【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

5

5-103

クリスマス、デートは出来ないけど・・・
またエロ親父と過ごせれば・・・




そう、思っていたのに・・・





「大丈夫か！？“レアキャラ”！！」




レストランのオープンキッチンから、“シェフ”が樹里に声を掛けてくる。




「平日だけどさ！！クリスマスなのに・・・なんで樹里だけしかホールいないわけ！？」



「試験だろ！試験！！！」



「どんな試験！？」



「入社試験！！！“秘書”もあった！！！」




“シェフ”も忙しそうにしながら、樹里に話し掛けてくる。




「“レアキャラ”、あのデカイ会社に入るのに、筆記も面接もなかっただろ！？
だから今、試験されてる！！」



「なんでここで、このタイミングで！？」



「俺も知らねーけど、何か意味はあるんだろ！！
とにかく・・・どうにかしろよ？」




キッチンの前に並べられた料理を見る・・・




「クリスマスだからって張り切って、コース料理6本も新しいの作らないでよ！！」



「“お姉ちゃん”は5本やりきったぞ！！」



「1本増えてるし！！！」




今朝、ある意味“お姉ちゃん”になったお姉ちゃんをチラッと思い出しながら・・・
文句を言い、“シェフ”の顔を見る。




「いつもより、分かりやすい顔してて？」



「どんな顔だよ！？」