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「弟君、最低だね。」
海神ちゃんを見詰めながらそんなことを考えていたら、海神ちゃんはわたしではなく弟さんに対してそんな発言をした。
「星神ちゃんみたいな子にはちゃんと自分から言わないとダメなのに、最低だと思う。」
そう言ってから・・・怒ったどころではない顔をしている。
凄い・・・凄い、怖い顔をしていて・・・。
なんというか、目が・・・。
目に、何かが・・・。
激しいくらいの怒りの波が・・・。
「私の方こそごめんね。
知らなかったとはいえ、こんな話を星神ちゃんにして。」
「そんな・・・謝らないといけないのはわたしで・・・。」
「何で星神ちゃんが謝るの?
人を好きになって謝らないといけないことなんてないでしょ?」
海神ちゃんがそう言ってくれ、わたしの心は痛いくらい苦しくなる・・・。
「ただ好きなだけではなくて・・・。
あの・・・わたし・・・わたし・・・弟さんに、告白までして・・・それで・・・それで・・・」
抱いてもらってしまった・・・。
わたしは、抱いてもらってしまった・・・。
でも、これは・・・。
これは言ったらいけない・・・。
海神ちゃんと弟さんが付き合う前の話でもある。
わたしの口からそれを言ってはいけない。
それは決めながら泣きながらでも海神ちゃんを見る。
そんなわたしを海神ちゃんは激しい波のような怒りを込めた瞳でわたしを見詰める。
そして・・・
そして・・・
海神ちゃんは、笑った・・・。
「星神ちゃんって綺麗だよね、お星さまみたい。」
そんなことを言ってくれて、笑った・・・。
海神ちゃんを見詰めながらそんなことを考えていたら、海神ちゃんはわたしではなく弟さんに対してそんな発言をした。
「星神ちゃんみたいな子にはちゃんと自分から言わないとダメなのに、最低だと思う。」
そう言ってから・・・怒ったどころではない顔をしている。
凄い・・・凄い、怖い顔をしていて・・・。
なんというか、目が・・・。
目に、何かが・・・。
激しいくらいの怒りの波が・・・。
「私の方こそごめんね。
知らなかったとはいえ、こんな話を星神ちゃんにして。」
「そんな・・・謝らないといけないのはわたしで・・・。」
「何で星神ちゃんが謝るの?
人を好きになって謝らないといけないことなんてないでしょ?」
海神ちゃんがそう言ってくれ、わたしの心は痛いくらい苦しくなる・・・。
「ただ好きなだけではなくて・・・。
あの・・・わたし・・・わたし・・・弟さんに、告白までして・・・それで・・・それで・・・」
抱いてもらってしまった・・・。
わたしは、抱いてもらってしまった・・・。
でも、これは・・・。
これは言ったらいけない・・・。
海神ちゃんと弟さんが付き合う前の話でもある。
わたしの口からそれを言ってはいけない。
それは決めながら泣きながらでも海神ちゃんを見る。
そんなわたしを海神ちゃんは激しい波のような怒りを込めた瞳でわたしを見詰める。
そして・・・
そして・・・
海神ちゃんは、笑った・・・。
「星神ちゃんって綺麗だよね、お星さまみたい。」
そんなことを言ってくれて、笑った・・・。
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