【完】初めてのベッドの上で珈琲を(カットページ掲載済2023.5.13)

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「・・・口、もっと開けろよ。」



天野さんの舌が私の口の中に入ってきて、私の舌に少し触れるだけでもう・・・恥ずかしすぎて・・・。



そう言われても口が全然開けられない私の中に、天野さんの舌が強引に入ってきた・・・。



私の舌を強引だけど優しく絡めてきて・・・でも、苦しくて・・・
天野さんの胸や肩を必死に押す・・・。



「ﾊｧｯ・・・息しろ。
鼻で息すんだよ・・・。」



「・・・できないです・・・っ」



苦しくて涙を溜めながら天野さんに言うと、天野さんが面白そうな顔で笑う・・・。



「なんでそんな処女みたいな反応なんだよ・・・。」



そんなことを言われてしまいもっと恥ずかしくなる・・・。
恥ずかしくなりながら、何度も瞬きを繰り返す・・・。



「お前のその時の顔・・・すげー可愛い。
誰かに言われた？」



「・・・はい。」



「だろうな・・・。
お前、共学でどうやってかくれんぼしてたんだよ？」



「かくれんぼですか・・・？」



「お前の学校の男ども、探すの下手すぎだろ。
まあ・・・お前自身も男に近寄らないようにしてたのか・・・。」



天野さんがそう言いながら私の唇に指先で触れる・・・。



「口、開けろよ・・・。」



瞳に熱を込めた天野さんに言われ、私はまた少しだけ口を開けた・・・。



「・・・ﾝｯ・・・ﾌｯ・・・」



天野さんが強引に舌を絡めてきて、私の呼吸が限界になりそうな時に唇を離してくれ・・・少ししてからまた強引に私の口の中に舌を入れてくる・・・。



こんなに凄いキスをするのは初めてで・・・。
凄い、気持ち良くて・・・。



薄く目を開けながらすぐ目の前にある天野さんの目を見詰め、何度も瞬きをする。
そんな私の目を見て・・・天野さんが強く私を抱き締め、もっと深く舌を絡めてきた・・・。



「ﾊｧｯ・・・やべーな。
お前・・・すげー気持ち良い。」



天野さんがそう言って・・・私のブラウスに手を掛け、優しく脱がしていく・・・。



「あの・・・っ本当にここで？」



「この半年間ずっと我慢してたからな。
土曜日は・・・お前のこと諦めた方がいいかすげー悩んだ。」



ブラウスもキャミソールもブラジャーも・・・
スーツのスカートもストッキングも下着も、全てを優しく・・・でも手際良く脱がしていく。



そして、自分のワイシャツのボタンに手を掛けた・・・。



「俺・・・気持ち悪いし酷い奴だし格好悪いしな・・・。
お前みたいな良い女の処女、俺が本当に貰っていいのかすげー悩んだ。」



「私は・・・処女じゃないです・・・。」



裸の身体を両手で隠しながらそう言うと、天野さんは困ったような顔で笑う。