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「あー!!!その話、和ちゃんにすんなよ!!!」
と、健吾さんが慌ててダイニングテーブルに戻ってきた。
その後ろから、友里ちゃんの旦那さんが笑いながら来て、「初恋初恋、大騒ぎしてたな?」と・・・。
「初恋・・・?」
その言葉に驚き、わたしはみんなを見回す。
「兄貴、忘年会で和さんに会って一目惚れしたらしいよ?」
「お兄ちゃん、気持ち悪かったな~。」
「あんな夜遅くに大騒ぎしちゃって、みんなで何回も止めるの大変だったよね?」
「仕事疲れた時ほどあの動画見ると、すげー笑える。」
みんなで、そんな話をしていて・・・。
「お姉さんと、どうやって初めて喋るかとか、その後はどうすればいいかとか・・・とにかくみんなに聞きまくってた。」
「ねーちゃんの案が採用されたんだよね?
とりあえず、経理部に行って認識してもらおう作戦!!
あと、「会ったら挨拶しましょう」っていう小学生みたいなやつ!!」
宗君が本当に楽しそうに笑って、夏生ちゃんがお酒を飲もうとした手に宗君が手を添えた時・・・
夏生ちゃんは持っていたシャンパングラスを、宗君の口に運び少し飲ませた。
そんな2人の自然な様子を見ながら、健吾さんと忘年会で出会い、それからの健吾さんを思い返し・・・わたしは笑ってしまった。
笑いながら健吾さんを見ると、大きな手で顔を隠している。
「兄貴、女々しいよね。」
夏生ちゃんにそう言われ、大きな健吾さんが背中を丸め小さくなった。
わたしはそんな健吾さんを見て、言う。
「そんな健吾さんも、わたしは好き。」
と、健吾さんが慌ててダイニングテーブルに戻ってきた。
その後ろから、友里ちゃんの旦那さんが笑いながら来て、「初恋初恋、大騒ぎしてたな?」と・・・。
「初恋・・・?」
その言葉に驚き、わたしはみんなを見回す。
「兄貴、忘年会で和さんに会って一目惚れしたらしいよ?」
「お兄ちゃん、気持ち悪かったな~。」
「あんな夜遅くに大騒ぎしちゃって、みんなで何回も止めるの大変だったよね?」
「仕事疲れた時ほどあの動画見ると、すげー笑える。」
みんなで、そんな話をしていて・・・。
「お姉さんと、どうやって初めて喋るかとか、その後はどうすればいいかとか・・・とにかくみんなに聞きまくってた。」
「ねーちゃんの案が採用されたんだよね?
とりあえず、経理部に行って認識してもらおう作戦!!
あと、「会ったら挨拶しましょう」っていう小学生みたいなやつ!!」
宗君が本当に楽しそうに笑って、夏生ちゃんがお酒を飲もうとした手に宗君が手を添えた時・・・
夏生ちゃんは持っていたシャンパングラスを、宗君の口に運び少し飲ませた。
そんな2人の自然な様子を見ながら、健吾さんと忘年会で出会い、それからの健吾さんを思い返し・・・わたしは笑ってしまった。
笑いながら健吾さんを見ると、大きな手で顔を隠している。
「兄貴、女々しいよね。」
夏生ちゃんにそう言われ、大きな健吾さんが背中を丸め小さくなった。
わたしはそんな健吾さんを見て、言う。
「そんな健吾さんも、わたしは好き。」
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