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下着だけの姿で裸の砂川さんに抱き締められながらキスをしていく。
ただの裸ではない。
私の下腹部には砂川さんの大きくて固くなっているモノが押し付けられている。
砂川さんのソレを感じ・・・。
私の素肌に砂川さんの素肌を感じ・・・。
私の身体よりもずっとずっと熱い砂川さんの熱を感じ・・・。
呼吸を荒くしながら私の口の中に舌を入れ、私の舌に必死に舌を絡ませてくる砂川さんの雰囲気を感じ・・・。
「・・・・ンッ・・・・・・ぁ・・・・」
我慢出来ない小さな声が自然と漏れてくる。
砂川さんの呼吸に釣られるように私の呼吸も上がってきてしまう。
「・・・ハァッ・・・あぁ、俺は・・・俺は気持ち良い・・・。
キスだけでも凄く気持ち良い・・・。」
私の唇からほんの少しだけ唇を離してそう言ってきて・・・
「“純ちゃん”と・・・“純愛ちゃん”と裸で抱き合ってるのも凄く気持ち良い・・・。」
また私の唇に砂川さんの唇が戻ってきて、私の唇に軽いキスをする。
「凄く気持ち良いし、凄く安心する・・・。
純ちゃんって良い匂いだね・・・。」
興奮している砂川さんの顔が嬉しそうに笑い、それから少し慌てた顔になった。
「ごめん、俺シャワー・・・。
シャワーも浴びずにセックスするなんて嫌だよね。」
砂川さんが慌てながら私の身体から身体を離そうとしたので、私は咄嗟に砂川さんの身体を抱き締めた。
「私“は”シャワーなんて浴びなくてもいい。
砂川さんの匂いがよく分かってこっちの方が良い。」
羽鳥さんはシャワーを浴びてからでないとエッチをするのが嫌な人らしい。
砂川さんの匂いはこんなにも良い匂いなのにシャワーを浴びせてしまうらしい。
抱き締めた両手で砂川さんの大きくて広い背中を少しだけ触る。
「・・・・っ」
砂川さんが息を飲み身体をビクッと反応させ、私の目の前にある顔を色っぽく歪めた。
「俺も触っていい・・・?
俺も“純ちゃん”に触りたい・・・。」
昔は私に触ることも出来なかった砂川さんがそんなことを言ってくる。
「俺も“純愛ちゃん”に触りたい・・・。」
名演技としか思えない顔で、声で、そんなことを言ってくる。
羽鳥さんにもこんな顔を見せているからこんな顔が出来るのだと分かる。
羽鳥さんにもこんな言葉を言っているからこんな声が出せるのだと分かる。
「砂川さん、変わったね・・・。」
「うん、俺は変わった・・・。
必死に変わったからね・・・。」
私の背中に両手を回した砂川さんがブラジャーのホックに手を掛けた。
ホックを少し長めに動かされ、それから私の胸に何の圧もなくなった。
「私の胸は昔と何も変わってないから・・・。
相変わらずほとんど膨らんでないから・・・。」
羽鳥さんの大きな胸を見慣れているであろう砂川さんに泣きそうになりながら口を開く。
「砂川さんの胸の方が膨らんでるから・・・。」
私の腕からブラジャーを抜き取っていく砂川さんに田代が言ってくるようなことを言った。
「俺のは筋肉だよ。」
「胸の膨らみだから私のと同じだよ・・・。」
「彼氏に胸は見せた?」
私の胸からブラジャーを完全に抜き取った砂川さんは、私のほとんど膨らんでいないような胸をジッと見下ろしながら聞いてきた。
「見せてないよ・・・。」
答えた私に砂川さんは真剣な顔で何度も頷き、両手を私の胸にゆっくりと伸ばしてきた・・・。
砂川さんの両手の指先が私の胸に触れた瞬間、私の身体はビックリする程大きく動いた。
それに驚いていると砂川さんも驚いた顔で私の顔を見ている。
そして・・・
「可愛い・・・。」
私のことを“可愛い”なんて言ってきて・・・
そんな嘘をさっきから言ってきて・・・
私のほとんど膨らんでいない胸を両手で優しく揉んできた。
ただの裸ではない。
私の下腹部には砂川さんの大きくて固くなっているモノが押し付けられている。
砂川さんのソレを感じ・・・。
私の素肌に砂川さんの素肌を感じ・・・。
私の身体よりもずっとずっと熱い砂川さんの熱を感じ・・・。
呼吸を荒くしながら私の口の中に舌を入れ、私の舌に必死に舌を絡ませてくる砂川さんの雰囲気を感じ・・・。
「・・・・ンッ・・・・・・ぁ・・・・」
我慢出来ない小さな声が自然と漏れてくる。
砂川さんの呼吸に釣られるように私の呼吸も上がってきてしまう。
「・・・ハァッ・・・あぁ、俺は・・・俺は気持ち良い・・・。
キスだけでも凄く気持ち良い・・・。」
私の唇からほんの少しだけ唇を離してそう言ってきて・・・
「“純ちゃん”と・・・“純愛ちゃん”と裸で抱き合ってるのも凄く気持ち良い・・・。」
また私の唇に砂川さんの唇が戻ってきて、私の唇に軽いキスをする。
「凄く気持ち良いし、凄く安心する・・・。
純ちゃんって良い匂いだね・・・。」
興奮している砂川さんの顔が嬉しそうに笑い、それから少し慌てた顔になった。
「ごめん、俺シャワー・・・。
シャワーも浴びずにセックスするなんて嫌だよね。」
砂川さんが慌てながら私の身体から身体を離そうとしたので、私は咄嗟に砂川さんの身体を抱き締めた。
「私“は”シャワーなんて浴びなくてもいい。
砂川さんの匂いがよく分かってこっちの方が良い。」
羽鳥さんはシャワーを浴びてからでないとエッチをするのが嫌な人らしい。
砂川さんの匂いはこんなにも良い匂いなのにシャワーを浴びせてしまうらしい。
抱き締めた両手で砂川さんの大きくて広い背中を少しだけ触る。
「・・・・っ」
砂川さんが息を飲み身体をビクッと反応させ、私の目の前にある顔を色っぽく歪めた。
「俺も触っていい・・・?
俺も“純ちゃん”に触りたい・・・。」
昔は私に触ることも出来なかった砂川さんがそんなことを言ってくる。
「俺も“純愛ちゃん”に触りたい・・・。」
名演技としか思えない顔で、声で、そんなことを言ってくる。
羽鳥さんにもこんな顔を見せているからこんな顔が出来るのだと分かる。
羽鳥さんにもこんな言葉を言っているからこんな声が出せるのだと分かる。
「砂川さん、変わったね・・・。」
「うん、俺は変わった・・・。
必死に変わったからね・・・。」
私の背中に両手を回した砂川さんがブラジャーのホックに手を掛けた。
ホックを少し長めに動かされ、それから私の胸に何の圧もなくなった。
「私の胸は昔と何も変わってないから・・・。
相変わらずほとんど膨らんでないから・・・。」
羽鳥さんの大きな胸を見慣れているであろう砂川さんに泣きそうになりながら口を開く。
「砂川さんの胸の方が膨らんでるから・・・。」
私の腕からブラジャーを抜き取っていく砂川さんに田代が言ってくるようなことを言った。
「俺のは筋肉だよ。」
「胸の膨らみだから私のと同じだよ・・・。」
「彼氏に胸は見せた?」
私の胸からブラジャーを完全に抜き取った砂川さんは、私のほとんど膨らんでいないような胸をジッと見下ろしながら聞いてきた。
「見せてないよ・・・。」
答えた私に砂川さんは真剣な顔で何度も頷き、両手を私の胸にゆっくりと伸ばしてきた・・・。
砂川さんの両手の指先が私の胸に触れた瞬間、私の身体はビックリする程大きく動いた。
それに驚いていると砂川さんも驚いた顔で私の顔を見ている。
そして・・・
「可愛い・・・。」
私のことを“可愛い”なんて言ってきて・・・
そんな嘘をさっきから言ってきて・・・
私のほとんど膨らんでいない胸を両手で優しく揉んできた。
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