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「樹里ちゃんの書類選考通過した子達・・・良い子が多いね?」
一次面接から数日が経った時、隣に座る女の先輩が言ってきた。
「うん、会ってみたらみんな可愛かった。」
「そうだね、新卒の子達ってみんな可愛いよね?」
女の先輩がそんなことを言っていて・・・言い返そうとした時、次の子が案内されて来たようなのでまた扉を見た。
そろそろ、長かった一次面接も終わる・・・。
結構可愛い子も多かったし、樹里が良いと思っている子は履歴書なんて見なくても覚えている。
数人しかいなかったから。
少し冷房が効き過ぎてきた部屋の中、ロリコンエロ親父から借りたジャケット・・・肩に掛けたジャケットに、少しくるまった。
樹里の嫌いじゃない匂い・・・むしろ、樹里の大好きな匂いがする・・・。
でも、これはロリコンエロ親父の匂いとも違う。
鼻は良くないけど、でも、これはロリコンエロ親父の匂いじゃない・・・。
結婚したロリコンエロ親父から、何故この匂いがするのかは分からないけど・・・
でも、この匂いは・・・樹里が1番リラックス出来る匂い。
そんなことを思っていた時・・・
また、扉がノックされ・・・
入って、きた。
入ってきた・・・。
入ってきた・・・。
今までの子達とは、比べ物にならない・・・
夏生と同じくらい、可愛い子が・・・
入ってきた・・・。
夏生の風とも違う、
どこか冷たいような、流れるような、風と一緒に・・・
入ってきた・・・。
一次面接から数日が経った時、隣に座る女の先輩が言ってきた。
「うん、会ってみたらみんな可愛かった。」
「そうだね、新卒の子達ってみんな可愛いよね?」
女の先輩がそんなことを言っていて・・・言い返そうとした時、次の子が案内されて来たようなのでまた扉を見た。
そろそろ、長かった一次面接も終わる・・・。
結構可愛い子も多かったし、樹里が良いと思っている子は履歴書なんて見なくても覚えている。
数人しかいなかったから。
少し冷房が効き過ぎてきた部屋の中、ロリコンエロ親父から借りたジャケット・・・肩に掛けたジャケットに、少しくるまった。
樹里の嫌いじゃない匂い・・・むしろ、樹里の大好きな匂いがする・・・。
でも、これはロリコンエロ親父の匂いとも違う。
鼻は良くないけど、でも、これはロリコンエロ親父の匂いじゃない・・・。
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でも、この匂いは・・・樹里が1番リラックス出来る匂い。
そんなことを思っていた時・・・
また、扉がノックされ・・・
入って、きた。
入ってきた・・・。
入ってきた・・・。
今までの子達とは、比べ物にならない・・・
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入ってきた・・・。
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どこか冷たいような、流れるような、風と一緒に・・・
入ってきた・・・。
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