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フカフカのベッドの中で、和雄君に抱き締められながら横になっていて・・・
「私そろそろ帰らないと。」
「泊まっていこう・・・」
「何も持ってきてないから。」
「うん・・・あと少し・・・。」
何度繰り返したか分からないこのやり取りをまたして、また和雄君から強く抱き締められる・・・。
「何準備してたら泊まれる?
俺会社の近くで一人暮らししてるから、そっちに準備しておく。」
「一人暮らししてるんだ?」
「一応な・・・全然そっちに帰らないで実家にばっかり行ってるけどな・・・。」
和雄君がそう言いながら、私を抱き締めながら首筋に顔を埋めてきた。
「ちゃんとした物食べないと死にそうになるから・・・。」
「そんなに?」
私が笑いながら聞くと、和雄君がギュウ────...と私を抱き締めてきて小さく頷いた。
「準備しておくから・・・次は泊まって・・・。」
それに何て返事をしようか悩んでいると、和雄君が裸のままパッと立ち上がり・・・
ホテルにあったメモとペンを手に持った。
「はい、教えてください。」
急にこんな感じになりそれも面白くて笑いながら、普段使っているスキンケア用品やヘアケア用品を答えた。
それから、時計を見る・・・。
そろそろ12時・・・。
魔法がとける時間・・・。
「じゃあ、帰るね。」
「うん、送っていく。」
和雄君がそう言いながらスーツを着始めて・・・
「和雄君は泊まっていくんでしょ?
私はタクシーで帰るから。」
「1人でこんなスイートルームに泊まらねーだろ。」
「・・・じゃあ何でこの部屋予約してたの?」
不思議に思いながら、掛け布団の中でショーツやヌーブラを着けていく。
そんな私を和雄君は真剣な顔で見詰めてきて・・・
「俺の秘書、色んな意味でマジで優秀なんだよ。」
そんな・・・よく分からないことを言っただけだった。
「私そろそろ帰らないと。」
「泊まっていこう・・・」
「何も持ってきてないから。」
「うん・・・あと少し・・・。」
何度繰り返したか分からないこのやり取りをまたして、また和雄君から強く抱き締められる・・・。
「何準備してたら泊まれる?
俺会社の近くで一人暮らししてるから、そっちに準備しておく。」
「一人暮らししてるんだ?」
「一応な・・・全然そっちに帰らないで実家にばっかり行ってるけどな・・・。」
和雄君がそう言いながら、私を抱き締めながら首筋に顔を埋めてきた。
「ちゃんとした物食べないと死にそうになるから・・・。」
「そんなに?」
私が笑いながら聞くと、和雄君がギュウ────...と私を抱き締めてきて小さく頷いた。
「準備しておくから・・・次は泊まって・・・。」
それに何て返事をしようか悩んでいると、和雄君が裸のままパッと立ち上がり・・・
ホテルにあったメモとペンを手に持った。
「はい、教えてください。」
急にこんな感じになりそれも面白くて笑いながら、普段使っているスキンケア用品やヘアケア用品を答えた。
それから、時計を見る・・・。
そろそろ12時・・・。
魔法がとける時間・・・。
「じゃあ、帰るね。」
「うん、送っていく。」
和雄君がそう言いながらスーツを着始めて・・・
「和雄君は泊まっていくんでしょ?
私はタクシーで帰るから。」
「1人でこんなスイートルームに泊まらねーだろ。」
「・・・じゃあ何でこの部屋予約してたの?」
不思議に思いながら、掛け布団の中でショーツやヌーブラを着けていく。
そんな私を和雄君は真剣な顔で見詰めてきて・・・
「俺の秘書、色んな意味でマジで優秀なんだよ。」
そんな・・・よく分からないことを言っただけだった。
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