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世界大戦になっちゃうかもね。
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ガダ・ダン戦争が終結しなければ、核兵器不使用条約は成立しないらしい、とエバは理解した。
「この戦争を終わらせるために、私たちにできることはないでしょうか」とエバは会議で発言した。
「ガダ軍が撤兵すればいいでしょう。もともとガダが始めた戦争です。ガダの兵が城壁の外に引けば、和平ができる。七か国でガダ合藩国にただちに撤兵するよう求める共同声明を発表しましょう」とサラエル・ラモン首席枢機卿が言った。エデンアダム復活国はダン城壁連合と宗教的に関係が深く、ガダの勝利を望んでいない。
「ガダにだけ一方的に求めても、彼らが応じるとは考えられない。ダンが国境線を越えて城壁を築いたのは事実です。ダン城壁連邦は不当な占拠をやめ、壁を造り直さなくてはならない」とティロ・ファロ外務大臣が反論した。ナテム共和国はダン連邦の西隣に位置し、国境問題を抱えている。国内にはガダ・ダン戦争の機に応じて、ダンを攻撃すべきだと主張する強硬派も存在する。
「当面は停戦など望むべくもないでしょう。どちらの国も熱くなっている」とミシェル・フォン副会頭が言った。ハッシリ企業連合国はガダとダンのどちらにも兵器を輸出しており、戦争が続けば続くほど儲かる。
「さようですな。しばらくは様子見をするしかありますまい」とレッド・ハル宰相が言った。ワイズ商王国にも巨大な軍需産業が存在する。
「放っておいたら、核戦争になるかもしれないじゃないですか!」とエバは叫んだ。「それはだめでしょう?」
「負けそうになったら、どちらの国もためらわずに核兵器を使うでしょうね。核攻撃の応酬になり、ガダもダンも共倒れになる。すると、広大な無政府地帯と大量の難民が発生して、世界の秩序は乱れ、また別の新たな紛争を誘発する」とミモ・リモ副議長が答えた。
「世界大戦になっちゃうかもね」とプリラ・グレイ教皇がつぶやいた。
「ガダとダンには早く停戦してもらわないと!」エバの悲痛な声が会議場に響いた。「私、戦場へ行きます」
「待ちなさい。あなたが戦場へ行っても、何も解決しません」とビン・ハーン主席が言った。
「でも、何かしないと!」エバは立ち上がり、両手でテーブルを叩いた。バン、という音が鳴り響いた。エバは各国の要人たちを見渡した。彼らの目は冷めていた。熱くなっているのは自分だけだった。
そのとき、一人の蛇人が会議場に入って来て、ハーン主席に紙片を渡した。それを見た主席の顔色が変わった。
「皆さん、すでに核戦争が発生しました」と彼は言った。「ダン連邦が戦術核兵器を使用しました。ガダ陸軍は甚大な被害を受けた模様です。おい、テレビを点けろ!」
ハーン主席に命じられて、パピルス人民共和国の事務局員が会議場の隅に置かれていたテレビの電源ボタンを押した。黒々としたキノコ雲が画面に浮かび上がった。映像が雲の下に移動する。火と煙とがれきがあった。壊れた戦車も。
「核兵器が使用されました。先ほどまで布陣していたガダ軍の戦車師団が消滅しています」とテレビのスピーカーが叫んでいる。
「なんてことを。これ以上核兵器を使ってはいけない」エバは画面を見て震えた。
「無理でしょう。ガダは必ず報復する。それもできる限り速やかに」とミシェル・フォン副会頭が言った。
テレビの映像が切り替わり、マイクを持った蛇人が映った。
「こちらはカイザリンです」ダン連邦の首都からの中継だった。
「ガダから打ち上げられた飛翔物体がカイザリンに接近しているとの情報があります。戦略核ミサイルと思われます」
テレビ画面が青空に変わる。その空にミサイルらしき物体が三つ飛んでいる。
「あれが本当に核ミサイルなら、私は助からないかもしれません」とマイクを持った人物が言った。
「ダン連邦は迎撃しないのでしょうか。ああ、今、迎撃ミサイルらしき物が発射されました」
カイザリンに落ちてくる三発の大型のミサイルとそれを撃ち落とそうとするミサイル群が交差する。二発は迎撃が成功し、高空で爆散した。だが、残り一発の核ミサイルには命中しなかった。カメラはそれが地上で爆発する瞬間を映していた。
「ああっ! 市街地で爆発。至近です。うわーっ!」
閃光と爆炎が映った後、テレビの映像が灰色になり、ザーッという雑音がスピーカーから流れた。
「中継が途絶えました。カイザリンで核爆発が起きた模様です。しばらくはエデンのスタジオからお伝えします。エデンでは今、七か国首脳会議が行われていますが、対応は協議されているのでしょうか」
テレビ画面の中でアナウンサーが話しているとき、会議場で事務局員が叫んだ。
「テレビ局が会議場にカメラを入れたいと言ってきてます!」
「今はだめだ。追い返せ!」とハーン主席が叫び返した。
「国と連絡を取りたい」とティロ・ファロ外務大臣が言った。
「皆さん、その必要があるでしょうね。この会議場では対応できない。パピルスビルに移りましょう」とハーン主席が答えた。
車が七台、会議場に横付けされた。各国の要人たちは次々に乗り込んだ。エバはハーン主席の車に同乗した。
「これからどうなるのでしょう」
「さぁ。私にもわかりませんね」
車はパピルスビルに向かって走り出した。ビルで要人たちはそれぞれに与えられた貴賓室に入った。ハーン主席は最上階に行き、エバは九十八階の自室に戻った。彼女はすぐにテレビを点けた。
「新しい情報です。ガダの首都ケイジョウで核爆発が起こったとのことです」
エバは事態が最悪の方向に向かっていることを知った。ガダとダンの核戦争が進行している。
「この戦争を終わらせるために、私たちにできることはないでしょうか」とエバは会議で発言した。
「ガダ軍が撤兵すればいいでしょう。もともとガダが始めた戦争です。ガダの兵が城壁の外に引けば、和平ができる。七か国でガダ合藩国にただちに撤兵するよう求める共同声明を発表しましょう」とサラエル・ラモン首席枢機卿が言った。エデンアダム復活国はダン城壁連合と宗教的に関係が深く、ガダの勝利を望んでいない。
「ガダにだけ一方的に求めても、彼らが応じるとは考えられない。ダンが国境線を越えて城壁を築いたのは事実です。ダン城壁連邦は不当な占拠をやめ、壁を造り直さなくてはならない」とティロ・ファロ外務大臣が反論した。ナテム共和国はダン連邦の西隣に位置し、国境問題を抱えている。国内にはガダ・ダン戦争の機に応じて、ダンを攻撃すべきだと主張する強硬派も存在する。
「当面は停戦など望むべくもないでしょう。どちらの国も熱くなっている」とミシェル・フォン副会頭が言った。ハッシリ企業連合国はガダとダンのどちらにも兵器を輸出しており、戦争が続けば続くほど儲かる。
「さようですな。しばらくは様子見をするしかありますまい」とレッド・ハル宰相が言った。ワイズ商王国にも巨大な軍需産業が存在する。
「放っておいたら、核戦争になるかもしれないじゃないですか!」とエバは叫んだ。「それはだめでしょう?」
「負けそうになったら、どちらの国もためらわずに核兵器を使うでしょうね。核攻撃の応酬になり、ガダもダンも共倒れになる。すると、広大な無政府地帯と大量の難民が発生して、世界の秩序は乱れ、また別の新たな紛争を誘発する」とミモ・リモ副議長が答えた。
「世界大戦になっちゃうかもね」とプリラ・グレイ教皇がつぶやいた。
「ガダとダンには早く停戦してもらわないと!」エバの悲痛な声が会議場に響いた。「私、戦場へ行きます」
「待ちなさい。あなたが戦場へ行っても、何も解決しません」とビン・ハーン主席が言った。
「でも、何かしないと!」エバは立ち上がり、両手でテーブルを叩いた。バン、という音が鳴り響いた。エバは各国の要人たちを見渡した。彼らの目は冷めていた。熱くなっているのは自分だけだった。
そのとき、一人の蛇人が会議場に入って来て、ハーン主席に紙片を渡した。それを見た主席の顔色が変わった。
「皆さん、すでに核戦争が発生しました」と彼は言った。「ダン連邦が戦術核兵器を使用しました。ガダ陸軍は甚大な被害を受けた模様です。おい、テレビを点けろ!」
ハーン主席に命じられて、パピルス人民共和国の事務局員が会議場の隅に置かれていたテレビの電源ボタンを押した。黒々としたキノコ雲が画面に浮かび上がった。映像が雲の下に移動する。火と煙とがれきがあった。壊れた戦車も。
「核兵器が使用されました。先ほどまで布陣していたガダ軍の戦車師団が消滅しています」とテレビのスピーカーが叫んでいる。
「なんてことを。これ以上核兵器を使ってはいけない」エバは画面を見て震えた。
「無理でしょう。ガダは必ず報復する。それもできる限り速やかに」とミシェル・フォン副会頭が言った。
テレビの映像が切り替わり、マイクを持った蛇人が映った。
「こちらはカイザリンです」ダン連邦の首都からの中継だった。
「ガダから打ち上げられた飛翔物体がカイザリンに接近しているとの情報があります。戦略核ミサイルと思われます」
テレビ画面が青空に変わる。その空にミサイルらしき物体が三つ飛んでいる。
「あれが本当に核ミサイルなら、私は助からないかもしれません」とマイクを持った人物が言った。
「ダン連邦は迎撃しないのでしょうか。ああ、今、迎撃ミサイルらしき物が発射されました」
カイザリンに落ちてくる三発の大型のミサイルとそれを撃ち落とそうとするミサイル群が交差する。二発は迎撃が成功し、高空で爆散した。だが、残り一発の核ミサイルには命中しなかった。カメラはそれが地上で爆発する瞬間を映していた。
「ああっ! 市街地で爆発。至近です。うわーっ!」
閃光と爆炎が映った後、テレビの映像が灰色になり、ザーッという雑音がスピーカーから流れた。
「中継が途絶えました。カイザリンで核爆発が起きた模様です。しばらくはエデンのスタジオからお伝えします。エデンでは今、七か国首脳会議が行われていますが、対応は協議されているのでしょうか」
テレビ画面の中でアナウンサーが話しているとき、会議場で事務局員が叫んだ。
「テレビ局が会議場にカメラを入れたいと言ってきてます!」
「今はだめだ。追い返せ!」とハーン主席が叫び返した。
「国と連絡を取りたい」とティロ・ファロ外務大臣が言った。
「皆さん、その必要があるでしょうね。この会議場では対応できない。パピルスビルに移りましょう」とハーン主席が答えた。
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「これからどうなるのでしょう」
「さぁ。私にもわかりませんね」
車はパピルスビルに向かって走り出した。ビルで要人たちはそれぞれに与えられた貴賓室に入った。ハーン主席は最上階に行き、エバは九十八階の自室に戻った。彼女はすぐにテレビを点けた。
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