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オーシャンからティッシュを渡してもらい、あたしの口の中のモノや鼻血を・・・。
脱力していた身体も空気を読む力も戻ったので、オーシャンの空気を読む。
やっぱり、死にそうな空気だった・・・。
今にも死んでしまいそうな空気だった・・・。
“ごめんね”は違うと思うし、“ありがとう”も違う。
でも、“仲直り”は出来たと思うから・・・。
これだけは伝えたかったし聞きたかった。
空気を読みながらも、空気を動かす・・・。
「オーシャン、凄い気持ち良かった・・・。
ハマっちゃいそうになるくらい気持ち良かった・・・。」
「それは良かったけど・・・。
明ちゃんってハマると凄いハマるんだよね。
ちゃんと好きな人と・・・“彼氏”とするんだよ?」
オーシャンは悲しそうな顔で小さく笑いながらそう言った。
だから、あたしも言う。
無理矢理でも空気を動かして、聞く。
「オーシャンは好きな人と、“彼女”としてたの?」
あたしの言葉にオーシャンの空気が固まった。
その空気にあたしの空気を重ねる。
「可愛い女の子、“彼女”のことがちゃんと好きだったの?
人生で初めてこういうことをしたあたしをあんなに気持ち良く出来たのは、その“彼女”としてたからでしょ?」
あたしの問い掛けにオーシャンの空気が大きく揺れて動揺していく・・・。
それは分かるけど、それでも聞く。
あえて空気を読まずに聞く。
「オーシャンは“ゲイ”なのに、何で女の子と7年間も付き合ってたの?」
.
脱力していた身体も空気を読む力も戻ったので、オーシャンの空気を読む。
やっぱり、死にそうな空気だった・・・。
今にも死んでしまいそうな空気だった・・・。
“ごめんね”は違うと思うし、“ありがとう”も違う。
でも、“仲直り”は出来たと思うから・・・。
これだけは伝えたかったし聞きたかった。
空気を読みながらも、空気を動かす・・・。
「オーシャン、凄い気持ち良かった・・・。
ハマっちゃいそうになるくらい気持ち良かった・・・。」
「それは良かったけど・・・。
明ちゃんってハマると凄いハマるんだよね。
ちゃんと好きな人と・・・“彼氏”とするんだよ?」
オーシャンは悲しそうな顔で小さく笑いながらそう言った。
だから、あたしも言う。
無理矢理でも空気を動かして、聞く。
「オーシャンは好きな人と、“彼女”としてたの?」
あたしの言葉にオーシャンの空気が固まった。
その空気にあたしの空気を重ねる。
「可愛い女の子、“彼女”のことがちゃんと好きだったの?
人生で初めてこういうことをしたあたしをあんなに気持ち良く出来たのは、その“彼女”としてたからでしょ?」
あたしの問い掛けにオーシャンの空気が大きく揺れて動揺していく・・・。
それは分かるけど、それでも聞く。
あえて空気を読まずに聞く。
「オーシャンは“ゲイ”なのに、何で女の子と7年間も付き合ってたの?」
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