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「青さんって面白いよね。」
「それも家族と友達からはよく言われる。」
「彼女さんからは?」
聞いた私にまた青さんの面白い話が始まった。
散々イかされまくって眠くなっている私でも、青さんの話はこんなにも爆笑出来た。
眠い中でも青さんの話なら“ダメ女”の私でも聞けるかもしれない。
聞きたいかもしれない。
青さんと“ほぼ夫婦”でいられるのは、ノンノンを妊娠していないと分かるまでの約1ヶ月の間だけ。
その間だけなら、こうして青さんと過ごす時間は“幸せな結婚生活”になるのかもしれない。
そう思いながらも・・・
「その話、長くなる?」
「じゃあ、続きはベッドで。
風呂ソッコーで入ってくるから俺のベッドで待ってろよ?」
「うん、フリでしょ?
自分のベッドでちゃんと寝るよ。」
「“ほぼ夫婦”なんだから同じベッドで寝るのが普通だろ!!!?」
「・・・・・・・今日はもう面倒だから青さんのベッドで寝てる。
それについては暇な時に話し合おう。」
「夫婦喧嘩を放棄すんなよ!!」
「こんなに低レベルな喧嘩、夫婦喧嘩じゃないでしょ!!」
「夫婦でした喧嘩なら夫婦喧嘩だろ!!
内容なんて関係ねーから!!」
「うちらは本当の夫婦じゃないから夫婦喧嘩でもないでしょ。」
「またお前、そうやって俺のことを悲しませて遊びやがって!!!」
「うるさいなぁ!!!
早くお風呂入ってきてよ!!!」
「俺は昔から煩いんだよ!!!
“ほぼ旦那”になっても煩いに決まってるだろ!!!」
めちゃくちゃ煩い私の”ほぼ旦那さん”が、お風呂場へと消えていった。
「タイプの女の子と幸せになって欲しいとは思うけど、難しいのかな・・・。」
めちゃくちゃ不安になったけれど、それを振り切るように青さんの寝室へと歩き出す。
「絶対に大丈夫。
普通に楽しいし普通に良い人だし、普通に格好良いし。
うん、普通普通、あれくらいのクセは普通の範囲内。」
自分自身に言い聞かせるように、大きなベッドに入り・・・
「ねぇ、血・・・!!!ついてる!!!」
シーツに私の生理の血がついているのに気付き、こんな時間にこんな眠気でシーツを替えた。
「私、やっぱり1ヶ月でも無理かも・・・!!」
”ダメ秘書“なだけではなく”ダメ女“でもあった私が深夜に嘆いた。
でも、青さんの弱みを握る為にも・・・
「1ヶ月限定の”ほぼ奥さん“、頑張ります・・・。」
譲社長の姿を思い浮かべながら、気合いを入れた。
「それも家族と友達からはよく言われる。」
「彼女さんからは?」
聞いた私にまた青さんの面白い話が始まった。
散々イかされまくって眠くなっている私でも、青さんの話はこんなにも爆笑出来た。
眠い中でも青さんの話なら“ダメ女”の私でも聞けるかもしれない。
聞きたいかもしれない。
青さんと“ほぼ夫婦”でいられるのは、ノンノンを妊娠していないと分かるまでの約1ヶ月の間だけ。
その間だけなら、こうして青さんと過ごす時間は“幸せな結婚生活”になるのかもしれない。
そう思いながらも・・・
「その話、長くなる?」
「じゃあ、続きはベッドで。
風呂ソッコーで入ってくるから俺のベッドで待ってろよ?」
「うん、フリでしょ?
自分のベッドでちゃんと寝るよ。」
「“ほぼ夫婦”なんだから同じベッドで寝るのが普通だろ!!!?」
「・・・・・・・今日はもう面倒だから青さんのベッドで寝てる。
それについては暇な時に話し合おう。」
「夫婦喧嘩を放棄すんなよ!!」
「こんなに低レベルな喧嘩、夫婦喧嘩じゃないでしょ!!」
「夫婦でした喧嘩なら夫婦喧嘩だろ!!
内容なんて関係ねーから!!」
「うちらは本当の夫婦じゃないから夫婦喧嘩でもないでしょ。」
「またお前、そうやって俺のことを悲しませて遊びやがって!!!」
「うるさいなぁ!!!
早くお風呂入ってきてよ!!!」
「俺は昔から煩いんだよ!!!
“ほぼ旦那”になっても煩いに決まってるだろ!!!」
めちゃくちゃ煩い私の”ほぼ旦那さん”が、お風呂場へと消えていった。
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めちゃくちゃ不安になったけれど、それを振り切るように青さんの寝室へと歩き出す。
「絶対に大丈夫。
普通に楽しいし普通に良い人だし、普通に格好良いし。
うん、普通普通、あれくらいのクセは普通の範囲内。」
自分自身に言い聞かせるように、大きなベッドに入り・・・
「ねぇ、血・・・!!!ついてる!!!」
シーツに私の生理の血がついているのに気付き、こんな時間にこんな眠気でシーツを替えた。
「私、やっぱり1ヶ月でも無理かも・・・!!」
”ダメ秘書“なだけではなく”ダメ女“でもあった私が深夜に嘆いた。
でも、青さんの弱みを握る為にも・・・
「1ヶ月限定の”ほぼ奥さん“、頑張ります・・・。」
譲社長の姿を思い浮かべながら、気合いを入れた。
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