【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

Bu-cha

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最後は、よく分からないまま終わった・・・。



「樹里・・・余計なこと、考えすぎ・・・」



「考えるでしょ。
死んでからのことを考えながら、陸のそれを受け入れたんだから。」



「俺の・・・どんな凶器だよ!?」



「ある意味、凶器だから。
それで、樹里は・・・地獄に行く。」



「地獄?」



「陸も地獄に行く。」




ベッドの上、腕枕をしてくれている陸が・・・地獄に行くのに嬉しそうに笑った。




「樹里と一緒なら、地獄でも何でもいいな。」



「地獄で会えたら、樹里と結婚させてあげてもいいよ。」



「そうだな・・・それも、いいな・・・」




陸が面白そうに笑って、樹里を抱き締めた・・・。




「明日、副社長に退職届出すから。」



「うん・・・」




そしたらもう・・・二度と会えなくなる・・・。




陸に、二度と会えなくなる・・・。





地獄に行くまで、会えなくなる・・・。





この世で、最後の最後に・・・





1回でも繋がれてよかった・・・。





元々、繋がっていなかったけど・・・






身体の肝心な所だけでも、繋がれて・・・







樹里は幸せだった・・・。







早く、地獄に行きたい・・・。







早く、地獄に行きたい・・・。







そしたら、今度は・・・次は・・・







やっと、陸のお嫁さんに、なれる・・・。







乱れているツインテールの髪の毛を、右手の人差し指に巻いた・・・







そして、いつものように左手を見る・・・。








早く・・・







早く・・・








地獄に、行きたい・・・。
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