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熱すぎるカヤの中・・・。
焦げるどころか俺のが溶けるかのように熱すぎる・・・。
苦しそうな顔をして俺から顔を背け、目を強く閉じているカヤの顔を見下ろす。
気持ち良すぎて動いてしまいたくなるのを必死に我慢し、カヤに聞いた。
「カヤの“エッチ”はこれで終わり?」
「ん・・・っまだでしょ?」
「動いていいの・・・?」
俺が聞くとカヤがやっと俺の方を見てきて、小さく頷いた。
そしてまた・・・俺から顔を背けて目を強く閉じた。
そんなカヤの顔を見下ろし、俺は“想像”する・・・。
俺のタイプど真ん中のカヤが俺の方を見て、俺の大好きなその目を開き俺を見詰めてくれている所を。
実際のカヤの顔の上にそんな“想像”のカヤの顔を上書きする。
「カヤ・・・。」
俺と同じ名前のカヤの名前を呼びながら、“想像”のカヤの顔を見ながら腰を少し動かしていく。
楽しくも幸せでもない“エッチ”をしていく。
でも、カヤの中はめちゃくちゃ気持ち良すぎて・・・。
“カヤ”が俺を見詰めて気持ち良さそうな顔で俺の名前を呼んでくれる・・・。
“夏夜”と、呼んでくれる・・・。
実際は俺から顔を背け、強く目を閉じているけれど・・・。
俺の名前どころか“ニャン”とも呼んでくれないけれど・・・。
薄暗い黒の中、“カヤ”を上書きすることは簡単に出来た。
あまりにも簡単に出来てしまったし、カヤの中は気持ち良すぎて・・・。
たった数回、カヤの中に俺のをゆっくりと出し入れしただけでもうダメそうで・・・。
「ごめん・・・っもう出そう・・・」
格好悪すぎる声を上げた瞬間、それまで顔を背けていたカヤがパッと目を開け俺のことを見てきた。
焦げるどころか俺のが溶けるかのように熱すぎる・・・。
苦しそうな顔をして俺から顔を背け、目を強く閉じているカヤの顔を見下ろす。
気持ち良すぎて動いてしまいたくなるのを必死に我慢し、カヤに聞いた。
「カヤの“エッチ”はこれで終わり?」
「ん・・・っまだでしょ?」
「動いていいの・・・?」
俺が聞くとカヤがやっと俺の方を見てきて、小さく頷いた。
そしてまた・・・俺から顔を背けて目を強く閉じた。
そんなカヤの顔を見下ろし、俺は“想像”する・・・。
俺のタイプど真ん中のカヤが俺の方を見て、俺の大好きなその目を開き俺を見詰めてくれている所を。
実際のカヤの顔の上にそんな“想像”のカヤの顔を上書きする。
「カヤ・・・。」
俺と同じ名前のカヤの名前を呼びながら、“想像”のカヤの顔を見ながら腰を少し動かしていく。
楽しくも幸せでもない“エッチ”をしていく。
でも、カヤの中はめちゃくちゃ気持ち良すぎて・・・。
“カヤ”が俺を見詰めて気持ち良さそうな顔で俺の名前を呼んでくれる・・・。
“夏夜”と、呼んでくれる・・・。
実際は俺から顔を背け、強く目を閉じているけれど・・・。
俺の名前どころか“ニャン”とも呼んでくれないけれど・・・。
薄暗い黒の中、“カヤ”を上書きすることは簡単に出来た。
あまりにも簡単に出来てしまったし、カヤの中は気持ち良すぎて・・・。
たった数回、カヤの中に俺のをゆっくりと出し入れしただけでもうダメそうで・・・。
「ごめん・・・っもう出そう・・・」
格好悪すぎる声を上げた瞬間、それまで顔を背けていたカヤがパッと目を開け俺のことを見てきた。
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