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更衣室の中・・・




あの日以来、初めて・・・また、勝也にキスをされている。




最初から、凄い気持ち良いキスで・・・。
私の舌を味わうように、堪能するように、優しく丁寧に絡めていく・・・。




また、とろけてしまう・・・。




そう思った時・・・




勝也が唇を離した・・・。





勝也を見ると、勝也はまた泣いていた。
泣きながら、苦しそうな顔で私を見ていて・・・





「“もうしない”って言ったのに・・・ごめん。」





と・・・。





「ごめん・・・。
俺・・・今日は、莉央を送れない・・・。
今日は・・・無理だ、ごめん・・・。
先・・・帰れる・・・?」




泣きながら、でも笑いながら・・・私にそう言って・・・。





私は、首を振った・・・。






そして、勝也にゆっくりと、ゆっくりと、抱き付く・・・。






勝也の身体が少し震え、全身が固まって・・・
私は、自分のお腹の辺りに感じる勝也の・・・その・・・それが、固くなっているのに気付き、安心した。







だって・・・







だって・・・







私は、今日・・・







ずっと、止まらなかったから・・・。







ムラムラムラムラムラムラ




ムラムラムラムラムラムラムラムラ







と、止まらなかったから。







私だけじゃなく、勝也もそうなんだと分かり、安心した。
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