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営業に出ていなかった女の子達が、私のデスクの周りに皆すぐに集まってくれた。
「ここの店舗、知ってると思うけど売上げが上がらない。
むしろ、下がる一方なのよ。
・・・どうしたら、いいと思う?」
皆を見渡す・・・。
大丈夫、この子達は・・・
花崎さんが選んだ子達・・・
「お願い、私を支えて・・・。」
そう言って、頭を下げた私に・・・
「もっと早く言いなよ。」
そんな言葉が聞こえ、顔を上げると・・・
野村さんが困った顔で笑っている。
「うちらも気になってたけど、屋敷さんが1人でやりきりたいのかと思ってたから何も言わなかったんだよね。」
「そうだったの・・・?」
皆を見渡すと、皆が笑いながら頷いた。
私は、声を上げて笑ってしまった・・・
“1人で立っていられることと、1人で何でも出来るということは、必ずしもイコールではないからね”
そうね、私1人じゃ出来ないこともあるみたい。
「お願い、皆の意見を聞かせて?」
「ここの店舗、知ってると思うけど売上げが上がらない。
むしろ、下がる一方なのよ。
・・・どうしたら、いいと思う?」
皆を見渡す・・・。
大丈夫、この子達は・・・
花崎さんが選んだ子達・・・
「お願い、私を支えて・・・。」
そう言って、頭を下げた私に・・・
「もっと早く言いなよ。」
そんな言葉が聞こえ、顔を上げると・・・
野村さんが困った顔で笑っている。
「うちらも気になってたけど、屋敷さんが1人でやりきりたいのかと思ってたから何も言わなかったんだよね。」
「そうだったの・・・?」
皆を見渡すと、皆が笑いながら頷いた。
私は、声を上げて笑ってしまった・・・
“1人で立っていられることと、1人で何でも出来るということは、必ずしもイコールではないからね”
そうね、私1人じゃ出来ないこともあるみたい。
「お願い、皆の意見を聞かせて?」
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