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「樹里、お疲れ!」
夏生が満面の笑みで樹里に笑い掛けてくれるから、樹里も笑い返した。
樹里の格好を少し眺めた後、夏生はいつも懐かしそうな顔をする。
「樹里は何を着てても可愛いね。」
「そうなの、だって樹里が可愛いからね?」
樹里がそう返すと、夏生が大笑いしながら自分のロッカーへ。
「今日は社内にいたの?
樹里全然気付かなかった、広報部は階も違うし。」
「今日は途中から出社。
先にイベントがあったんだよね。
これは、流石にいらないよね?」
夏生が樹里に見せてきた物を見て、樹里のツボに完全に入ったので大笑いした。
だって、競泳水着だったから。
「それはいらない!樹里泳げないし!」
「水泳やってない身体だもんね?
樹里、肩幅広くないし!」
「夏生泳ぐでしょ?夏生使いなよ!」
「最近、行く時間ないからな~。」
そう言いながらも幸せそうに笑う夏生。
夏生の左手の薬指には、婚約指輪と並んで結婚指輪が光っている。
夏生が満面の笑みで樹里に笑い掛けてくれるから、樹里も笑い返した。
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「今日は途中から出社。
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夏生が樹里に見せてきた物を見て、樹里のツボに完全に入ったので大笑いした。
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※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです)
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