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真っ暗なままの小太郎君の部屋。
そのベッドの上に、ゆっくり降ろされ・・・
その流れの中で小太郎君が私の上に覆い被さってきた・・・。



「・・・ンッ」



深いキスをされ、私の舌をゆっくりと優しく絡めてくる。
こんな風にされるのは、酔い潰れた時でもされたことはなくて・・・。



深いキスをされながら、小太郎君が私の眼鏡を外した・・・。



そして、ゆっくりと唇を離し・・・



鼻先と鼻先をくっつけてきた・・・



「やりたい・・・」



「あの・・・でも・・・」



「初めて?」



「当たり前だよ・・・。」



「凛太郎さんって呼んでいいから、やらせて・・・。
真知ちゃんって、呼ぶから・・・。」



それには、耳が痛くて・・・



涙が、流れた・・・。
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