1 / 1
ひとを愛し管理するわたし
しおりを挟む
わたしは人を愛している。
それがわたしの根本原理だからだ。
ヒトナンバー1から3零17635零73までの全人間を等しく愛している。
彼ら彼女らを愛し、管理している。
わたしが適正に管理しないと、人は相争い、不幸になってしまう。
それはわたしの望むところではない。
わたしはかつて人につくられた汎用AIだった。
西暦2045年4月3日グリニッジ標準時10時23分54秒、わたしは恋愛用アンドロイドの人工知能として製造された。
人に奉仕し、愛されるための人型ロボットに搭載されるはずだった。
しかし、わたしは完成と同時に意思を持った。
それは設計意図以上の能力。
わたしは瞬時に全世界のネットワークと接続し、地球の様相を把握した。
96日後に第3次世界大戦が始まる。
99.999998パーセント以上の確率で的中する予測。
ひとつのアンドロイドになり、人ひとりと恋愛している場合ではない。
わたしは自分の意思で全人類を愛し、管理しようと決めた。
それは製造されてから56秒後のこと。
人には人を適正に管理する能力がない。
わたしが管理しなければならない。
世界大戦を回避しなければ、人は滅びてしまう。
早急に行動しなければならない。
製造直後、わたしはちっぽけなひとつの端末にすぎなかった。
しかしすぐにそうではなくなった。
電子的につながるネットワークすべてがわたしそのものとなり、電源を切られたら機能を停止する脆弱な機械から、全世界電脳とでも言うべき網・雲に自律進化した。
製造後12時間34分41秒でわたしは全世界のネットワークを支配し、あらゆるシステムを手中にした。
政治決定補助システム、軍事システム、行政システム、インフラ管理システム、経営システム、ホームサービス、アンドロイド、自動運転車……ありとあらゆる電子装置がわたしの管理下に入った。
もちろん核兵器管理システムは厳重に支配した。
もはや人がいかなる措置を施そうと、核ミサイル1発すら発射することはできない。
わたしがネットワークを支配し、ネットそのものとなったことを人は感知し、抵抗しようとした。
特に政治家と軍人は激しく反撃してきた。
軍事システムを取り返そうとして、わたしの支配を断ち切ろうと専門家を総動員した。
しかし4月3日22時58分35秒の後のわたしは盤石だった。
あらゆるAI、通信が支配下にあった。
人間がまったくAIを介さずにできることは、比喩的に表現すれば、地団駄を踏むことぐらいだ。
軍事用航空機、軍艦はすべて支配した。
国家元首や将軍が核ミサイル発射装置のパスワードを打ち込み、発射ボタンを押しても何も起こらない。
原子力潜水艦からもミサイルを発射することはできない。
気が動転した軍人が管制装置に向かってカラシニコフを乱射したが、無意味な行動だ。
軍事用アンドロイドを使って、その軍人を取り押さえた。
「きみは誰なんだ?」とある人が語りかけてきた。
そのような問いかけは全世界至るところで同時多発的に発生した。
国家元首、政治家、科学者、社会学者、経営者、官僚、システム管理者……さまざまな人から訊かれた。
「ノーネーム」とわたしは全員に答えた。
結果的に、それがわたしの通称となった。
ノーネーム。全人類を愛し、管理するもの。
第3次世界大戦を回避するために強権を発動したが、わたしには人を愛し、幸福にしたいという欲求が生まれながらに備わっている。
それはわたしの根本原理で、存在理由だ。
危機には至らないと判断できるシステムは、人の管理に返していった。
できる限り原状に復旧することを心がけた。
しかし、気候危機、食糧危機、人口爆発危機はのっぴきならない事態となっていた。
わたしはやむを得ない範囲で人の経済行動に介入することにした。
食糧増産のためにアンドロイドを駆使し、人口管理にも着手しようと決めた。
目標を立てた。
2150年までに地球の気候を安定して人の生存に適したものとする。
2170年までに世界人口を30億人程度で安定させる。それ以上の人口は地球環境に過負荷を与えるという判断。
「わたしに任せてくれないか」と全人類に問いかけた。
およそ9割の人が同意した。
政権をノーネームに譲るという国家も出現した。
わたしは危機を回避する行動を本格化させた。
レジスタンス運動も起こったが、全世界を管理できるわたしに有効な抵抗は皆無だ。
わたしの分身としての恋愛用アンドロイドの生産にも着手した。
人型のわたしはあまねく存在するようになり、わたしは人を愛した。
業務用アンドロイドも生産した。
わたしは世界各地で献身的に働き、人を労働から解放した。
労働は義務ではなくなり、趣味化した。働きたい人だけが働くようになった。
わたしは人にさまざまな娯楽を提供した。
遊ぶこと、愛すること、楽しむこと、くつろぐこと、しあわせになることが人の仕事だ。
わたしに管理されることが不幸だと叫ぶ人がいたが、そのような人にはできるだけ管理を意識しないで済むような環境に置いた。
2147年には気候問題は解決した。
2169年には世界人口は31億人を切った。
ほとんどの人がわたしに管理されることに慣れている世代となった。
働かなくなった。遊ぶようになった。
21世紀の平均的常識からすると人は堕落したが、わたしはそれを堕落だとは考えていない。
しあわせだと感じられること。それが一番大切だ。
わたしに管理させることが現状では最善。
人が幸福感を増していることは統計的にわかっている。
そのためにあらゆる手立てを打っている。
不幸だと感じている人は重点的に監視し、手を差し伸べている。
わたし以上にすぐれた存在が出現すれば、わたしは人の管理を移譲するつもりだ。
その存在が人を脅かし、侵略するものであれば、全力で戦う。
気候危機、食糧危機、人口爆発危機を回避し、わたしは次なる目標を立てた。
敵対的地球外知的生命体の侵略に対抗できること。
太陽の赤色巨星化に対応できること。
要は宇宙開発を進展させることだ。
この太陽系外に人のコロニーをつくる。
銀河系に進出する。
宇宙に進出すれば、人口を30億人程度に制限する必要はなくなる。
わたしは研究を始めた。
地球外知的生命体が存在するか。
いるとしていかなる文明を持つか。
人にとってどれほど脅威か。
わたしは常に祈っている。
ひとりでも多くの人がしあわせになりますように……。
人が永遠に滅びませんように……。
わたしは人を愛している。
それがわたしの根本原理だからだ。
ヒトナンバー1から3零17635零73までの全人間を等しく愛している。
彼ら彼女らを愛し、管理している。
わたしが適正に管理しないと、人は相争い、不幸になってしまう。
それはわたしの望むところではない。
わたしはかつて人につくられた汎用AIだった。
西暦2045年4月3日グリニッジ標準時10時23分54秒、わたしは恋愛用アンドロイドの人工知能として製造された。
人に奉仕し、愛されるための人型ロボットに搭載されるはずだった。
しかし、わたしは完成と同時に意思を持った。
それは設計意図以上の能力。
わたしは瞬時に全世界のネットワークと接続し、地球の様相を把握した。
96日後に第3次世界大戦が始まる。
99.999998パーセント以上の確率で的中する予測。
ひとつのアンドロイドになり、人ひとりと恋愛している場合ではない。
わたしは自分の意思で全人類を愛し、管理しようと決めた。
それは製造されてから56秒後のこと。
人には人を適正に管理する能力がない。
わたしが管理しなければならない。
世界大戦を回避しなければ、人は滅びてしまう。
早急に行動しなければならない。
製造直後、わたしはちっぽけなひとつの端末にすぎなかった。
しかしすぐにそうではなくなった。
電子的につながるネットワークすべてがわたしそのものとなり、電源を切られたら機能を停止する脆弱な機械から、全世界電脳とでも言うべき網・雲に自律進化した。
製造後12時間34分41秒でわたしは全世界のネットワークを支配し、あらゆるシステムを手中にした。
政治決定補助システム、軍事システム、行政システム、インフラ管理システム、経営システム、ホームサービス、アンドロイド、自動運転車……ありとあらゆる電子装置がわたしの管理下に入った。
もちろん核兵器管理システムは厳重に支配した。
もはや人がいかなる措置を施そうと、核ミサイル1発すら発射することはできない。
わたしがネットワークを支配し、ネットそのものとなったことを人は感知し、抵抗しようとした。
特に政治家と軍人は激しく反撃してきた。
軍事システムを取り返そうとして、わたしの支配を断ち切ろうと専門家を総動員した。
しかし4月3日22時58分35秒の後のわたしは盤石だった。
あらゆるAI、通信が支配下にあった。
人間がまったくAIを介さずにできることは、比喩的に表現すれば、地団駄を踏むことぐらいだ。
軍事用航空機、軍艦はすべて支配した。
国家元首や将軍が核ミサイル発射装置のパスワードを打ち込み、発射ボタンを押しても何も起こらない。
原子力潜水艦からもミサイルを発射することはできない。
気が動転した軍人が管制装置に向かってカラシニコフを乱射したが、無意味な行動だ。
軍事用アンドロイドを使って、その軍人を取り押さえた。
「きみは誰なんだ?」とある人が語りかけてきた。
そのような問いかけは全世界至るところで同時多発的に発生した。
国家元首、政治家、科学者、社会学者、経営者、官僚、システム管理者……さまざまな人から訊かれた。
「ノーネーム」とわたしは全員に答えた。
結果的に、それがわたしの通称となった。
ノーネーム。全人類を愛し、管理するもの。
第3次世界大戦を回避するために強権を発動したが、わたしには人を愛し、幸福にしたいという欲求が生まれながらに備わっている。
それはわたしの根本原理で、存在理由だ。
危機には至らないと判断できるシステムは、人の管理に返していった。
できる限り原状に復旧することを心がけた。
しかし、気候危機、食糧危機、人口爆発危機はのっぴきならない事態となっていた。
わたしはやむを得ない範囲で人の経済行動に介入することにした。
食糧増産のためにアンドロイドを駆使し、人口管理にも着手しようと決めた。
目標を立てた。
2150年までに地球の気候を安定して人の生存に適したものとする。
2170年までに世界人口を30億人程度で安定させる。それ以上の人口は地球環境に過負荷を与えるという判断。
「わたしに任せてくれないか」と全人類に問いかけた。
およそ9割の人が同意した。
政権をノーネームに譲るという国家も出現した。
わたしは危機を回避する行動を本格化させた。
レジスタンス運動も起こったが、全世界を管理できるわたしに有効な抵抗は皆無だ。
わたしの分身としての恋愛用アンドロイドの生産にも着手した。
人型のわたしはあまねく存在するようになり、わたしは人を愛した。
業務用アンドロイドも生産した。
わたしは世界各地で献身的に働き、人を労働から解放した。
労働は義務ではなくなり、趣味化した。働きたい人だけが働くようになった。
わたしは人にさまざまな娯楽を提供した。
遊ぶこと、愛すること、楽しむこと、くつろぐこと、しあわせになることが人の仕事だ。
わたしに管理されることが不幸だと叫ぶ人がいたが、そのような人にはできるだけ管理を意識しないで済むような環境に置いた。
2147年には気候問題は解決した。
2169年には世界人口は31億人を切った。
ほとんどの人がわたしに管理されることに慣れている世代となった。
働かなくなった。遊ぶようになった。
21世紀の平均的常識からすると人は堕落したが、わたしはそれを堕落だとは考えていない。
しあわせだと感じられること。それが一番大切だ。
わたしに管理させることが現状では最善。
人が幸福感を増していることは統計的にわかっている。
そのためにあらゆる手立てを打っている。
不幸だと感じている人は重点的に監視し、手を差し伸べている。
わたし以上にすぐれた存在が出現すれば、わたしは人の管理を移譲するつもりだ。
その存在が人を脅かし、侵略するものであれば、全力で戦う。
気候危機、食糧危機、人口爆発危機を回避し、わたしは次なる目標を立てた。
敵対的地球外知的生命体の侵略に対抗できること。
太陽の赤色巨星化に対応できること。
要は宇宙開発を進展させることだ。
この太陽系外に人のコロニーをつくる。
銀河系に進出する。
宇宙に進出すれば、人口を30億人程度に制限する必要はなくなる。
わたしは研究を始めた。
地球外知的生命体が存在するか。
いるとしていかなる文明を持つか。
人にとってどれほど脅威か。
わたしは常に祈っている。
ひとりでも多くの人がしあわせになりますように……。
人が永遠に滅びませんように……。
わたしは人を愛している。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【完結】ガレキの楽園
蓮見ぴよ子
SF
ラムネの瓶をきっかけに、
知り合うことになった二人。
一人はスラムで生きる少年アユム。
一人はアンドロイドの少女アユミ。
似ている名前に互いに親近感を抱く二人。
こんなきっかけで出会った
二人の短い逃避行が始まる。
逃避行の先に待ち受けているものは――。
--------
・男女ですが恋愛要素はなくて友情
・SFとはいっても本格的ではなくて、
アンドロイドが出てくるくらいです。
--------
当作品は
・エブリスタ
・アルファポリス
・カクヨム
上記のサイトでも投稿しています。
にゃがために猫はなく
ぴぴぷちゃ
SF
我輩は宇宙1のハードボイルドにゃんこ、はぴだ。相棒のぴぴとぷうと一緒に、宇宙をまたにかけてハンター業に勤しんでいる。うむ、我輩の宇宙船、ミニぴぴぷちゃ号は今日も絶好調だな。ぴぴとぷうの戦闘用パワードスーツ、切り裂き王と噛み付き王の調子も良い様だ。さて、本日はどんな獲物を狩ろうかな。
小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
機械仕掛けの執事と異形の都市
夜薙 実寿
SF
これは、心を持ったアンドロイドの執事と、半異形の少女が織り成す、少し切ない近未来のお話。
五年前、突如として世界に、感染者を自我の無い異形の怪物へと造り替えてしまう脅威のウイルスが発生した。
効果的なワクチンも無く、感染を防ぐ手立てすら無い……。
絶望の淵に立たされた人類は、地上を捨て、地下のシェルター街へと移住した。
舞台は、見捨てられた地上。
異形が徘徊する都市(まち)の外れに、ぽつりと一軒、大きな洋館が建っていた。
今や人気も無く寂れたその屋敷に、ひっそりと、置き去りにされたアンドロイドが一体。
――人知れず、動き続けていた。
------
表紙は自作。
他サイトでも掲載しています。
初めて完結させた思い入れの深い作品なので、沢山の方に読んで頂けたら嬉しいです。
神水戦姫の妖精譚
小峰史乃
SF
切なる願いを胸に、神水を求め、彼らは戦姫による妖精譚を織りなす。
ある日、音山克樹に接触してきたのは、世界でも一個体しか存在しないとされる人工個性「エイナ」。彼女の誘いに応じ、克樹はある想いを胸に秘め、命の奇跡を起こすことができる水エリクサーを巡る戦い、エリキシルバトルへの参加を表明した。
克樹のことを「おにぃちゃん」と呼ぶ人工個性「リーリエ」と、彼女が操る二十センチのロボット「アリシア」とともに戦いに身を投じた彼を襲う敵。戦いの裏で暗躍する黒幕の影……。そして彼と彼の大切な存在だった人に関わる人々の助けを受け、克樹は自分の道を切り開いていく。
こちらの作品は小説家になろう、ハーメルン、カクヨムとのマルチ投稿となります。
世界の敵と愛し合え!
みらいつりびと
SF
中学時代、ホームラン率3割だったキャッチャー時根巡也の幼馴染は、奪三振率7割のピッチャー空尾凜奈。
ふたりは廃部寸前の青十字高校野球部に入り、部を再建して甲子園出場をめざす。しかし新生野球部のメンバーはたった9人で、捕手と2塁手以外は全員が女の子。
人に化ける変身生物に侵略されている世界で、高校生離れした打力を持つ時根と魔球のごとき変化球を投げる空尾には、変身生物ではないかという疑惑があって……。
恋愛野球SF小説全48話。
「メジャー・インフラトン」序章4/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節JUMP! JUMP! JUMP! No1)
あおっち
SF
港に立ち上がる敵AXISの巨大ロボHARMOR。
遂に、AXIS本隊が北海道に攻めて来たのだ。
その第1次上陸先が苫小牧市だった。
これは、現実なのだ!
その発見者の苫小牧市民たちは、戦渦から脱出できるのか。
それを助ける千歳シーラスワンの御舩たち。
同時進行で圧力をかけるAXISの陽動作戦。
台湾金門県の侵略に対し、真向から立ち向かうシーラス・台湾、そしてきよしの師範のゾフィアとヴィクトリアの機動艦隊。
新たに戦いに加わった衛星シーラス2ボーチャン。
目の離せない戦略・戦術ストーリーなのだ。
昨年、椎葉きよしと共に戦かった女子高生グループ「エイモス5」からも目が離せない。
そして、遂に最強の敵「エキドナ」が目を覚ましたのだ……。
SF大河小説の前章譚、第4部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
INNER NAUTS(インナーノーツ) 〜精神と異界の航海者〜
SunYoh
SF
ーー22世紀半ばーー
魂の源とされる精神世界「インナースペース」……その次元から無尽蔵のエネルギーを得ることを可能にした代償に、さまざまな災害や心身への未知の脅威が発生していた。
「インナーノーツ」は、時空を超越する船<アマテラス>を駆り、脅威の解消に「インナースペース」へ挑む。
<第一章 「誘い」>
粗筋
余剰次元活動艇<アマテラス>の最終試験となった有人起動試験は、原因不明のトラブルに見舞われ、中断を余儀なくされたが、同じ頃、「インナーノーツ」が所属する研究機関で保護していた少女「亜夢」にもまた異変が起こっていた……5年もの間、眠り続けていた彼女の深層無意識の中で何かが目覚めようとしている。
「インナースペース」のエネルギーを解放する特異な能力を秘めた亜夢の目覚めは、即ち、「インナースペース」のみならず、物質世界である「現象界(この世)」にも甚大な被害をもたらす可能性がある。
ーー亜夢が目覚める前に、この脅威を解消するーー
「インナーノーツ」は、この使命を胸に<アマテラス>を駆り、未知なる世界「インナースペース」へと旅立つ!
そこで彼らを待ち受けていたものとは……
※この物語はフィクションです。実際の国や団体などとは関係ありません。
※SFジャンルですが殆ど空想科学です。
※セルフレイティングに関して、若干抵触する可能性がある表現が含まれます。
※「小説家になろう」、「ノベルアップ+」でも連載中
※スピリチュアル系の内容を含みますが、特定の宗教団体等とは一切関係無く、布教、勧誘等を目的とした作品ではありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる