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「俺・・・デカイし・・・。
水沢さんに・・・怖がられてるのさ、全然気付かなくて・・・」
見上げた青田さんは、困ったように、悲しそうに、わたしを見下ろし笑う。
わたしの人より小さな心臓が、ギュウッと何かに握られる。
「すげー話し掛けてた・・・ごめん。」
謝ったこの大きな人が、
弱く、小さく、なっていく・・・。
そして、わたしに見下ろされる。
「水沢さんと・・・話したくて・・・俺・・・。
俺、水沢さんと・・・話したかったんだ、ごめん。
もう、仕事以外では話さないから・・・本当、ごめん。」
青田さんが、ボタンを押さえていた手をパッと退かす。
「何階?」
わたしは、答えられない・・・。
「水沢さん?」
わたしを見下ろしてきた青田さんを、見上げる。
「青田さんが、決めないで。」
わたしを見下ろす青田さんが、驚いた顔をし、大きな喉仏が上下に動く。
「決めるのは、わたしでしょ?」
勢い良く、右手を伸ばし、
青田さんのネクタイを握り、引っ張る。
「・・・んっ・・・!!!」
青田さんの口から、少しだけ声が漏れる。
わたしの唇と重なった、その唇から・・・。
水沢さんに・・・怖がられてるのさ、全然気付かなくて・・・」
見上げた青田さんは、困ったように、悲しそうに、わたしを見下ろし笑う。
わたしの人より小さな心臓が、ギュウッと何かに握られる。
「すげー話し掛けてた・・・ごめん。」
謝ったこの大きな人が、
弱く、小さく、なっていく・・・。
そして、わたしに見下ろされる。
「水沢さんと・・・話したくて・・・俺・・・。
俺、水沢さんと・・・話したかったんだ、ごめん。
もう、仕事以外では話さないから・・・本当、ごめん。」
青田さんが、ボタンを押さえていた手をパッと退かす。
「何階?」
わたしは、答えられない・・・。
「水沢さん?」
わたしを見下ろしてきた青田さんを、見上げる。
「青田さんが、決めないで。」
わたしを見下ろす青田さんが、驚いた顔をし、大きな喉仏が上下に動く。
「決めるのは、わたしでしょ?」
勢い良く、右手を伸ばし、
青田さんのネクタイを握り、引っ張る。
「・・・んっ・・・!!!」
青田さんの口から、少しだけ声が漏れる。
わたしの唇と重なった、その唇から・・・。
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