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そして、次の日・・・



「頭ガンガンする・・・。」



「気持ち悪い・・・。」



「俺、まだ起きれません・・・。」



女の子2人と若い男の子は布団から起き上がれずにいる。
あの後、表情も空気も一切変化させることのないオーシャンに・・・真坂部長に戻った。



あたしの知るオーシャンはこうではなくて。
もっともっと表情豊かだったし、色んな空気もだしていた。
優しくて穏やかな人だったけど、さっきみたいなオーシャンがあたしの中でのオーシャンだった。



だから、表情も空気も一切変わらない・・・一定のオーシャンはオーシャンというよりも真坂部長!!という感じ。



あたしはオーシャンが一般企業で働いているのは知っていたけど、会社名とかは気にしていなかった。
だから前の会社のことを知らなかった。



うちの会社が吸収合併した経営コンサルティングの会社。
その会社でオーシャンが働いているとは知らなくて。



オーシャンをこんな風にしたのはその会社なのだと思うし・・・。
前の会社でオーシャンは何をしてたのか気になっていた。



「真坂部長と明は二日酔いになってないな!!」



途中でコソコソといなくなった2人は、あたしが朝起きたら戻ってきていた。
夜の海から戻ったオーシャンとあたしで布団を敷き、そこに酔い潰れた2人をテキパキと移動させ自分達も横になった。



オーシャンはあたしから離れた場所で・・・。
あたしに筋肉隆々の背中を向けて・・・。
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