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亀さんが抱いてた赤ちゃんの人形の”ノンノン“がこの望のことだと知ったのは、”お兄ちゃん“が俺のことを増田清掃から独立させる為に他の秘書の奴らの前で一芝居してきた時だった。
”ノンノンが死んだら代わりに望のことを猫可愛がりしろよ。
ノンノンっていう名前は、望が小さい頃に亀さんと俺が呼んでた呼び方なんだよ。“
亀さんの姿に衝撃を受けすぎていた俺は、あの人形の”ノンノン“が望のことだとは気付けていなかった。
そんな俺と喧嘩別れをする為に”お兄ちゃん“が一芝居をしてきた時に初めて、あのノンノンが望なのだと知った。
それが分かったうえで、俺は”お兄ちゃん“の芝居に乗った。
増田清掃とは別に、増田財閥の傘下ではない清掃会社が俺も必要だと思っていたからそれには乗った。
その言葉には心からムカついたし、それには本気で乗った。
だから増田財閥の奴らは俺が何の為にワンスターエージェントを立ち上げたか知らない。
名前だけのもう1人の代表取締役、一平にも俺がめちゃくちゃ怒りまくっていたので、資本金だけ一平が助けたと思っている奴らが大半だった。
俺がワンスターエージェントを立ち上げたのは、俺の1番の戦友だった一平のことを今度は俺が助ける為でもある。
信じられないことに、一平は望のことが女としても好きだった。
女としても愛していた。
思い返すとそんなようなことはあった。
鎌田は気付いていたくらいだし、絶対に気付けないことではなかったはずで。
でも、俺には理解が出来なかった。
”お兄ちゃん“はあまりにも恐ろしい男だったから置いておき、一平は副会長に立候補する程度のお坊ちゃまで。
俺のことは徹底的に支え、徹底的に助けてくれた副会長だったけど、あくまで副会長だったくらいの男で。
俺からしてみたら優秀とはいえない”普通“のお坊ちゃまだった一平が、家にラッキースケベが転がりまくっている状態にずっっっっと我慢が出来る”普通“ではないチ◯コを持っていた。
”優秀になれる男なのに勿体無い“という気持ちから、一平にも悪いコトをしてみろよという想いからエロい話をしていた俺には大きな衝撃だった。
”普通“のラッキースケベどころか、両想いだと分かっているこんなにチョロいラッキースケベがコロコロしている同じ家で、一平は何も手を出すことはなかった。
何も手を出さなかったどころの騒ぎではない。
何もなかった・・・。
一平は、何も・・・何も、望に渡すことはしなかった・・・。
”起きたらまた頑張るから・・・。
まだまだ、頑張るから・・・。
私にはご主人様から貰った饅頭もあるから・・・。
まだまだ、ご主人様の為に頑張れるから・・・。”
亀さんは小関の人間から饅頭を受け取ることが出来ていたのに、一平は望に何も渡すことがなかった。
「ごめんな・・・。」
青く光る望の寝顔に謝る。
“望が一生大切にしていくその第2ボタンは一平の第2ボタンじゃない・・・。
俺の第2ボタンなんだよ・・・。”
亀さんが望んでいたことは、普通の女の子になることだった。
そしてそんな亀さんが立派な秘書になり望んだことは、望が普通の女の子になることだった。
それなのに、秘書になることから逃げずに必死に歩き続けていた望に、俺は渡したかった。
望がこれからの人生で頑張る為のモノをどうしても渡したいと思った。
それは、俺がやったことがない誰かや何かを想った嘘ではなく、死ぬ気で守り続けると決めたくらいの嘘だった。
俺が増田財閥を崩壊させるまでの間、普通の女の子よりも可愛すぎる望が無理矢理にでも笑っていられる為に、俺が望の笑顔を死ぬ気で守り続ける為の嘘だった。
俺の汚いチ◯コをしゃぶってきた望の唇を見て、今はもう特に何とも思わない自分に酷く安心をする。
ちゃんと仕舞えたらしい。
ラッキースケベにチ◯コは反応しまくるけど、俺は望への気持ちをちゃんと心の奥底に仕舞えている。
きっと、仕舞えている。
今日も何度も何度も自分に言い聞かせ、望の背中を叩いた。
「望、そろそろ閉館。」
俺の言葉にゆっくりと目を開けた望の大きな瞳が青く光り輝く。
そのめちゃくちゃ綺麗な青を見てドキッともしたけれど、これはたぶん違う。
こいつのこの顔はめちゃくちゃ可愛いと俺だって思うけど、俺のタイプの顔ではないし。
こいつは“ノンノン“の本当の生まれ変わりではないし。
こいつが本気で愛しているのは一平のことだし。
こいつは一平のモノだし。
こいつの心も身体も・・・一平のモノだし。
こいつの愛も、一平のモノだし・・・。
「久しぶりにグッスリ眠れた・・・。
久しぶりっていうか・・・なんだか初めてこんなに眠れた・・・。」
この”愛“の顔は俺に懐いている顔で。
亀さんほどの”愛“ではないし、亀さんみたいな”愛“ではない。
「青さん、ありがとう。」
それは分かっている。
そんなのはちゃんと分かっている。
それはちゃんと、理解している。
「青さんに会えなくなってからも青い空を見上げれば、いつも青さんに会えてたんだぁ。
青さんといえば青い空だったけど、暗い中で光る青も凄く綺麗・・・。」
寝惚けた顔で笑う望がそんなことを言う。
「私の上に広がる青い空はいつも綺麗だったけど、暗い中でも青はこんなにも綺麗なんだねぇ・・・。」
きっと亀さんほどではないけど、でも確実にどの彼女達よりも”愛“のある顔でそんなことを言ってくる。
「なんか・・・ちょっとだけですけど、デートみたいですね。」
めちゃくちゃ嬉しそうに、でもめちゃくちゃ悲しそうな顔で望がそう言って、俺の横からゆっくりと立ち上がった。
青く光る水槽を見詰め、そんな顔で笑う。
「普通のデートは私には出来ないけど、でも・・・今日はここに来られて凄く嬉しかったです・・・。」
青く光り輝く望が両手で胸の真ん中をおさえた。
隣にいる俺のことなど何も考えていないことがそれで分かる。
俺の第2ボタンを一平の第2ボタンだと信じ、その胸の中にいる一平を一生想い続ける。
「今日ここに来られたことも一生忘れません。
これから私は暗い道でもちゃんと歩いて行けそうです。」
青く光り輝く水槽から視線を移し、俺のことを見下ろした。
「青さん、ありがとう。」
ここの青が俺は凄く好きだった。
凄く凄く好きで・・・。
だからだと思う。
だからこんな言葉が浮かんでくるんだと思う。
”妊娠してたら、俺と”普通“に結婚しよう。“
”普通に・・・“
”普通の男と女として・・・“
”財閥とか分家とか秘書とか、そんなの全部放り投げて・・・“
”俺と結婚しよう?“
めちゃくちゃ苦しくなりながらその言葉を出そうと口を開いた俺のことを見て、望が楽しそうな顔で笑った。
「ごめん!!オナラ聞こえた!?」
それには全身が脱力し、膝に手をつき項垂れた。
「何がデートだよ・・・!!!
デート中に屁ぇこく女とかいねーからな!!?」
望は女だけど女ではないのだと分かる。
俺の”ほぼ家族“の望だから、屁だろうが何だろうが俺には何も気にしない。
めちゃくちゃムカつく・・・。
どうしようもなくムカつく・・・。
俺は望の”照之“にならないのではなく、望の”照之“には”なれない“のだとムカつくくらいに分かる。
もしも望が俺の子どもを妊娠していても、俺の子どもを産んだとしても、”撫でてあげて“なんて俺には絶対に言わない。
亀さんのようなあんな顔で、”愛してる“なんて絶対に言わない。
膝に置いた両手を強く握り締めてから立ち上がった。
「帰るぞ。」
そう言ってから数歩だけ歩き、振り返った。
「俺、誰かのことを想った隠し事をした。」
「鎌田さん?」
「あれは仕事。
仕事でも何でもなく、自分がやりたいと思うことじゃなくて誰かのことを想った隠し事。」
青く光る世界の中で望が首を傾げた。
笑えるくらいに似合わないコートなのにそれでもこんなにも可愛くて、凄い女だなと改めて思う。
「そんなのは到底理解出来ないと思ってたけど、初めて俺にも分かった。」
ダッフルコートだろうがこの似合わないコートだろうが、笑ってる顔だろうが泣いてる顔だろうが、怒ってる顔まで可愛い望に笑顔を作って笑い掛けた。
さっき浮かんだ言葉を望の為に隠した。
あんなことを言われても望が戸惑うだけだし、受け取ってくれることなんて絶対にないことも分かる。
俺は増田財閥のことも小関の”家“のことも加藤の”家“のことも理解をしている。
深く深く、深すぎるくらいに理解をしてしまった。
でも、俺はそれらを受け止めることはない。
そんなバカみたいなことは絶対に出来ない。
一平はあまりにも可哀想だったし、望なんてマジで・・・マジで可哀想で・・・可哀想で・・・
俺は・・・・
俺は・・・・。
青く光り輝く世界の中で俺のことを真っ直ぐと見詰めてくる望のことを見て、どうしようもなく”可愛い“と思ってしまったので無理だった。
俺には望のことを想った隠し事でも無理だった。
「と、思ったけど、やっぱり俺ってそういう奴じゃねーから無理だ!!」
作り笑いではなく爆笑しながら言った。
「やっぱ、もしも妊娠してたら俺と普通に結婚するぞ!!!」
めちゃくちゃ驚いている望に向かって身体ごと向き合った。
「まだあの財閥をぶっ壊すタイミングじゃねーから、そのタイミングが来るまでの間だけは俺が望の”照之“にも子どもの”照之“にもなってやるから!!!」
青sid···················
”ノンノンが死んだら代わりに望のことを猫可愛がりしろよ。
ノンノンっていう名前は、望が小さい頃に亀さんと俺が呼んでた呼び方なんだよ。“
亀さんの姿に衝撃を受けすぎていた俺は、あの人形の”ノンノン“が望のことだとは気付けていなかった。
そんな俺と喧嘩別れをする為に”お兄ちゃん“が一芝居をしてきた時に初めて、あのノンノンが望なのだと知った。
それが分かったうえで、俺は”お兄ちゃん“の芝居に乗った。
増田清掃とは別に、増田財閥の傘下ではない清掃会社が俺も必要だと思っていたからそれには乗った。
その言葉には心からムカついたし、それには本気で乗った。
だから増田財閥の奴らは俺が何の為にワンスターエージェントを立ち上げたか知らない。
名前だけのもう1人の代表取締役、一平にも俺がめちゃくちゃ怒りまくっていたので、資本金だけ一平が助けたと思っている奴らが大半だった。
俺がワンスターエージェントを立ち上げたのは、俺の1番の戦友だった一平のことを今度は俺が助ける為でもある。
信じられないことに、一平は望のことが女としても好きだった。
女としても愛していた。
思い返すとそんなようなことはあった。
鎌田は気付いていたくらいだし、絶対に気付けないことではなかったはずで。
でも、俺には理解が出来なかった。
”お兄ちゃん“はあまりにも恐ろしい男だったから置いておき、一平は副会長に立候補する程度のお坊ちゃまで。
俺のことは徹底的に支え、徹底的に助けてくれた副会長だったけど、あくまで副会長だったくらいの男で。
俺からしてみたら優秀とはいえない”普通“のお坊ちゃまだった一平が、家にラッキースケベが転がりまくっている状態にずっっっっと我慢が出来る”普通“ではないチ◯コを持っていた。
”優秀になれる男なのに勿体無い“という気持ちから、一平にも悪いコトをしてみろよという想いからエロい話をしていた俺には大きな衝撃だった。
”普通“のラッキースケベどころか、両想いだと分かっているこんなにチョロいラッキースケベがコロコロしている同じ家で、一平は何も手を出すことはなかった。
何も手を出さなかったどころの騒ぎではない。
何もなかった・・・。
一平は、何も・・・何も、望に渡すことはしなかった・・・。
”起きたらまた頑張るから・・・。
まだまだ、頑張るから・・・。
私にはご主人様から貰った饅頭もあるから・・・。
まだまだ、ご主人様の為に頑張れるから・・・。”
亀さんは小関の人間から饅頭を受け取ることが出来ていたのに、一平は望に何も渡すことがなかった。
「ごめんな・・・。」
青く光る望の寝顔に謝る。
“望が一生大切にしていくその第2ボタンは一平の第2ボタンじゃない・・・。
俺の第2ボタンなんだよ・・・。”
亀さんが望んでいたことは、普通の女の子になることだった。
そしてそんな亀さんが立派な秘書になり望んだことは、望が普通の女の子になることだった。
それなのに、秘書になることから逃げずに必死に歩き続けていた望に、俺は渡したかった。
望がこれからの人生で頑張る為のモノをどうしても渡したいと思った。
それは、俺がやったことがない誰かや何かを想った嘘ではなく、死ぬ気で守り続けると決めたくらいの嘘だった。
俺が増田財閥を崩壊させるまでの間、普通の女の子よりも可愛すぎる望が無理矢理にでも笑っていられる為に、俺が望の笑顔を死ぬ気で守り続ける為の嘘だった。
俺の汚いチ◯コをしゃぶってきた望の唇を見て、今はもう特に何とも思わない自分に酷く安心をする。
ちゃんと仕舞えたらしい。
ラッキースケベにチ◯コは反応しまくるけど、俺は望への気持ちをちゃんと心の奥底に仕舞えている。
きっと、仕舞えている。
今日も何度も何度も自分に言い聞かせ、望の背中を叩いた。
「望、そろそろ閉館。」
俺の言葉にゆっくりと目を開けた望の大きな瞳が青く光り輝く。
そのめちゃくちゃ綺麗な青を見てドキッともしたけれど、これはたぶん違う。
こいつのこの顔はめちゃくちゃ可愛いと俺だって思うけど、俺のタイプの顔ではないし。
こいつは“ノンノン“の本当の生まれ変わりではないし。
こいつが本気で愛しているのは一平のことだし。
こいつは一平のモノだし。
こいつの心も身体も・・・一平のモノだし。
こいつの愛も、一平のモノだし・・・。
「久しぶりにグッスリ眠れた・・・。
久しぶりっていうか・・・なんだか初めてこんなに眠れた・・・。」
この”愛“の顔は俺に懐いている顔で。
亀さんほどの”愛“ではないし、亀さんみたいな”愛“ではない。
「青さん、ありがとう。」
それは分かっている。
そんなのはちゃんと分かっている。
それはちゃんと、理解している。
「青さんに会えなくなってからも青い空を見上げれば、いつも青さんに会えてたんだぁ。
青さんといえば青い空だったけど、暗い中で光る青も凄く綺麗・・・。」
寝惚けた顔で笑う望がそんなことを言う。
「私の上に広がる青い空はいつも綺麗だったけど、暗い中でも青はこんなにも綺麗なんだねぇ・・・。」
きっと亀さんほどではないけど、でも確実にどの彼女達よりも”愛“のある顔でそんなことを言ってくる。
「なんか・・・ちょっとだけですけど、デートみたいですね。」
めちゃくちゃ嬉しそうに、でもめちゃくちゃ悲しそうな顔で望がそう言って、俺の横からゆっくりと立ち上がった。
青く光る水槽を見詰め、そんな顔で笑う。
「普通のデートは私には出来ないけど、でも・・・今日はここに来られて凄く嬉しかったです・・・。」
青く光り輝く望が両手で胸の真ん中をおさえた。
隣にいる俺のことなど何も考えていないことがそれで分かる。
俺の第2ボタンを一平の第2ボタンだと信じ、その胸の中にいる一平を一生想い続ける。
「今日ここに来られたことも一生忘れません。
これから私は暗い道でもちゃんと歩いて行けそうです。」
青く光り輝く水槽から視線を移し、俺のことを見下ろした。
「青さん、ありがとう。」
ここの青が俺は凄く好きだった。
凄く凄く好きで・・・。
だからだと思う。
だからこんな言葉が浮かんでくるんだと思う。
”妊娠してたら、俺と”普通“に結婚しよう。“
”普通に・・・“
”普通の男と女として・・・“
”財閥とか分家とか秘書とか、そんなの全部放り投げて・・・“
”俺と結婚しよう?“
めちゃくちゃ苦しくなりながらその言葉を出そうと口を開いた俺のことを見て、望が楽しそうな顔で笑った。
「ごめん!!オナラ聞こえた!?」
それには全身が脱力し、膝に手をつき項垂れた。
「何がデートだよ・・・!!!
デート中に屁ぇこく女とかいねーからな!!?」
望は女だけど女ではないのだと分かる。
俺の”ほぼ家族“の望だから、屁だろうが何だろうが俺には何も気にしない。
めちゃくちゃムカつく・・・。
どうしようもなくムカつく・・・。
俺は望の”照之“にならないのではなく、望の”照之“には”なれない“のだとムカつくくらいに分かる。
もしも望が俺の子どもを妊娠していても、俺の子どもを産んだとしても、”撫でてあげて“なんて俺には絶対に言わない。
亀さんのようなあんな顔で、”愛してる“なんて絶対に言わない。
膝に置いた両手を強く握り締めてから立ち上がった。
「帰るぞ。」
そう言ってから数歩だけ歩き、振り返った。
「俺、誰かのことを想った隠し事をした。」
「鎌田さん?」
「あれは仕事。
仕事でも何でもなく、自分がやりたいと思うことじゃなくて誰かのことを想った隠し事。」
青く光る世界の中で望が首を傾げた。
笑えるくらいに似合わないコートなのにそれでもこんなにも可愛くて、凄い女だなと改めて思う。
「そんなのは到底理解出来ないと思ってたけど、初めて俺にも分かった。」
ダッフルコートだろうがこの似合わないコートだろうが、笑ってる顔だろうが泣いてる顔だろうが、怒ってる顔まで可愛い望に笑顔を作って笑い掛けた。
さっき浮かんだ言葉を望の為に隠した。
あんなことを言われても望が戸惑うだけだし、受け取ってくれることなんて絶対にないことも分かる。
俺は増田財閥のことも小関の”家“のことも加藤の”家“のことも理解をしている。
深く深く、深すぎるくらいに理解をしてしまった。
でも、俺はそれらを受け止めることはない。
そんなバカみたいなことは絶対に出来ない。
一平はあまりにも可哀想だったし、望なんてマジで・・・マジで可哀想で・・・可哀想で・・・
俺は・・・・
俺は・・・・。
青く光り輝く世界の中で俺のことを真っ直ぐと見詰めてくる望のことを見て、どうしようもなく”可愛い“と思ってしまったので無理だった。
俺には望のことを想った隠し事でも無理だった。
「と、思ったけど、やっぱり俺ってそういう奴じゃねーから無理だ!!」
作り笑いではなく爆笑しながら言った。
「やっぱ、もしも妊娠してたら俺と普通に結婚するぞ!!!」
めちゃくちゃ驚いている望に向かって身体ごと向き合った。
「まだあの財閥をぶっ壊すタイミングじゃねーから、そのタイミングが来るまでの間だけは俺が望の”照之“にも子どもの”照之“にもなってやるから!!!」
青sid···················
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