【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました！

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同性が”そういう好き“な人のことを青さんは昔”気持ち悪い“と言っていて、それでも青さんに告白をした初めての同級生の男子がいた。
昨日青さんの会社の忘年会が開かれていたお店のオーナーさんであるあの男の人に告白をされた青さんは、”気持ち悪い“という失言にそれはそれは大後悔をし、あの男の人に何を伝えるか何日も何日も悩み続けていた。



そんな青さんに鎌田さんも連日付き合い、一緒に悩み、青さんの気持ちもあの男の人の気持ちも拾い上げながら2人に寄り添い続けた。



私の思い出の中にいるいつも綺麗で格好良い鎌田さんのことを思い浮かべていると、青さんは何も答えなかった。



何も答えなかったのでそれが正解なのだと思っていた、その時・・・



「違う・・・・。
いや、それも多少はあるのかもしれないけど、それとも違う・・・。」



そんな曖昧な返事をした青さんが、また大きく泣いた。



また大きく泣いて・・・



泣いて・・・



泣き続けて・・・



そして私の身体の上で、寝た。



私にめちゃくちゃ難しい問題を残したまま、大きなイビキをかきながら寝てしまった。



「えぇぇ～・・・？」



それには笑いながら、めちゃくちゃ重い青さんに押し潰されそうになりながらも、何だか嬉しい気持ちにもなりながら私も目を閉じた。