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「屋敷さん、昨日も向こうの店舗来てなかった?」
向かいの店舗、約半年前まで私が担当していた店舗の店長。
今でも下着を買う時はここで買うし、今の担当店舗に来た時は必ずここにも寄っていく。
「はい。明日から、売り出し方をまた変えてみるつもりです。」
「あそこは・・・大変そうだよね。」
「はい。なので、明日からは・・・うちのセクシー系を全面的に押します。」
店長が驚いた顔をしている。
「あの・・・可愛い下着?
あれって・・・セクシーなの?」
「全然セクシーじゃないわよ。
私の意見ほとんど通らなかったもの。」
店長が大笑いしながら手を叩く。
「お願いがあるんです。」
真面目に話す私に、店長も真面目な顔になる。
「ここに来たお客さんに・・・向こうの店舗にも違う系統のセクシーな下着が入ってるって・・・言ってもらえませんか?」
店長が驚いた顔で、私を見た・・・。
頭を深く下げる・・・。
「言ってもらうだけでいいんです・・・。
毎回言ってもらわなくてもいいんです・・・。
たまにでも、店長の気が向いた時にでも、少しだけでも・・・。
お願い出来ませんか・・・?」
向かいの店舗、約半年前まで私が担当していた店舗の店長。
今でも下着を買う時はここで買うし、今の担当店舗に来た時は必ずここにも寄っていく。
「はい。明日から、売り出し方をまた変えてみるつもりです。」
「あそこは・・・大変そうだよね。」
「はい。なので、明日からは・・・うちのセクシー系を全面的に押します。」
店長が驚いた顔をしている。
「あの・・・可愛い下着?
あれって・・・セクシーなの?」
「全然セクシーじゃないわよ。
私の意見ほとんど通らなかったもの。」
店長が大笑いしながら手を叩く。
「お願いがあるんです。」
真面目に話す私に、店長も真面目な顔になる。
「ここに来たお客さんに・・・向こうの店舗にも違う系統のセクシーな下着が入ってるって・・・言ってもらえませんか?」
店長が驚いた顔で、私を見た・・・。
頭を深く下げる・・・。
「言ってもらうだけでいいんです・・・。
毎回言ってもらわなくてもいいんです・・・。
たまにでも、店長の気が向いた時にでも、少しだけでも・・・。
お願い出来ませんか・・・?」
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