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そう思った翌日、朝



先生の部屋の寝室、カーテンから入る少しの朝陽を眺めながらボーッとしていた。
昨日の夜は21時に寝たからかすっかり目は覚めていた。
朝5時過ぎだというのに。



さっき測った体の熱は平熱だったにも関わらず、身体が火照って仕方なかった。
目を閉じれば思い出してしまうから。
昨日先生からして貰ったことを思い出して、身体が熱くなってくる。



熱くなった身体をどうしたら良いのか分からず、また目を閉じてこの世界を真っ暗にする。
そしたらまた思い出してきた・・・。
昨日先生からして貰ったことを思い出してきた。



真っ暗な世界の中、先生は私のおまたを触ってくれていた。
エッチではなくて看病でだけど、私のおまたを触って、私のおまたの中をいっぱい拭いてくれていた。



先生が着ていたパジャマを着ている自分の身体を強く強く抱き締める。
先生の匂いはもうしないけれど、先生の匂いを何度も思い出そうとする。



でも、特に鼻が良いわけではないので何も思い出せなくて。
先生が私のおまたを触ってくれていた姿を思い出そうとしたけれど、私のおまたを触りながらどこかを眺め、何でもない顔で私の身体を触っている姿しか残っていなかった。



忘れてくれるらしい・・・。
私が先生にあんな変なことをさせたことを先生は忘れてくれるらしい・・・。



私だけが覚えていればいい。
それだけでいい。



「もう、終わり・・・。
終わりにしよう・・・。」



熱すぎる身体、また気持ち悪くなってきたパンツの違和感を感じながら、シャワーを借りようと寝室を出た。



そしたら・・・



リビングに先生の姿はなかった。
リビングの床に寝ると言っていた先生の姿も布団もなかった。



それに少しだけホッとしてしまった。
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