上 下
120 / 226
6

6-17

しおりを挟む
そして、親父が玄関の扉を開けようドアノブに手を伸ばした時、外からドアノブがゆっくりと動き・・・



玄関の扉がゆっくりと、開いた・・・。



細い女の人で、真知子の母親なのだとは分かった。
真知子とは違いサラサラの髪の毛で、眼鏡をかけている。
でも、顔は・・・そんなに似ていないようにも思った。
真知子は、オッサンにも母親にも顔が似ていない。
雰囲気は、母親によく似ていた。



そんな母親は、玄関にいた親父と俺を交互に見て物凄く驚いている。
それはそうだ、いきなり玄関に人がいたら驚くし、親父と会ったことがあるようだから社長だとも分かる。



でも、その驚き方は・・・かなり挙動不審だった。
親父からは“しっかりした人”と聞いていたから、それには驚いた。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

我慢するだけの日々はもう終わりにします

恋愛 / 完結 24h.ポイント:724pt お気に入り:5,966

わたしが嫌いな幼馴染の執着から逃げたい。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:20,252pt お気に入り:2,572

元ヤンが転生したら悪役令嬢だったんだけど。喧嘩上等!?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:177

吸血鬼の花嫁です

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:49

処理中です...