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オジさんとは、小さい頃からこういうやり取りをしていた。
オジさんから人間観察を怠らないよう言われていて、会った時はよくこうやってオジさんの意見を教えて貰う。
「大分よく見てえてきたな。
うちの会社に面接に来たら、即採用。
ああいう豪速球投げる奴は1人いていいんだよな。」
オジさんの例えは、いつも野球になる。
「なかなかいねーんだよ、ああいう奴は。
成長するにつれて投げられなくなってくるからな。
普通怖いだろ?誰も受け取れない球を投げ続けるなんて。」
「そうだね、怖いよね。」
豪速球じゃなくても僕は投げられない。
どんなに遅い球でも、誰も受け取ってくれないから。
僕の前には、誰も人が立っていないから。
「ま、俺はもっと可愛い女がタイプだけどな!」
「そうなの?あの子すごく可愛いのに?」
そんな会話をしていたら、人が段々増えてきて・・・
その女の子の姿も見えなくなってしまった・・・。
オジさんから人間観察を怠らないよう言われていて、会った時はよくこうやってオジさんの意見を教えて貰う。
「大分よく見てえてきたな。
うちの会社に面接に来たら、即採用。
ああいう豪速球投げる奴は1人いていいんだよな。」
オジさんの例えは、いつも野球になる。
「なかなかいねーんだよ、ああいう奴は。
成長するにつれて投げられなくなってくるからな。
普通怖いだろ?誰も受け取れない球を投げ続けるなんて。」
「そうだね、怖いよね。」
豪速球じゃなくても僕は投げられない。
どんなに遅い球でも、誰も受け取ってくれないから。
僕の前には、誰も人が立っていないから。
「ま、俺はもっと可愛い女がタイプだけどな!」
「そうなの?あの子すごく可愛いのに?」
そんな会話をしていたら、人が段々増えてきて・・・
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