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会議室の中、テーブルを挟んで向かい側に座る藤澤さんを見る。
面接の時以来、藤澤さんと話すのは初めて。
勿論、こうやって視線を交わしたことも。
爽やかな笑顔で私を見ていて、それを無視するかのように一旦視線を書類に落とす。
「上半期の社長賞、藤澤さんに決まりましたので。」
私の言葉に藤澤さんが驚き、爽やかに笑った。
「受賞式の時に何を言うか、考えておいてください。
それだけです、ありがとうございました。」
私が椅子から立ち上がった時・・・
「それ、いつ発表されるの?」
と・・・。
入社半年の藤澤さん、社内のこともまだそこまでよく分かっていない状況なのに、説明不足だったと反省した。
私は椅子に座り直し、藤澤さんを見る。
「明後日です。上半期の打ち上げパーティーで発表されます。」
「明後日・・・か。」
藤澤さんはテーブルの一点を見詰め、少しの間黙っている。
そして、顔を上げた・・・
その目は、希望で満ち溢れている目・・・
そんな目で、私を見詰める・・・。
「花崎さん、俺を選んでよかった?」
面接の時以来、藤澤さんと話すのは初めて。
勿論、こうやって視線を交わしたことも。
爽やかな笑顔で私を見ていて、それを無視するかのように一旦視線を書類に落とす。
「上半期の社長賞、藤澤さんに決まりましたので。」
私の言葉に藤澤さんが驚き、爽やかに笑った。
「受賞式の時に何を言うか、考えておいてください。
それだけです、ありがとうございました。」
私が椅子から立ち上がった時・・・
「それ、いつ発表されるの?」
と・・・。
入社半年の藤澤さん、社内のこともまだそこまでよく分かっていない状況なのに、説明不足だったと反省した。
私は椅子に座り直し、藤澤さんを見る。
「明後日です。上半期の打ち上げパーティーで発表されます。」
「明後日・・・か。」
藤澤さんはテーブルの一点を見詰め、少しの間黙っている。
そして、顔を上げた・・・
その目は、希望で満ち溢れている目・・・
そんな目で、私を見詰める・・・。
「花崎さん、俺を選んでよかった?」
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