187 / 345
12
12-16
しおりを挟む
青さんの部屋の大きな大きなベッドに座り、青さんがスーツを脱いでいく姿から目が離せないままで。
「奥さんにメールを送った犯人、見付かったな。」
「うん、青さんが絶対に好きそうな顔の女の人だった。
守君の友達っていう島倉さんの彼女さん。
守君も顔だけは知ってるらしいよ?」
「守からも聞いた。
さっきミツヤマの社員情報で写真を見てみたら確かに俺のタイプの女で、”何で俺に紹介しなかったんだ“って怒っておいた。」
「それ、木下さんも島倉さんに青さんのことで同じことを言ったらしいよ。」
笑顔を必死に作ってそう言った。
私のことを”愛している“と言っている青さんは、そんなことを”普通“に言う。
やっぱり、私への愛はちゃんとした愛ではないのだと分かる。
苦しいくらいに分かる。
「そんな嫌そうな顔で俺の身体見てくるなよ。
スウェット着るまでそっぽ向いてろ。」
「青さんって本当に女心が分からない・・・。」
「だからそれは当たり前だろ。
俺は弟しかいないうえに男子校出身の、男の中の男なんだよ。
守も兄貴しかいない奴だけど俺とは違って共学出身なうえに女友達はいるし、俺とは違って普通よりちょっとデカいくらいのチ◯コしかない男だから、俺より女心は分かるらしい。
俺はほら、チ◯コまで”男!!!!“だろ?」
「うん、なんでボ◯キしてるの?」
「望に見られながら着替えてたら興奮してきた。」
「キモいって。」
”キモい“とは言いながらも普通に笑えた。
数秒前まで”苦しい“と思っていたのに、今はこんなにも普通に笑えているし、こんなにも楽しい気持ちにもなっている。
”私はやっぱり、青さんのことが好きだな。“
そう思いながら、ボクサーパンツだけの姿の青さんがスウェットのズボンを履こうとしている姿を眺め、言った。
「青さんは身体も格好良いよ。」
私の本当の言葉に青さんの動きはピタッと止まり・・・
ゆっくりと、私のことを見てきた。
「マジで?」
「うん。」
「あいつの身体より格好良いと思う?」
「一平さん?」
「他に誰がいるんだよ。」
「だって、私は一平さんの身体は見たことがないし。」
「1度も・・・、マジで、チラッとも見たことねーの?」
「うん。」
「”お兄ちゃん“の身体は?」
「・・・・・・上半身は、あったかな~。
お兄ちゃんの身体とか気になったことがないから覚えてないや。
お兄ちゃんが中学を卒業してから一緒に住んでなかったし。」
「本物の異性のきょうだいだと本当にそんな感じなのかよ・・・。
ラッキースケベがコロコロしすぎてて、望と一緒に暮らし始めてから俺なんて頻繁にチ◯コギンギンなんだけど。」
スウェットのズボンを履くことをしなかった青さんが、ボ◯キをしているのがボクサーパンツからでも分かる姿で私の目の前まで歩いてきた。
それには凄くドキドキとしていると・・・
「今日の飯なに?」
そんな質問をこんな感じで聞いてきて。
「唐揚げ。」
「マジか・・・・。」
青さんが少しだけ無言になった後、また口を開いた。
「すげー腹減ってるけど、それよりも・・・」
青さんがもっと私に近寄り・・・
「俺の格好良い身体、望に触って欲しい。」
そう言って・・・
「少しで良いから・・・。
俺は、タイプの女よりも、望とずっと一緒にいられない未来しかなくても、望に“今”少しでも触って貰えた方が幸せだから・・・。」
大きな片手で、自分のおちんちんを隠すように覆った。
「俺の汚ねーチ◯コはちゃんと隠しておくから・・・。」
凄く凄く苦しそうな顔の顔さんが私のことを必死な顔で見下ろしてくる。
「望・・・・。」
私のことを”望“と呼んで・・・
「触って・・・・・・。」
自分の望みを必死に伝えてくる。
全然タイプではない私にそんな望みを抱いている可哀想な青さんに、私はゆっくりと手を伸ばした。
少しだけ指先で触れた青さんの身体はこっちがビックリするほど大きく跳ね、それには”可愛い”と思って。
こんなに“格好良い”青さんのことを私は“可愛い”とも思えて。
青さんの身体に、自分の手をゆっくりと滑らせていった。
「奥さんにメールを送った犯人、見付かったな。」
「うん、青さんが絶対に好きそうな顔の女の人だった。
守君の友達っていう島倉さんの彼女さん。
守君も顔だけは知ってるらしいよ?」
「守からも聞いた。
さっきミツヤマの社員情報で写真を見てみたら確かに俺のタイプの女で、”何で俺に紹介しなかったんだ“って怒っておいた。」
「それ、木下さんも島倉さんに青さんのことで同じことを言ったらしいよ。」
笑顔を必死に作ってそう言った。
私のことを”愛している“と言っている青さんは、そんなことを”普通“に言う。
やっぱり、私への愛はちゃんとした愛ではないのだと分かる。
苦しいくらいに分かる。
「そんな嫌そうな顔で俺の身体見てくるなよ。
スウェット着るまでそっぽ向いてろ。」
「青さんって本当に女心が分からない・・・。」
「だからそれは当たり前だろ。
俺は弟しかいないうえに男子校出身の、男の中の男なんだよ。
守も兄貴しかいない奴だけど俺とは違って共学出身なうえに女友達はいるし、俺とは違って普通よりちょっとデカいくらいのチ◯コしかない男だから、俺より女心は分かるらしい。
俺はほら、チ◯コまで”男!!!!“だろ?」
「うん、なんでボ◯キしてるの?」
「望に見られながら着替えてたら興奮してきた。」
「キモいって。」
”キモい“とは言いながらも普通に笑えた。
数秒前まで”苦しい“と思っていたのに、今はこんなにも普通に笑えているし、こんなにも楽しい気持ちにもなっている。
”私はやっぱり、青さんのことが好きだな。“
そう思いながら、ボクサーパンツだけの姿の青さんがスウェットのズボンを履こうとしている姿を眺め、言った。
「青さんは身体も格好良いよ。」
私の本当の言葉に青さんの動きはピタッと止まり・・・
ゆっくりと、私のことを見てきた。
「マジで?」
「うん。」
「あいつの身体より格好良いと思う?」
「一平さん?」
「他に誰がいるんだよ。」
「だって、私は一平さんの身体は見たことがないし。」
「1度も・・・、マジで、チラッとも見たことねーの?」
「うん。」
「”お兄ちゃん“の身体は?」
「・・・・・・上半身は、あったかな~。
お兄ちゃんの身体とか気になったことがないから覚えてないや。
お兄ちゃんが中学を卒業してから一緒に住んでなかったし。」
「本物の異性のきょうだいだと本当にそんな感じなのかよ・・・。
ラッキースケベがコロコロしすぎてて、望と一緒に暮らし始めてから俺なんて頻繁にチ◯コギンギンなんだけど。」
スウェットのズボンを履くことをしなかった青さんが、ボ◯キをしているのがボクサーパンツからでも分かる姿で私の目の前まで歩いてきた。
それには凄くドキドキとしていると・・・
「今日の飯なに?」
そんな質問をこんな感じで聞いてきて。
「唐揚げ。」
「マジか・・・・。」
青さんが少しだけ無言になった後、また口を開いた。
「すげー腹減ってるけど、それよりも・・・」
青さんがもっと私に近寄り・・・
「俺の格好良い身体、望に触って欲しい。」
そう言って・・・
「少しで良いから・・・。
俺は、タイプの女よりも、望とずっと一緒にいられない未来しかなくても、望に“今”少しでも触って貰えた方が幸せだから・・・。」
大きな片手で、自分のおちんちんを隠すように覆った。
「俺の汚ねーチ◯コはちゃんと隠しておくから・・・。」
凄く凄く苦しそうな顔の顔さんが私のことを必死な顔で見下ろしてくる。
「望・・・・。」
私のことを”望“と呼んで・・・
「触って・・・・・・。」
自分の望みを必死に伝えてくる。
全然タイプではない私にそんな望みを抱いている可哀想な青さんに、私はゆっくりと手を伸ばした。
少しだけ指先で触れた青さんの身体はこっちがビックリするほど大きく跳ね、それには”可愛い”と思って。
こんなに“格好良い”青さんのことを私は“可愛い”とも思えて。
青さんの身体に、自分の手をゆっくりと滑らせていった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
サディストの飼主さんに飼われてるマゾの日記。
風
恋愛
サディストの飼主さんに飼われてるマゾヒストのペット日記。
飼主さんが大好きです。
グロ表現、
性的表現もあります。
行為は「鬼畜系」なので苦手な人は見ないでください。
基本的に苦痛系のみですが
飼主さんとペットの関係は甘々です。
マゾ目線Only。
フィクションです。
※ノンフィクションの方にアップしてたけど、混乱させそうなので別にしました。
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話
mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。
クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。
友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる