253 / 262
13
13-31
しおりを挟む
そして・・・、10月15日
「おめでとーーーーーーっっ!!!」
始業前の社内にみんなの拍手が鳴り響く。
誰かに言ったような気もするけど、誰に言ったのか分からないくらいの会話で・・・
今日の私の誕生日当日の朝、智と婚姻届を提出してきた。
そんな軽かった会話なのに、それをしっかり覚えていて、こんなお祝いまでしてくれるうちの会社のみんな。
そんなみんなを選んだ人、花崎さんが花束を抱えて私の所に来てくれる・・・。
私の大好きな花、真っ赤な赤いバラが沢山入っている花束・・・
きっと、花崎さんが選んでくれたんだろうな・・・と。
忙しかった花崎さんを見ながら、申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちがグチャグチャになる。
「屋敷さん、ご結婚おめでとうございます。」
「・・・こんなのいらないのに。」
そんな返事しか出来なくて・・・花束を受け取り・・・
こんなに綺麗で輝いている花束は見たことがなくて、やっぱり嬉しい気持ちが勝った。
そんな私を見ながら、花崎さんが顔中を嬉しそうな顔にして、笑った。
「あなた、相変わらずつまんない顔ね?」
「はい。」
「でも、良い表情になってきたじゃない。」
「それなら、よかったです。」
「おめでとーーーーーーっっ!!!」
始業前の社内にみんなの拍手が鳴り響く。
誰かに言ったような気もするけど、誰に言ったのか分からないくらいの会話で・・・
今日の私の誕生日当日の朝、智と婚姻届を提出してきた。
そんな軽かった会話なのに、それをしっかり覚えていて、こんなお祝いまでしてくれるうちの会社のみんな。
そんなみんなを選んだ人、花崎さんが花束を抱えて私の所に来てくれる・・・。
私の大好きな花、真っ赤な赤いバラが沢山入っている花束・・・
きっと、花崎さんが選んでくれたんだろうな・・・と。
忙しかった花崎さんを見ながら、申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちがグチャグチャになる。
「屋敷さん、ご結婚おめでとうございます。」
「・・・こんなのいらないのに。」
そんな返事しか出来なくて・・・花束を受け取り・・・
こんなに綺麗で輝いている花束は見たことがなくて、やっぱり嬉しい気持ちが勝った。
そんな私を見ながら、花崎さんが顔中を嬉しそうな顔にして、笑った。
「あなた、相変わらずつまんない顔ね?」
「はい。」
「でも、良い表情になってきたじゃない。」
「それなら、よかったです。」
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる