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翌朝
「カヤちゃん、それセフレってやつだからやめなよ。」
家のリビング、我が家で間借りをしているもう1人である唯斗が朝ご飯を食べながら言ってきた。
「唯斗には話してないから。
元気君に報告してるだけだから話に入ってこないで。」
まだ出勤時間じゃないはずなのに朝からバッチリお洒落な髪型にしている唯斗に言う。
私も唯斗と顔を合わせる前にはアイテープをしているけれど。
「お世話になっている家の娘さんがセフレにされるのに黙ってられないでしょ。
・・・ねぇ、オバサン!!」
「「あ・・・」」
お姉ちゃんと2人で慌てた声が重なった時・・・
「私のことをオバサンって言わないでって何度も言ってるでしょ!!」
良い感じにオバサンになっているお母さんが物凄く怒りながら唯斗の残っているご飯を片付けようとしていく。
「あ・・・すみません!!」
「彼女が出来たんでしょ!?
彼女にもデリカシーないことを言っちゃダメだからね!?」
お盆にのせたご飯を追うように唯斗がダイニングテーブルから去っていった。
それにはお姉ちゃんと元気君の3人で大笑いをして、今日お父さんはいないけどいつもの朝。
「大丈夫、上手くいくよ。」
お姉ちゃんが優しい笑顔で私に言ってきた。
「そう?上手くいくのかな?」
「うん、なんとなくだけど。」
「はいはい、“なんとなく”ね。」
「大丈夫だろ、竜さんとオババせんぱいの息子なら。」
「カヤちゃん、それセフレってやつだからやめなよ。」
家のリビング、我が家で間借りをしているもう1人である唯斗が朝ご飯を食べながら言ってきた。
「唯斗には話してないから。
元気君に報告してるだけだから話に入ってこないで。」
まだ出勤時間じゃないはずなのに朝からバッチリお洒落な髪型にしている唯斗に言う。
私も唯斗と顔を合わせる前にはアイテープをしているけれど。
「お世話になっている家の娘さんがセフレにされるのに黙ってられないでしょ。
・・・ねぇ、オバサン!!」
「「あ・・・」」
お姉ちゃんと2人で慌てた声が重なった時・・・
「私のことをオバサンって言わないでって何度も言ってるでしょ!!」
良い感じにオバサンになっているお母さんが物凄く怒りながら唯斗の残っているご飯を片付けようとしていく。
「あ・・・すみません!!」
「彼女が出来たんでしょ!?
彼女にもデリカシーないことを言っちゃダメだからね!?」
お盆にのせたご飯を追うように唯斗がダイニングテーブルから去っていった。
それにはお姉ちゃんと元気君の3人で大笑いをして、今日お父さんはいないけどいつもの朝。
「大丈夫、上手くいくよ。」
お姉ちゃんが優しい笑顔で私に言ってきた。
「そう?上手くいくのかな?」
「うん、なんとなくだけど。」
「はいはい、“なんとなく”ね。」
「大丈夫だろ、竜さんとオババせんぱいの息子なら。」
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