【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

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それから月日はまた流れて・・・
樹里は、大学3年生になった。



大学の校舎内を歩いていると、今日も樹里のことをジロジロと見てくる。



樹里は可愛いし・・・
それに・・・
まだ、お兄ちゃんからのお下がりを着ている。
髪の毛はツインテールで、ヘアゴムは赤いリボンの子ども用だからかも。



大学生になると、みんなお洒落で可愛い格好になっていて・・・ブレそうになる・・・。



でも、樹里は未だにバイト1つ受からない。
それに、この格好じゃないとお姉ちゃんが樹里のことを気付かないと可哀想だから。



樹里は、中学でも制服を着ていなかった。
これだけはお母さんが知り合いからお下がりを貰ってきてくれたけど・・・
初日だけ着て、止めた。



学校帰りに変なオジサンに凄い話し掛けられたし、家まで付きまとってきたり。
結局学校に戻って事情を話して、翌日から樹里はジャージでの生活になった。
真夏でも上下長袖だった。



それでもよく変なオジサンから話し掛けられたし、結構大変だったけど。
でも、制服の時よりは・・・気持ち悪い顔がマシになっていた。



高校は制服のない高校にしたから、今と同じ格好を。



正直、凄い恥ずかしいけど・・・
樹里はブレない。
ブレたくない。
樹里は・・・お姉ちゃんに、会いたい。