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休憩室に入り、苺パフェを食べる。
そして、笑ってしまった・・・。
だって、味も全然違うから・・・。
あの子が作った苺パフェの方が、ずっとずっと、美味しかったから・・・。
“愛情が込められている”
いつか、あの子が言ってくれたお父さんの料理の話を思い出す・・・。
あの子の苺パフェには、凄い愛情が込められていたらしい・・・。
樹里のために・・・
樹里のために・・・。
あの子は、そういう子だから・・・。
“お節介”で、誰かのために感情を爆発させられる、そんな子だから・・・。
あの子のことを思い出しながら、苺パフェを全て食べた・・・。
そしたら・・・
「寒ー!!!!!」
それに笑った・・・。
凄い、笑った・・・。
久しぶりに、こんなに笑った気がする・・・。
笑ったら・・・
少しだけ、あの子が見えた・・・。
俺が笑うと、あの子はよく笑い返してくれていたから・・・。
あの子の笑顔が好きだった・・・。
“母ちゃん”がよく言っていた。
“最後に怒った顔になってしまった”と・・・
“お父さんは、困った顔をしていた”と・・・。
そんな言葉をよく聞いていたから、いつも笑うようにしていた。
それが、その人との最後の顔になるかもしれないから。
よかった・・・。
あの子の笑顔は、よく覚えている・・・。
最後も、泣きながらも笑ってくれていた・・・。
俺のことも、覚えているかな・・・。
もう、4年弱も会えていないけど・・・
少しだけでも、覚えているかな・・・。
そして、笑ってしまった・・・。
だって、味も全然違うから・・・。
あの子が作った苺パフェの方が、ずっとずっと、美味しかったから・・・。
“愛情が込められている”
いつか、あの子が言ってくれたお父さんの料理の話を思い出す・・・。
あの子の苺パフェには、凄い愛情が込められていたらしい・・・。
樹里のために・・・
樹里のために・・・。
あの子は、そういう子だから・・・。
“お節介”で、誰かのために感情を爆発させられる、そんな子だから・・・。
あの子のことを思い出しながら、苺パフェを全て食べた・・・。
そしたら・・・
「寒ー!!!!!」
それに笑った・・・。
凄い、笑った・・・。
久しぶりに、こんなに笑った気がする・・・。
笑ったら・・・
少しだけ、あの子が見えた・・・。
俺が笑うと、あの子はよく笑い返してくれていたから・・・。
あの子の笑顔が好きだった・・・。
“母ちゃん”がよく言っていた。
“最後に怒った顔になってしまった”と・・・
“お父さんは、困った顔をしていた”と・・・。
そんな言葉をよく聞いていたから、いつも笑うようにしていた。
それが、その人との最後の顔になるかもしれないから。
よかった・・・。
あの子の笑顔は、よく覚えている・・・。
最後も、泣きながらも笑ってくれていた・・・。
俺のことも、覚えているかな・・・。
もう、4年弱も会えていないけど・・・
少しだけでも、覚えているかな・・・。
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