですか?
先生も従妹さんに凄く嬉しそうに笑っていましたよ?
イトコだったら結婚出来ますよね?」
「ごめん、本当に気持ち悪くなるからそれ以上は言わないで。」
必死に外面を気にしながらこの飯を食べているからか本当に気持ち悪くなってくる。
「少しだけでも嫌そうな顔をしている先生の顔は初めて見ました!
プレゼントよりもこういう顔の方が嬉しいですね~!」
今日までの彼女がそれからカヤのネタを引き続き喋り続け、それに気持ち悪くなりながらも必死にフランス料理を食べ進めていた。
そんなことをしていたら・・・
気付いた時には千寿子がいたテーブルには誰もいなくなっていた。
でも・・・
「連絡するって言ってたしな・・・。」
今日までの彼女が席を外している間に会計を済ませながら呟いた。
なのに・・・
「トイレにさっきの女の子いたかな?」
トイレから戻ってきた彼女に聞くくらい、千寿子のことが気になっていた。
「私がお手洗いに向かう時にはエレベーターに乗り込んでいましたよ?」
「そうなんだ・・・。
ごめん、お会計済ませてあるからここでいいかな?
最後にあの子に挨拶してくる。」
「え、でも・・・飛行機までまだお時間少しありますよね?」
「うん、だからちょっと話してくる。」
「・・・あ、先生!!」
今日までの彼女が俺のことを“先生”と呼び止めるのも無視して、俺は走り出した。
千寿子はどう見ても顔色が悪かったから。
それなのに我慢してフランス料理を食べたようだったから。
よほど具合が悪かったんだと思う。
俺と会ったのに一言も喋らず、帰る時には一言も声を掛けることもなかった。
この3年間、1度も具合が悪くなることなんてなかった千寿子、その千寿子があんなに顔色を悪くしていたのを思い出し、もしかしたら千寿子が苦しんでいるかもしれない・・・。
そう思うとこのまま北海道へ行くことなんて出来ないと思いながら。
ホテルを飛び出し辺りを確認すると、千寿子の姿はどこにもなかった。
でも家には帰るのだとは分かるので、走っているタクシーを捕まえようと片手を上げようとした。
そしたら・・・
「先生!!」
今日までの彼女が俺を追ってきた。
息を切らしながら俺を見上げてきて、真剣な顔で俺のことを見詰めてくる。
「先生もしかして・・・あんな小さな女の子のことが好きなんですか・・・?
お顔もなんとなく私と似ていますし・・・。」
「いや、全然似てないだろ。
千寿子の方が可愛い。」
タイミング良くいたタクシーが通り過ぎイライラした気持ちで思わず本心を答えた。
“あ。”と思い、慌てて口を開く。
「小学生みたいな可愛い顔してるだろ。
あの子が高校1年の頃から知ってるから心配で。
顔色悪かったし。」
そう言ってからタクシーを止めようとしていた右手を強く握り締めた。
それから爽やかに笑って今日だけの彼女を見下ろす。
「何欲しい?買いに行こうか。」
「プレゼントはいらないので、先生のことを待っててもいいですか?」
そう言われ爽やかに笑い続けたまま口を開こうとしたら・・・
「そう言うつもりでしたけど、やめました。」
今日までの彼女が力強くそう言って、残念そうな顔で笑った。
「私が思っている以上に先生のことを全然知らないことに今気付きました。
あんなに必死に走り出す先生の姿なんて想像も出来なかったくらい、私は先生のことを全然知らなかった。
それを今知ってしまった状態で待っていられるほど私は大人ではないので、先生を待つのは止めようと思います。」
そう言われ、俺は“普通”に笑ながら彼女に言った。
「お前それなりに良い女だから大丈夫だろ。
お前が小便だろうが大便だろうが垂れ流したとしても、それを喜んで片付けるような男があの建物の中に腐るほどいるだろ。」
そう“普通”に褒めると、今日までの彼女が少しだけ涙を流しながら笑った。
「私、私のことを“お前”っていう男の人嫌いなんですよね。」
「俺、そういうの気にする女嫌いなんだよな。」
「彼女だった私の名前も呼んでくれないとか信じられないんですけど。」
「俺、彼女の名前は呼ばない主義なんだよな。
みんな外面ばっかでどう見ても“◯◯さん”だし。」
「面倒な主義が沢山おありのようで。
奥さんになったお相手が大変そうですね。」
今日までの彼女からそんな嫌味を言われ、それにも“普通”に笑った。
そんな俺のことを今日までの彼女が嬉しそうに笑って・・・
「北海道、行ってらっしゃい。」
俺に“行ってらっしゃい”と言ってきた。
それを聞いて、それを見て・・・
俺は慌てて辺りを見渡した。
千寿子の姿を探した。
そして目を閉じてから千寿子の姿をぼんやりと思い浮かべた。
「行ってくる。」
セックスは毎日のようにやった目の前の“彼女”ではなく、俺に朝飯だけを作り続けてくれた“朝1番”の娘である千寿子にもう1度言った。
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