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そんな発言には驚きすぎて・・・
驚きすぎて・・・
「・・・どんな反応だよこれ?
すげー締まってめちゃくちゃ気持ち良いんだけど。」
そんなことを言いながら、和君がまた動き出してしまって・・・。
「待って・・・っあの・・・、気付いてたの・・・?」
「ハァッ・・・なにが?」
「私が、その・・・」
「ああ、岩渕さんだって気付いてたけど・・・。」
そう言って、また私の胸を大きな両手で揉みながら腰を動かしていて・・・。
「ちが・・・それもだけど、それより・・・先に・・・。」
「先に・・・?」
「私が・・・その・・・なんて言えばいいか・・・。
“彼女”が“まり姉”だって・・・気付いてたの・・・?」
「・・・気付いてたって?」
よく分かっていないような感じの和君が、本格的に色っぽく顔を歪め始めた・・・。
「だって・・・“彼女”と“まり姉”、全然違うでしょ・・・?」
「何が・・・?キャラ・・・?」
「キャラは・・・キャラだけど・・・っ。
顔・・・!!顔、全然違うよね・・・?」
「顔・・・?顔が何だよ・・・?」
和君が・・・コミュ障じゃない和君が・・・
私と全然会話にならない・・・。
そんな会話をしているうちに・・・
そんな間に・・・
「あ・・・和君、待って・・・一旦やめて・・・」
「無理だろ・・・」
そう言われ、激しく動いてきて・・・
2人でまたあんな感じになった・・・。
そして、やっと私の中からソレを抜いてくれ・・・
ベッドが気になったけれどそれ以上にこっちが気になって・・・
お互いに息が整っていないけれど、私は口を開いた。
「“彼女”と“まり姉”・・・詐欺メイクで別人になってるのに・・・その2人が同じ人だって、分かったの・・・?」
聞いた私に和君はまだよく分かっていないような顔をしている。
「顔・・・それ、別人なのか?
普通に分かるけどな。」
「・・・あり得ないよ。
普通の人なら・・・あ、もしかして・・・和君も何か見えたり耳が良かったり・・・?」
「そういうのも特にねーけど。
妙子は動物的勘があるけど、俺にはねーし。」
和君はそう答え・・・
それからマジマジと私の顔を見下ろしてきて・・・。
「・・・あ~」
と、何か思い付いたらしい。
「なに・・・?」
「いや・・・」
「なに・・・?」
「いや・・・これ・・・言わない方がいいと思うからな・・・。」
急にそんな歯切れの悪い感じになった。
「なに・・・?気になる・・・。」
「いや・・・でも、まあ・・・。
これ言って別れるとかナシだぞ?」
和君にそう言われ・・・
私はちゃんと和君の彼女だったようなので、それが分かったのですぐに頷いた。
そしたら・・・
和君が・・・
和君が、言いにくそうに・・・
「可愛くて美味しい・・・私のまり姉・・・。」
と、言った・・・。
言ってしまった・・・。
驚きすぎて・・・
「・・・どんな反応だよこれ?
すげー締まってめちゃくちゃ気持ち良いんだけど。」
そんなことを言いながら、和君がまた動き出してしまって・・・。
「待って・・・っあの・・・、気付いてたの・・・?」
「ハァッ・・・なにが?」
「私が、その・・・」
「ああ、岩渕さんだって気付いてたけど・・・。」
そう言って、また私の胸を大きな両手で揉みながら腰を動かしていて・・・。
「ちが・・・それもだけど、それより・・・先に・・・。」
「先に・・・?」
「私が・・・その・・・なんて言えばいいか・・・。
“彼女”が“まり姉”だって・・・気付いてたの・・・?」
「・・・気付いてたって?」
よく分かっていないような感じの和君が、本格的に色っぽく顔を歪め始めた・・・。
「だって・・・“彼女”と“まり姉”、全然違うでしょ・・・?」
「何が・・・?キャラ・・・?」
「キャラは・・・キャラだけど・・・っ。
顔・・・!!顔、全然違うよね・・・?」
「顔・・・?顔が何だよ・・・?」
和君が・・・コミュ障じゃない和君が・・・
私と全然会話にならない・・・。
そんな会話をしているうちに・・・
そんな間に・・・
「あ・・・和君、待って・・・一旦やめて・・・」
「無理だろ・・・」
そう言われ、激しく動いてきて・・・
2人でまたあんな感じになった・・・。
そして、やっと私の中からソレを抜いてくれ・・・
ベッドが気になったけれどそれ以上にこっちが気になって・・・
お互いに息が整っていないけれど、私は口を開いた。
「“彼女”と“まり姉”・・・詐欺メイクで別人になってるのに・・・その2人が同じ人だって、分かったの・・・?」
聞いた私に和君はまだよく分かっていないような顔をしている。
「顔・・・それ、別人なのか?
普通に分かるけどな。」
「・・・あり得ないよ。
普通の人なら・・・あ、もしかして・・・和君も何か見えたり耳が良かったり・・・?」
「そういうのも特にねーけど。
妙子は動物的勘があるけど、俺にはねーし。」
和君はそう答え・・・
それからマジマジと私の顔を見下ろしてきて・・・。
「・・・あ~」
と、何か思い付いたらしい。
「なに・・・?」
「いや・・・」
「なに・・・?」
「いや・・・これ・・・言わない方がいいと思うからな・・・。」
急にそんな歯切れの悪い感じになった。
「なに・・・?気になる・・・。」
「いや・・・でも、まあ・・・。
これ言って別れるとかナシだぞ?」
和君にそう言われ・・・
私はちゃんと和君の彼女だったようなので、それが分かったのですぐに頷いた。
そしたら・・・
和君が・・・
和君が、言いにくそうに・・・
「可愛くて美味しい・・・私のまり姉・・・。」
と、言った・・・。
言ってしまった・・・。
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