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小学3年生が終わり、春休み・・・。
「小太郎、父さんの職場の人の家に一緒に遊びに行こうか?」
「はあ?行かねーよ。
親父1人で行ってこいよ、それか兄貴。」
「小学校5年生の・・・次で小学校6年生になる女の子もいるからね。
小太郎と2つ違いだから、小太郎の方がいいと思う。」
「何も良くねーだろ。
俺だといつ暴走するか分からねーからな!
女なんてすぐピーピーギャーギャー泣き喚いて、親父大変だぞ?」
俺がそう言ったら、親父が何故か大笑いをした。
「あの人の娘さんだったら、そんなことにはならないと思うよ。
なんていうか・・・平和で普通の人だから。」
「・・・それで何がどう大丈夫なんだよ?」
「弱いようで弱くもないし、強くは絶対にないけど・・・なんというか、いると癒されるんだよ。
近くにいると、思わずフッと力が抜けてね。」
「・・・親父が職場の人の家に行くなんて初めてだしな。」
「うん、遊びに行ってみたいんだ。
奥さんはしっかりした人だった。
娘さん・・・どんな感じなのかも気になって。
あの人とあの奥さんの娘さん、気になるんだよ。
すぐ近くの社宅だから、一緒に行ってみよう。」
「・・・社宅?平社員かよ!?」
「役職は就いてるよ。」
「それでも社宅に住んでるような奴の家に社長が遊びに行くって、そいつどんな奴だよ!?」
「小太郎、父さんの職場の人の家に一緒に遊びに行こうか?」
「はあ?行かねーよ。
親父1人で行ってこいよ、それか兄貴。」
「小学校5年生の・・・次で小学校6年生になる女の子もいるからね。
小太郎と2つ違いだから、小太郎の方がいいと思う。」
「何も良くねーだろ。
俺だといつ暴走するか分からねーからな!
女なんてすぐピーピーギャーギャー泣き喚いて、親父大変だぞ?」
俺がそう言ったら、親父が何故か大笑いをした。
「あの人の娘さんだったら、そんなことにはならないと思うよ。
なんていうか・・・平和で普通の人だから。」
「・・・それで何がどう大丈夫なんだよ?」
「弱いようで弱くもないし、強くは絶対にないけど・・・なんというか、いると癒されるんだよ。
近くにいると、思わずフッと力が抜けてね。」
「・・・親父が職場の人の家に行くなんて初めてだしな。」
「うん、遊びに行ってみたいんだ。
奥さんはしっかりした人だった。
娘さん・・・どんな感じなのかも気になって。
あの人とあの奥さんの娘さん、気になるんだよ。
すぐ近くの社宅だから、一緒に行ってみよう。」
「・・・社宅?平社員かよ!?」
「役職は就いてるよ。」
「それでも社宅に住んでるような奴の家に社長が遊びに行くって、そいつどんな奴だよ!?」
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