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「真知子ちゃん、好きな食べ物何?」
「えっと・・・あの・・・」
急にそんなことを聞かれて、何も答えられなくなる。
仕事でのことなら少し返事が出来るけど、こういう会話は苦手だから。
「酒だよな?」
と、小太郎君が・・・私の腕を痛いくらい引っ張りながら、答えた。
すぐに私から手を離し、小太郎君が珍しく大人な笑顔・・・凛太郎さんの笑顔になる。
「初めまして、株式会社キャリアステージOneTwoの葛西です。」
そう言って、人事部の男の人に名刺を渡した。
「ああ、真知子ちゃんの会社ですね。」
「・・・はい。
飯田には毎日業務報告の必要がありますので、ここで失礼致します。
採用が終了しましたら、また誘ってやってください。」
「御社・・・凄いよね。凄い働くよね?
よくそれで離職率0だよね?」
「飯田が揃えている社員ですので。」
「それって、働くのが好きな人達ばっかりってこと?」
「冒険者であり演奏者でもある社員ですね。
では、失礼します。」
「えっと・・・あの・・・」
急にそんなことを聞かれて、何も答えられなくなる。
仕事でのことなら少し返事が出来るけど、こういう会話は苦手だから。
「酒だよな?」
と、小太郎君が・・・私の腕を痛いくらい引っ張りながら、答えた。
すぐに私から手を離し、小太郎君が珍しく大人な笑顔・・・凛太郎さんの笑顔になる。
「初めまして、株式会社キャリアステージOneTwoの葛西です。」
そう言って、人事部の男の人に名刺を渡した。
「ああ、真知子ちゃんの会社ですね。」
「・・・はい。
飯田には毎日業務報告の必要がありますので、ここで失礼致します。
採用が終了しましたら、また誘ってやってください。」
「御社・・・凄いよね。凄い働くよね?
よくそれで離職率0だよね?」
「飯田が揃えている社員ですので。」
「それって、働くのが好きな人達ばっかりってこと?」
「冒険者であり演奏者でもある社員ですね。
では、失礼します。」
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