上 下
89 / 226
5

5-15

しおりを挟む
「副社長、こちらでしたか。」



しばらく2人の笑い声を聞いていたら、男の人が副社長を呼んだ。
見てみると、副社長の秘書の男の人だった。



「ああ・・・。
君、この2人どう見える?
飯田さんが内定を出したいそうだ。」



副社長が秘書にそんなことを聞くと、秘書の男の人が2人をジッと見て・・・



少し長めにジッと見て・・・



面白そうに笑った。




「やっぱり、御社にお願いして良かったです。
飯田さん、凄いですね。」



「俺は、スーツの心配をした。」



「そうですね・・・。」




秘書が困った顔で笑った。





「ご自身の性別のスーツを着ていただけると嬉しいのですが・・・。
お二人とも・・・。」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

我慢するだけの日々はもう終わりにします

恋愛 / 完結 24h.ポイント:717pt お気に入り:5,966

わたしが嫌いな幼馴染の執着から逃げたい。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:20,181pt お気に入り:2,572

元ヤンが転生したら悪役令嬢だったんだけど。喧嘩上等!?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:177

吸血鬼の花嫁です

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:49

処理中です...