188 / 280
11
11-1
しおりを挟む
─────────────
─────────
────
「顔・・・それ、別人なのか?
普通に分かるけどな。」
「・・・あり得ないよ。
普通の人なら・・・あ、もしかして・・・和君も何か見えたり耳が良かったり・・・?」
「そういうのも特にねーけど。
妙子は動物的勘があるけど、俺にはねーし。」
和君はそう答え・・・
それからマジマジと私の顔を見下ろしてきて・・・。
「・・・あ~」
と、何か思い付いたらしい。
「なに・・・?」
「いや・・・」
「なに・・・?」
「いや・・・これ・・・言わない方がいいと思うからな・・・。」
急にそんな歯切れの悪い感じになった。
「なに・・・?気になる・・・。」
「いや・・・でも、まあ・・・。
これ言って別れるとかナシだぞ?」
和君にそう言われ・・・
私はちゃんと和君の彼女だったようなので、それが分かったのですぐに頷いた。
そしたら・・・
和君が・・・
和君が、言いにくそうに・・・
「可愛くて美味しい・・・私のまり姉・・・。」
と、言った・・・。
言ってしまった・・・。
─────────
────
「顔・・・それ、別人なのか?
普通に分かるけどな。」
「・・・あり得ないよ。
普通の人なら・・・あ、もしかして・・・和君も何か見えたり耳が良かったり・・・?」
「そういうのも特にねーけど。
妙子は動物的勘があるけど、俺にはねーし。」
和君はそう答え・・・
それからマジマジと私の顔を見下ろしてきて・・・。
「・・・あ~」
と、何か思い付いたらしい。
「なに・・・?」
「いや・・・」
「なに・・・?」
「いや・・・これ・・・言わない方がいいと思うからな・・・。」
急にそんな歯切れの悪い感じになった。
「なに・・・?気になる・・・。」
「いや・・・でも、まあ・・・。
これ言って別れるとかナシだぞ?」
和君にそう言われ・・・
私はちゃんと和君の彼女だったようなので、それが分かったのですぐに頷いた。
そしたら・・・
和君が・・・
和君が、言いにくそうに・・・
「可愛くて美味しい・・・私のまり姉・・・。」
と、言った・・・。
言ってしまった・・・。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

手を伸ばした先にいるのは誰ですか~愛しくて切なくて…憎らしいほど愛してる~【完結】
まぁ
恋愛
ワイン、ホテルの企画業務など大人の仕事、そして大人に切り離せない恋愛と…
「Ninagawa Queen's Hotel」
若きホテル王 蜷川朱鷺
妹 蜷川美鳥
人気美容家 佐井友理奈
「オークワイナリー」
国内ワイナリー最大手創業者一族 柏木龍之介
血縁関係のない兄妹と、その周辺の何角関係…?
華やかな人々が繰り広げる、フィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる