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それから、オーシャンとお昼を外でも社員食堂でも食べたり、夜も飲みに行ったり・・・
夜は連日のようにあたしの部屋に来ては、小さな理由でも“仲直り”としてあたしを激しく抱いた。



そんなことを8月の最後まで・・・数日間だけど繰り返していたら、当たり前だけどこうなる・・・。



「真坂部長と付き合ったのー!?」



海に一緒に行った女の子3人と4人で飲みに行き、そう聞かれた。
それには生ビールを一気に飲んだ後に答えた。



「付き合ってないよ~!!
あたしは“女友達”なんだって!!」



「“女友達”の距離感じゃないからね!?
明は結構普通だけど、真坂部長が明と一緒にいる時はめちゃくちゃ距離近いから!!」



「真坂部長も明のこと好きなんじゃない?
もう告白しちゃえば?」



「“まさか”の明か~!!!
明に続いて他の女の子達も“友達”になろうとしてるけど、真坂部長と全然距離縮められないんだよね。
優しいけど絶対に近付けさせないんだよね~。」



女の子達がそう言って3人であたしの顔色を窺ってくるのが分かる。
それには苦笑いをしながら言った。



「“女友達”なんだよね、本当に。
お互いに夏休みは取らなかったから、夏の間は一緒に遊んでるんだよね。」



そう答ながら、ブラウスの下にある日焼けの後で出来た真っ白な水着を少し触れる。



この水着の跡がなくなるまで、あたしの“夏休み”とオーシャンの“夏休み”は続く。



それが秋になるのか、冬になるのか・・・。



でも、今年の水着の跡がなくなってしまっても・・・また来年の夏に日焼けすればいい。



そしたら来年の夏も・・・。



オーシャンと一緒に夏休みを・・・。
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