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入れ替わるように天野さんもシャワーを浴びに・・・。
リビングのソファーに座らせてもらい緊張して待っていると、3分くらいで出てきた。
半袖のシャツにハーフパンツ、髪の毛もドライヤーで乾かさずに出て来て、首にタオルを掛けている。
ワイシャツ姿よりも筋肉がついているのがよく分かり、ドキドキとした。
天野さんはそのままキッチンへ行き・・・
「酒呑む?それか、お茶か牛乳かプロテイン。」
「お茶でお願いします。」
天野さんが私にコップに入れたお茶を渡してくれ、自分は缶ビールを持っていて・・・
私の隣にドカッと座り缶ビールを開けようとし・・・
その手を止めた。
お茶を飲みながらも不思議に思い天野さんを見ると、真面目な顔をして私を見ている。
「手出さないから、一緒に寝てくれる?」
「一緒に・・・ですか?」
「俺酒呑まないと眠れないんだよな。」
「そうですか・・・。」
「でも、酒で寝ると質の悪い眠りで。
誰かが一緒に寝てくれるとよく眠れるんだよ。」
「誰か・・・。」
誰かと眠ったことのある言い方で・・・。
こんなに素敵な人だし、勿論あるはずで。
相手にした処女の人と眠ったのかと思うと、少しだけ胸が苦しくなり・・・
少し恥ずかしそうな顔をしている天野さんに、私は小さくだけど首を縦に振った。
リビングの隣の部屋、そこにはシングルベッドが1つ。
天野さんが冷房を付け先にベッドの上へ。
それを見て、ベッドの前で固まっていると・・・
天野さんが私を見て楽しそうな顔で笑い・・・
「そんな処女みたいな顔すんなって!!」
そう言ってから少し立ち上がり、私の腕を少し強引に引きベッドの上へ・・・。
気が付いた時には横になり、天野さんの腕の中というか胸の中に・・・。
両手で少し天野さんの胸を押すと凄い筋肉で、それに驚き天野さんを見上げてしまった・・・。
「・・・だから、そんな処女みたいな顔すんなって!!」
天野さんが照れたような困ったような顔で笑い、私の身体に回していた腕を緩め・・・
「向こう向いてろ。」
そう言って私の身体をずらし、今度は私を後ろ向きにして抱き締めてきた・・・。
電気も消えていない明るい部屋の中、私の身体に回る天野さんの浅黒い肌の太い腕を見て・・・瞬きをした。
「ツルツルですね・・・。」
「全身脱毛したからな。」
「あれって本当に生えてこないんですか?」
「今の所生えてこねーな。
脇も下も。」
「・・・そこまでは聞いてません。」
「勝手にエロいこと考えてるのお前だろ?」
確かにその通りで、後ろ向きで顔を見られていないけど両手で顔を隠した。
そしたら天野さんの笑い声が聞こえ、私の後頭部や背中・・・お尻に感じる天野さんの身体が笑い声と一緒に揺れる・・・。
それに合わせて・・・お尻に感じる天野さんの反応しているモノにも気付いてしまい・・・それからお尻を離す・・・。
「・・・あっ」
そしたら、天野さんが強く私を抱き締めてきて・・・
リモコンで電気を消し・・・
ドキドキしすぎて身体が固まっていたら・・・
その数秒後・・・
天野さんから寝息が聞こえてきた・・・。
リビングのソファーに座らせてもらい緊張して待っていると、3分くらいで出てきた。
半袖のシャツにハーフパンツ、髪の毛もドライヤーで乾かさずに出て来て、首にタオルを掛けている。
ワイシャツ姿よりも筋肉がついているのがよく分かり、ドキドキとした。
天野さんはそのままキッチンへ行き・・・
「酒呑む?それか、お茶か牛乳かプロテイン。」
「お茶でお願いします。」
天野さんが私にコップに入れたお茶を渡してくれ、自分は缶ビールを持っていて・・・
私の隣にドカッと座り缶ビールを開けようとし・・・
その手を止めた。
お茶を飲みながらも不思議に思い天野さんを見ると、真面目な顔をして私を見ている。
「手出さないから、一緒に寝てくれる?」
「一緒に・・・ですか?」
「俺酒呑まないと眠れないんだよな。」
「そうですか・・・。」
「でも、酒で寝ると質の悪い眠りで。
誰かが一緒に寝てくれるとよく眠れるんだよ。」
「誰か・・・。」
誰かと眠ったことのある言い方で・・・。
こんなに素敵な人だし、勿論あるはずで。
相手にした処女の人と眠ったのかと思うと、少しだけ胸が苦しくなり・・・
少し恥ずかしそうな顔をしている天野さんに、私は小さくだけど首を縦に振った。
リビングの隣の部屋、そこにはシングルベッドが1つ。
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それを見て、ベッドの前で固まっていると・・・
天野さんが私を見て楽しそうな顔で笑い・・・
「そんな処女みたいな顔すんなって!!」
そう言ってから少し立ち上がり、私の腕を少し強引に引きベッドの上へ・・・。
気が付いた時には横になり、天野さんの腕の中というか胸の中に・・・。
両手で少し天野さんの胸を押すと凄い筋肉で、それに驚き天野さんを見上げてしまった・・・。
「・・・だから、そんな処女みたいな顔すんなって!!」
天野さんが照れたような困ったような顔で笑い、私の身体に回していた腕を緩め・・・
「向こう向いてろ。」
そう言って私の身体をずらし、今度は私を後ろ向きにして抱き締めてきた・・・。
電気も消えていない明るい部屋の中、私の身体に回る天野さんの浅黒い肌の太い腕を見て・・・瞬きをした。
「ツルツルですね・・・。」
「全身脱毛したからな。」
「あれって本当に生えてこないんですか?」
「今の所生えてこねーな。
脇も下も。」
「・・・そこまでは聞いてません。」
「勝手にエロいこと考えてるのお前だろ?」
確かにその通りで、後ろ向きで顔を見られていないけど両手で顔を隠した。
そしたら天野さんの笑い声が聞こえ、私の後頭部や背中・・・お尻に感じる天野さんの身体が笑い声と一緒に揺れる・・・。
それに合わせて・・・お尻に感じる天野さんの反応しているモノにも気付いてしまい・・・それからお尻を離す・・・。
「・・・あっ」
そしたら、天野さんが強く私を抱き締めてきて・・・
リモコンで電気を消し・・・
ドキドキしすぎて身体が固まっていたら・・・
その数秒後・・・
天野さんから寝息が聞こえてきた・・・。
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