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お店が終わった後にオーシャンと少しだけ喋る・・・。
そんなことをしばらくの間楽しんでいた。
「“女社長”、お仕事お疲れ~!!!」
“女社長”が今週初めての来店をした。
お姉ちゃんが絶世の美女として今夜も来店したのを笑顔で迎える。
可愛い人や綺麗な人の空気の中にいる度、数日前までは自分もそうなんじゃないかと錯覚出来ていた。
でも、今あたしはこの男みたいな顔でよかったと思っている。
「最近は更に元気そうだね!?
“お姉ちゃん”は嬉しいよ~!!!」
まだお酒も飲んでいないはずのお姉ちゃんが、テンション高くそんなことを言ってきたので笑ってしまった。
他の従業員のみんなもまたお姉ちゃんに寄っていく。
そこには、初めてオーシャンも。
「“明”のお姉さんなんですか!?
はじめまして、“ひろみ”です!!」
オーシャンも凄いテンション高く自己紹介をした。
他のお客さんの時よりも凄いテンションが高いし空気も少しだけ盛り上がっていた。
「“ひろみ”君、はじめまして~!!
私は“明”の姉で、“女社長”してるの!!」
「明のお姉ちゃん来すぎだよー!!
女社長はこういう所でしか休めないのー!?」
「そうだよ!!大変なの~!!
今日もいっぱい飲んで喋ろー!!!」
お姉ちゃんが大声でそう言うと、従業員のみんなも盛上がった。
「“ひろみ”!!はじめましてだから、明のお姉ちゃんの隣座らせてもらいな!!」
「いや・・・俺はいいですよ!!」
「私の隣はそんなにイヤなの!?
それはショックだから~!!」
「いえ・・・では、失礼します!!」
オーシャンが変なテンションになりながら、お姉ちゃんの隣の席に座った。
「明~!!今日も来たよー!!」
それを見ていたら、あたしと仲良くしてくれているお客さんが来店してくれた。
そして盛上がっているお姉ちゃんの席を見る。
「明のねーちゃん、また来てるのか!!」
「女社長はこういう所でしか休めないんだって~!!」
「分かるよ~!!俺は社長じゃないけど、分かるよ~!!」
お客さんがそう言いながら、顔見知りになっているお姉ちゃんに手を振ると、お姉ちゃんも嬉しそうな顔をして手を振っていた。
そんなことをしばらくの間楽しんでいた。
「“女社長”、お仕事お疲れ~!!!」
“女社長”が今週初めての来店をした。
お姉ちゃんが絶世の美女として今夜も来店したのを笑顔で迎える。
可愛い人や綺麗な人の空気の中にいる度、数日前までは自分もそうなんじゃないかと錯覚出来ていた。
でも、今あたしはこの男みたいな顔でよかったと思っている。
「最近は更に元気そうだね!?
“お姉ちゃん”は嬉しいよ~!!!」
まだお酒も飲んでいないはずのお姉ちゃんが、テンション高くそんなことを言ってきたので笑ってしまった。
他の従業員のみんなもまたお姉ちゃんに寄っていく。
そこには、初めてオーシャンも。
「“明”のお姉さんなんですか!?
はじめまして、“ひろみ”です!!」
オーシャンも凄いテンション高く自己紹介をした。
他のお客さんの時よりも凄いテンションが高いし空気も少しだけ盛り上がっていた。
「“ひろみ”君、はじめまして~!!
私は“明”の姉で、“女社長”してるの!!」
「明のお姉ちゃん来すぎだよー!!
女社長はこういう所でしか休めないのー!?」
「そうだよ!!大変なの~!!
今日もいっぱい飲んで喋ろー!!!」
お姉ちゃんが大声でそう言うと、従業員のみんなも盛上がった。
「“ひろみ”!!はじめましてだから、明のお姉ちゃんの隣座らせてもらいな!!」
「いや・・・俺はいいですよ!!」
「私の隣はそんなにイヤなの!?
それはショックだから~!!」
「いえ・・・では、失礼します!!」
オーシャンが変なテンションになりながら、お姉ちゃんの隣の席に座った。
「明~!!今日も来たよー!!」
それを見ていたら、あたしと仲良くしてくれているお客さんが来店してくれた。
そして盛上がっているお姉ちゃんの席を見る。
「明のねーちゃん、また来てるのか!!」
「女社長はこういう所でしか休めないんだって~!!」
「分かるよ~!!俺は社長じゃないけど、分かるよ~!!」
お客さんがそう言いながら、顔見知りになっているお姉ちゃんに手を振ると、お姉ちゃんも嬉しそうな顔をして手を振っていた。
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