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動画4 ノストラダムスの大予言
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家に帰ると、美架絵流姉さんはリビングの食卓でまたビールを飲んでいた。
今日はテレビを見ておらず、食卓の対面に隣の家の母親、空尾輪廻さんがいた。
輪廻さんは目の前に日本酒の一升瓶を置いている。
ふたりで酒盛り。
「おかえり、巡也少年。学問してるぅ?」と輪廻さんは言う。
「ただいま。授業ならちゃんと聞いてますよ。あとは凜奈と野球してます」
「けっこうけっこう。うちの子と仲良くしてねぇ」
僕はこくんとうなずく。
輪廻さんはアラフォーだが、せいぜい30歳くらいにしか見えない。透けるような白い肌を持つスレンダーな美人。黒髪をポニーテールにまとめている。
警察庁に勤めるキャリア官僚で、変身生物を担当する人外対策課長だ。
「今日は早いお帰りなんですね」
「土日にきっちり休めるってわけじゃないからねぇ。たまにはさっさと帰って、美架絵流ちゃんと飲まなきゃ」
輪廻さんと姉さんは妙に馬が合うようで、一緒にお酒を飲んだり、旅行をしたりしている。
「弟よ、おまえも飲め!」
「少年、飲もう!」
「本当に警察官僚ですか? 未成年者飲酒禁止法って知ってます?」
「おっと、そんな法律もあったなぁ」
にんまりと笑って、くいっとお猪口の酒を飲み干す。
「アタシは日夜、人外を相手にしてるからなぁ。怪異、UMA、変身生物。人間相手の法律は疎くなっちまったのさぁ」
「そう言えば、うちの高校の世界史の先生が変身生物だったとかで、休職したんですよ」
「ふぅーん。別に休まなくてもいいのにねぇ」
僕は冷蔵庫からコーラを取り出して、食卓についた。輪廻さんの話を聞きたいと思ったのだ。
「変身生物だと知られたら、殺されちゃうんですか?」
「さあねぇ。どうなのかなぁ」
「研究所送りにされるとか?」
「知らないけど、そういう例もあるかもねぇ」
輪廻さんは変身生物対策の責任者のひとりだ。知っているはずだが、一般人には教えられないのかもしれない。
僕は徳利を持ち、輪廻さんのお猪口に酒を注いだ。
「気が利くじゃないか、少年」
「最近、変身生物に興味が出てきたんですよ。本を読んだり、動画を見たりしてます」
「動画の情報ってすごいよねぇ。なんでも学べちゃう」
「クエスちゃんの謎なぞチャンネルっていう、まあまあ面白い動画があるんですよ」
「知ってるよ。変身生物を追うってシリーズがあるやつでしょ?」
「そう、それです」
「妙に古くさい画像が好きよぉ」
輪廻さんがお猪口を空にし、僕が注ぐ。姉さんは缶ビールをぐびぐびと飲む。
「少年、アタシはねぇ、どんな生き物でもしあわせに生きる権利があると思ってるのよぉ。たとえそれが怪異でも、UMAでも、あるいは変身生物でもねぇ」
きみのお母さんは博愛主義者なのだろうか。それともやさしいのは口先だけだろうか。
「だけどねぇ、人間が一番えらいと思ってる人が多いのよねぇ。変身生物、これからどうなっちゃうんだろうねぇ」
「変身生物は宇宙人なんですか?」
「さあねぇ。わかんないわぁ」
「輪廻さん、ツチノコの正体なら判明したよ」
姉さんが缶ビールのプルタブを開ける。
「手足が退化したアオジタトカゲが発見されたんだ。それこそがツチノコだよ」
「へぇ~、詳しく教えてぇ」
ふたりがUMAの話を始めたので、僕は自分の部屋へ行った。
夕食後、謎なぞチャンネルを見た。
「変身生物を追う6 ノストラダムスの大予言」というタイトルの動画だ。
「ハローCQ、クエスちゃんやで~」
頭部がクエスチョンマークの女子高生、クエスちゃんが登場する。
「変身生物シリーズの第6回は、20世紀と21世紀の境目、1999年7月に起きた事件について取り上げていくで~」
電気的にひずんだ少女の声。
なんだかどこかで聞いたことがあるような気がしてきた。僕はこの声を知っている?
「ノストラダムスの大予言って、知ってる人はおらへん? 20世紀には有名やったんやて。そういう大ベストセラーの本があったんよ」
書籍「ノストラダムスの大予言」の画像。
「16世紀フランスの占星術師ノストラダムスが、1999年7の月に恐怖の大王が来るだろうって予言をしたんや。20世紀の日本ではこの予言が広く信じられ、環境問題か核戦争か、はたまた彗星の激突かなんかで人類は滅亡すると思われていたんよ」
工場から廃液が海洋に垂れ流しにされている画像。
ヒロシマ、ナガサキの原爆キノコ雲の画像。
「人類は滅亡しなかった。でも1999年7月にはとんでもない事件が起きた。みんなも知ってる『光る人大量発生事件』や。世界各地で無数の光る人型の物体が発見された。ウチは恐怖の大王とは、この光る人のことやったと考えてる」
住宅街をねり歩く光る人型の画像。
駅の改札からまろび出る光る人型の画像。
公園を埋め尽くす光る人型の画像。
「この月、世界各地で空飛ぶ円盤の群れも目撃されとるんよ。これは知ってる人も多いやろ?」
砂漠の上空に浮かぶUFOの編隊の画像。
ビル街の上に密集する無数の楕円の画像。
草原に着陸している多数の円盤の画像。
「光る人は突如現れて、突如消えた。ウチはこの事件を、空飛ぶ円盤の中にいた変身生物たちの総攻撃やったと思っとるんや。変身生物は光る人の姿になって、地上に大挙して現れた。そして、人間になりかわり、社会の中に大量に定着した」
腕組みをしているクエスちゃん。
「1999年7月、変身生物は完全に人間社会に紛れ込むことに成功したんとちゃうやろか。ウチはそれが事件の真相やと8割くらいは信じとる。まあこれはあくまでウチの考えや。みんなに押しつけはせん。でもいろいろと調べれば調べるほど、信憑性は高くなっていくんよね~。みんなはどう思う?」
クエスちゃんの姿がフェイドアウトし、エンドマークが映る。
光る人型の物体を大予言や空飛ぶ円盤と結びつけた説は初めて聞いたが、光る人が変身生物だったのではないかという説は割と多く、ありふれている。
世界中で無数の目撃談がある。
光る人はどこからともなく現れて、どこへともなく消えた。
人間に触れ、人間が消えて、光る人が人間になったという話も数多い。
光る人はおびただしく発生した。その数は正確には把握されていないが、億を超えていたのではないかという研究者もいる。
このとき人間になった変身生物は、正体を忘れ、自分を人間だと思い込んでいるという説もある。
そのことを考えると、僕は怖くなる。
今日はテレビを見ておらず、食卓の対面に隣の家の母親、空尾輪廻さんがいた。
輪廻さんは目の前に日本酒の一升瓶を置いている。
ふたりで酒盛り。
「おかえり、巡也少年。学問してるぅ?」と輪廻さんは言う。
「ただいま。授業ならちゃんと聞いてますよ。あとは凜奈と野球してます」
「けっこうけっこう。うちの子と仲良くしてねぇ」
僕はこくんとうなずく。
輪廻さんはアラフォーだが、せいぜい30歳くらいにしか見えない。透けるような白い肌を持つスレンダーな美人。黒髪をポニーテールにまとめている。
警察庁に勤めるキャリア官僚で、変身生物を担当する人外対策課長だ。
「今日は早いお帰りなんですね」
「土日にきっちり休めるってわけじゃないからねぇ。たまにはさっさと帰って、美架絵流ちゃんと飲まなきゃ」
輪廻さんと姉さんは妙に馬が合うようで、一緒にお酒を飲んだり、旅行をしたりしている。
「弟よ、おまえも飲め!」
「少年、飲もう!」
「本当に警察官僚ですか? 未成年者飲酒禁止法って知ってます?」
「おっと、そんな法律もあったなぁ」
にんまりと笑って、くいっとお猪口の酒を飲み干す。
「アタシは日夜、人外を相手にしてるからなぁ。怪異、UMA、変身生物。人間相手の法律は疎くなっちまったのさぁ」
「そう言えば、うちの高校の世界史の先生が変身生物だったとかで、休職したんですよ」
「ふぅーん。別に休まなくてもいいのにねぇ」
僕は冷蔵庫からコーラを取り出して、食卓についた。輪廻さんの話を聞きたいと思ったのだ。
「変身生物だと知られたら、殺されちゃうんですか?」
「さあねぇ。どうなのかなぁ」
「研究所送りにされるとか?」
「知らないけど、そういう例もあるかもねぇ」
輪廻さんは変身生物対策の責任者のひとりだ。知っているはずだが、一般人には教えられないのかもしれない。
僕は徳利を持ち、輪廻さんのお猪口に酒を注いだ。
「気が利くじゃないか、少年」
「最近、変身生物に興味が出てきたんですよ。本を読んだり、動画を見たりしてます」
「動画の情報ってすごいよねぇ。なんでも学べちゃう」
「クエスちゃんの謎なぞチャンネルっていう、まあまあ面白い動画があるんですよ」
「知ってるよ。変身生物を追うってシリーズがあるやつでしょ?」
「そう、それです」
「妙に古くさい画像が好きよぉ」
輪廻さんがお猪口を空にし、僕が注ぐ。姉さんは缶ビールをぐびぐびと飲む。
「少年、アタシはねぇ、どんな生き物でもしあわせに生きる権利があると思ってるのよぉ。たとえそれが怪異でも、UMAでも、あるいは変身生物でもねぇ」
きみのお母さんは博愛主義者なのだろうか。それともやさしいのは口先だけだろうか。
「だけどねぇ、人間が一番えらいと思ってる人が多いのよねぇ。変身生物、これからどうなっちゃうんだろうねぇ」
「変身生物は宇宙人なんですか?」
「さあねぇ。わかんないわぁ」
「輪廻さん、ツチノコの正体なら判明したよ」
姉さんが缶ビールのプルタブを開ける。
「手足が退化したアオジタトカゲが発見されたんだ。それこそがツチノコだよ」
「へぇ~、詳しく教えてぇ」
ふたりがUMAの話を始めたので、僕は自分の部屋へ行った。
夕食後、謎なぞチャンネルを見た。
「変身生物を追う6 ノストラダムスの大予言」というタイトルの動画だ。
「ハローCQ、クエスちゃんやで~」
頭部がクエスチョンマークの女子高生、クエスちゃんが登場する。
「変身生物シリーズの第6回は、20世紀と21世紀の境目、1999年7月に起きた事件について取り上げていくで~」
電気的にひずんだ少女の声。
なんだかどこかで聞いたことがあるような気がしてきた。僕はこの声を知っている?
「ノストラダムスの大予言って、知ってる人はおらへん? 20世紀には有名やったんやて。そういう大ベストセラーの本があったんよ」
書籍「ノストラダムスの大予言」の画像。
「16世紀フランスの占星術師ノストラダムスが、1999年7の月に恐怖の大王が来るだろうって予言をしたんや。20世紀の日本ではこの予言が広く信じられ、環境問題か核戦争か、はたまた彗星の激突かなんかで人類は滅亡すると思われていたんよ」
工場から廃液が海洋に垂れ流しにされている画像。
ヒロシマ、ナガサキの原爆キノコ雲の画像。
「人類は滅亡しなかった。でも1999年7月にはとんでもない事件が起きた。みんなも知ってる『光る人大量発生事件』や。世界各地で無数の光る人型の物体が発見された。ウチは恐怖の大王とは、この光る人のことやったと考えてる」
住宅街をねり歩く光る人型の画像。
駅の改札からまろび出る光る人型の画像。
公園を埋め尽くす光る人型の画像。
「この月、世界各地で空飛ぶ円盤の群れも目撃されとるんよ。これは知ってる人も多いやろ?」
砂漠の上空に浮かぶUFOの編隊の画像。
ビル街の上に密集する無数の楕円の画像。
草原に着陸している多数の円盤の画像。
「光る人は突如現れて、突如消えた。ウチはこの事件を、空飛ぶ円盤の中にいた変身生物たちの総攻撃やったと思っとるんや。変身生物は光る人の姿になって、地上に大挙して現れた。そして、人間になりかわり、社会の中に大量に定着した」
腕組みをしているクエスちゃん。
「1999年7月、変身生物は完全に人間社会に紛れ込むことに成功したんとちゃうやろか。ウチはそれが事件の真相やと8割くらいは信じとる。まあこれはあくまでウチの考えや。みんなに押しつけはせん。でもいろいろと調べれば調べるほど、信憑性は高くなっていくんよね~。みんなはどう思う?」
クエスちゃんの姿がフェイドアウトし、エンドマークが映る。
光る人型の物体を大予言や空飛ぶ円盤と結びつけた説は初めて聞いたが、光る人が変身生物だったのではないかという説は割と多く、ありふれている。
世界中で無数の目撃談がある。
光る人はどこからともなく現れて、どこへともなく消えた。
人間に触れ、人間が消えて、光る人が人間になったという話も数多い。
光る人はおびただしく発生した。その数は正確には把握されていないが、億を超えていたのではないかという研究者もいる。
このとき人間になった変身生物は、正体を忘れ、自分を人間だと思い込んでいるという説もある。
そのことを考えると、僕は怖くなる。
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