43 / 193
4
4-1
しおりを挟む
ニャンが好きな女の子はいなくなってしまった。
だからニャンが私にこう言ってくるのだと思う。
ニャンと初めてエッチをした時よりも少し激しく、でもスムーズに動いているニャンの動きを感じながら、私は言った。
「好きな女の子が戻ってきたら私はいなくなるよ・・・。」
そう言った私にニャンが痛いくらい私のことを強く抱き締めてきた。
そして苦しそうな顔をして私のことを見下ろし・・・
「それでも、いなくならないで・・・。
俺、今のカヤの顔がすげータイプだから・・・。」
そう言われ・・・
ニャンが熱のこもった目で私の顔を見詰め・・・
ゆっくりと顔を近付けてきた。
でも・・・
私の唇にニャンの唇が触れる直前で止まり・・・
「いつか・・・ちゃんと好きになった時に・・・今はしない・・・。」
それには心の中で泣き、小さく笑った。
「そんな日来るのかな・・・?」
私の言葉にニャンは苦しそうに顔を歪め、私の首筋に顔を埋めてきた。
「来なくてもいい・・・。
そんな日、来なくてもいいから・・・。
一緒にいよう・・・。」
強く強く私を抱き締めてきて、さっきよりも強く腰を動かしてきた・・・。
「カヤ、いなくならないで・・・。」
だからニャンが私にこう言ってくるのだと思う。
ニャンと初めてエッチをした時よりも少し激しく、でもスムーズに動いているニャンの動きを感じながら、私は言った。
「好きな女の子が戻ってきたら私はいなくなるよ・・・。」
そう言った私にニャンが痛いくらい私のことを強く抱き締めてきた。
そして苦しそうな顔をして私のことを見下ろし・・・
「それでも、いなくならないで・・・。
俺、今のカヤの顔がすげータイプだから・・・。」
そう言われ・・・
ニャンが熱のこもった目で私の顔を見詰め・・・
ゆっくりと顔を近付けてきた。
でも・・・
私の唇にニャンの唇が触れる直前で止まり・・・
「いつか・・・ちゃんと好きになった時に・・・今はしない・・・。」
それには心の中で泣き、小さく笑った。
「そんな日来るのかな・・・?」
私の言葉にニャンは苦しそうに顔を歪め、私の首筋に顔を埋めてきた。
「来なくてもいい・・・。
そんな日、来なくてもいいから・・・。
一緒にいよう・・・。」
強く強く私を抱き締めてきて、さっきよりも強く腰を動かしてきた・・・。
「カヤ、いなくならないで・・・。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
13
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる