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副社長室の中、仕事が一区切りし・・・
デスクに項垂れた・・・。
下を向くどころか、項垂れた・・・。
昨晩、夜の12時を過ぎたけどまり姉の家を訪れた・・・。
初めて、部屋まで・・・。
お昼にばったり会ったから・・・。
地元ではなく、都会の街で・・・。
そして、別れ話をされた・・・。
俺と個人的に一切関わらない、俺のことを絶対に好きにならない・・・。
増田から言われた通り、まり姉はそこを守ろうとしているのだと思った・・・。
もう、それしかなかった・・・。
“まり姉って、岩渕さんだよね?”
そう伝え、俺は思い出していると言ったのに・・・。
なのに、まり姉はスマホの中でやっぱり別れようとしていて・・・。
あと考えられることは、もうそれしかなかった・・・。
俺のことを好きだと言っているのに・・・。
俺のことを大好きだと言っているのに・・・。
なのに、俺と別れようとしていて・・・。
そして、遂に別れ話をされた・・・。
だから行ってしまった・・・。
急に入った接待の後、妙子に電話を掛け部屋を聞いて・・・。
“サメのお姉さんの家”と聞いたのに、何故か妙子はサメの部屋を教えてきたけど・・・。
そしたら、出てきた・・・。
サメと押し問答をしていたら、出てきた・・・。
あれは完全に“まり姉”だった・・・。
メイクをしていないだけではなくて・・・
ピンク色のモコモコとした部屋着で、ナイトキャップというのを被っている“まり姉”だった・・・。
その姿には、再会してから1番精神を乱された・・・。
スマホの中で、あの姿で何度も言っていた・・・。
和君和君和君、好き好き、和君和君、大好き・・・と・・・。
そして・・・乱れまくった精神の中・・・
母さんや父さんからの言葉、“すぐに結婚すれば”や、“子どもを作って”という言葉・・・
そして・・・
“可愛い女の子がいたら普通やりたくなるだろ”
そんな言葉が乱れまくる精神の中で何度も響き渡り・・・
破壊力抜群に可愛いすぎる“まり姉”を、あんな感じで抱いてしまった・・・。
“正義”を考えていたら、もう守れないと思ったから・・・。
真理と俺の関係は、もう守ることは“難しい”と判断したから・・・。
そして、言ってしまった・・・。
言ってしまった・・・。
俺も恥ずかしかったけれど、言ってしまった・・・。
“可愛くて美味しい私のまり姉”
そう、言ってしまった・・・。
“これ言って別れるとかナシだぞ?”
そう聞いた俺に“まり姉”は頷いていたけど・・・
「言わなければよかったかもな・・・。」
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副社長室の中、仕事が一区切りし・・・
デスクに項垂れた・・・。
下を向くどころか、項垂れた・・・。
昨晩、夜の12時を過ぎたけどまり姉の家を訪れた・・・。
初めて、部屋まで・・・。
お昼にばったり会ったから・・・。
地元ではなく、都会の街で・・・。
そして、別れ話をされた・・・。
俺と個人的に一切関わらない、俺のことを絶対に好きにならない・・・。
増田から言われた通り、まり姉はそこを守ろうとしているのだと思った・・・。
もう、それしかなかった・・・。
“まり姉って、岩渕さんだよね?”
そう伝え、俺は思い出していると言ったのに・・・。
なのに、まり姉はスマホの中でやっぱり別れようとしていて・・・。
あと考えられることは、もうそれしかなかった・・・。
俺のことを好きだと言っているのに・・・。
俺のことを大好きだと言っているのに・・・。
なのに、俺と別れようとしていて・・・。
そして、遂に別れ話をされた・・・。
だから行ってしまった・・・。
急に入った接待の後、妙子に電話を掛け部屋を聞いて・・・。
“サメのお姉さんの家”と聞いたのに、何故か妙子はサメの部屋を教えてきたけど・・・。
そしたら、出てきた・・・。
サメと押し問答をしていたら、出てきた・・・。
あれは完全に“まり姉”だった・・・。
メイクをしていないだけではなくて・・・
ピンク色のモコモコとした部屋着で、ナイトキャップというのを被っている“まり姉”だった・・・。
その姿には、再会してから1番精神を乱された・・・。
スマホの中で、あの姿で何度も言っていた・・・。
和君和君和君、好き好き、和君和君、大好き・・・と・・・。
そして・・・乱れまくった精神の中・・・
母さんや父さんからの言葉、“すぐに結婚すれば”や、“子どもを作って”という言葉・・・
そして・・・
“可愛い女の子がいたら普通やりたくなるだろ”
そんな言葉が乱れまくる精神の中で何度も響き渡り・・・
破壊力抜群に可愛いすぎる“まり姉”を、あんな感じで抱いてしまった・・・。
“正義”を考えていたら、もう守れないと思ったから・・・。
真理と俺の関係は、もう守ることは“難しい”と判断したから・・・。
そして、言ってしまった・・・。
言ってしまった・・・。
俺も恥ずかしかったけれど、言ってしまった・・・。
“可愛くて美味しい私のまり姉”
そう、言ってしまった・・・。
“これ言って別れるとかナシだぞ?”
そう聞いた俺に“まり姉”は頷いていたけど・・・
「言わなければよかったかもな・・・。」
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