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面接の部屋の中・・・
「そろそろ午後の面接始まるけど、午前中にやってみて何か聞きたいことある?」
隣に座る女の先輩に聞かれ、少し考える。
「この紙、良くない子の分も書かないとダメ?」
樹里の目の前には、面接をする子の評価シートが。
評価を1つずつしていかなきゃいけないけど、項目も結構あるし・・・こんな具体的なことを聞かれても樹里にはよく分からない。
「それを見返しながら、後で通過者の選定をこのメンバーでしていくんだよね。」
「そうなんだ・・・結構大変だね。
パッと見て、その場で判断出来ないわけね。
面接3回もしないといけないこの子達も大変だけどね。」
「たまに・・・本当にたまに、1回や2回の子もいる。
夏生は、確か1回だった。」
「夏生?」
「面接の時の評価シートは・・・良い方だったけど、もっと良い子もいて。
でも・・・何となく、逃しちゃいけない気が全員一致で。」
女の先輩が、珍しく真剣な顔をしている。
「同業他社に持っていかれる前に、早めに内々定出すこともある。
10月1日に本内定になるけど、内々定出した子で別な企業に行った子はいないから、早めに出すこともある。」
「内々定・・・。」
「うちらで最終判断は出来ないから、“面談”っていう形で社長に見て貰ってから、内々定になる流れかな。」
「そろそろ午後の面接始まるけど、午前中にやってみて何か聞きたいことある?」
隣に座る女の先輩に聞かれ、少し考える。
「この紙、良くない子の分も書かないとダメ?」
樹里の目の前には、面接をする子の評価シートが。
評価を1つずつしていかなきゃいけないけど、項目も結構あるし・・・こんな具体的なことを聞かれても樹里にはよく分からない。
「それを見返しながら、後で通過者の選定をこのメンバーでしていくんだよね。」
「そうなんだ・・・結構大変だね。
パッと見て、その場で判断出来ないわけね。
面接3回もしないといけないこの子達も大変だけどね。」
「たまに・・・本当にたまに、1回や2回の子もいる。
夏生は、確か1回だった。」
「夏生?」
「面接の時の評価シートは・・・良い方だったけど、もっと良い子もいて。
でも・・・何となく、逃しちゃいけない気が全員一致で。」
女の先輩が、珍しく真剣な顔をしている。
「同業他社に持っていかれる前に、早めに内々定出すこともある。
10月1日に本内定になるけど、内々定出した子で別な企業に行った子はいないから、早めに出すこともある。」
「内々定・・・。」
「うちらで最終判断は出来ないから、“面談”っていう形で社長に見て貰ってから、内々定になる流れかな。」
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