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Ⅱ‐回青の園
窓辺
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(ビリム視点)
朝支度を手早く終えて出発した道の上、思ったとおり雲が厚くなり雪が降りてきた気配がした。
顔を見合わせる。元から綺麗な緑色の目がもっときらきらしていた。多分、俺も同じ、子供みたいな顔をしてしまってる。
言いつけられた仕事はなかったので俺たちは手持無沙汰で、なおさらそわそわした。窓の外を眺める。ゆっくりと流れていく外の景色、なんとなく見覚えのある森の中に、一番星を探すように視線を走らせる。
「窓を開けてみればいい」
見かねた旦那様が優しい声で言う。いつも以上にドキッとした。
……今のだけが特別ってわけじゃない。元々俺たちにも落ち着いた声で命じる人だが、今回の旅で聞く声はこんなのばかりだ。前とは、なんか違う。
ハツカに言う声はなんとなく、やわらかい。それが俺にもついでに向けられるから、今回俺は戸惑ってばかりだ。俺が聞いてもいいものなのかって、ずっと思ってる。
「でも寒くないですか」
「少しくらい構わん」
慣れてるハツカは平然と――嬉しそうに聞き返した。
冷え込んだ今日、旦那様は当然着込んでいるし、膝掛けも湯たんぽもがっつり多めに用意されていた。本当なら、窓を開けようっていう状況じゃない。空気の入れ替えにしたってまだ早い感じがする。
でも言われたから、遠慮し続けることもできずに俺たちは身を寄せ合ってそっと窓を開けた。ちゃんと整備されている窓は錠も枠もすんなり動く。
控えめに開けた先から、外の空気が入り込む。外の匂い。パカパカ、ゴロゴロと馬車の動く音が大きくなる。別の馬車の御者や歩き、乗馬の面々と目が合ってしまったのを逸らす。玻璃越しじゃない空は見やすくなって、雲の境もよく見えた。
「あっ」
その中に落ちてくる白い欠片を見つけてつい声を上げてしまった。あっちにも、とハツカが囁く。雪は見る間に増えた。緩やかな風に乗って宙を舞う。もうこうなると、外の誰が見ているとかは、気にならなかった。
本当は別に、見なくたっていい。俺たちには分かる。ああ雪が来てるなって。でも見れるともっとうれしい。いっぱいに降る白い物に包まれると気持ちいい。
脈の中に居るみたいだ。大きな加護を与えてもらったようで、すごく安心する。
そっと、手を差し出してみる。蝶がやってきたようにひらりと手の甲に一片。つい笑みが零れた。
「ご主人様、」
ハツカも雪を留まらせた手をそうっと引っ込めて、旦那様へと示して見せていた。羽みたいな雪を二人で眺めるのは、紐遊びをしていたときとも似ている。
見るからにの笑顔じゃないけど、旦那様、楽しそうだ。別に雪が嬉しいわけじゃないだろう。ハツカとそうしているのが楽しくて嬉しいんだ。
今回の移動はまた暗殺騒ぎがあって大変だった。ターウス様もあの商人も謀反の疑いで捕まった。それでお疲れだ。ハツカも巻き込まれて怪我をした上、他にも何かされたらしい。きっと二重三重に大変で穏やかじゃなかったんだろう。俺が傍で控えている間はずっとぴりぴりしてた。でもどうにか無事収まってこうして過ごせて、別邸に着きそうで、ほっとしてる。
「ああ、やはり今日は随分と寒いな。星の形をしている」
声はやっぱり笑いを含んで穏やかで、包み込むように優しい。もう一つ二つと雪を捕ってこさせて、遊びのときのように掌に触れて、雪をつついて眺めている。加護つきの金色の目がとろけるように細められた。
ハツカもくすぐったそうに笑って、掌と旦那様を交互に見てにっこりしている。時折冷気を感じるのは外からだけじゃない。抑えているけど抑えきれない、ハツカの妖精の力だ。漲って漂うものを、同族は感じ取れた。
俺、邪魔じゃないの。本当は二人きりがいいんじゃないの。なんて思うけど、呼ばれている以上それは言えない。上等なクッションの効いた椅子の上は過ごしやすいけど、やっぱりこの馬車は居心地がいいとは言いきれなかった。でも、別に、嫌ではない。
気にしてない風を装い、雪と遊びながら盗み見る旦那様とハツカは、なんか綺麗だから。
歌が言うには、乙女は恋した人と一緒にいるときは美しくなるものらしい。男でもだろうか。妖精憑きでもそうだろうか。そういう好きではないと本人は言うが、絶対、ハツカの旦那様への好きは俺たちのような――好ましい主人だと思っているっていう程度のものじゃない。もっと、本当の好意だ。
それだからこいつは、旦那様の隣でいつも雪の中に居るように満ち足りてる。
……所有されるのって、本当はこうなのかもしれない。
俺は、奴隷は奴隷らしく諦めて奴隷なんだと思っていた。仕方ないと思いながら誰かに所有されて、生きて死ぬモノ。体や力を首輪で囚われてしまったから、此処に居るだけ。心や魂はそこに無い。今だって俺自身は、そうだろうと思う。
でもハツカは違う。全部が旦那様のところにある。
諦めたんじゃなくて、ハツカ自身が望んですべて旦那様のところに置いてる感じ。心や魂が先にあったら体と力はついでみたいなものだろう。全部旦那様に捧げてしまっているのに、捧げているから、自分の居場所がしっかりとある。
贅沢な暮らしとか可愛がられているからとかじゃなくて、そんなところが、俺は羨ましい。
なんてちょっと妬んでいたら、旦那様の金色の目とぶつかって縮み上がった。
「ビリム、お前も好きな形があるのか」
「……俺も、アスルもザフラも……皆あります」
聞こえていた話の流れからして、雪の星の形のことだ。みんな綺麗で好きだけど、薔薇みたいなのとか宝石みたいなのとか、その中でどんな感じのが好きっていうのは――皆誰しもあるんだと思っていたけど、どうもそうじゃないらしい。
氷精憑き以外はここまで雪が嬉しくないみたいだし、これも俺たちだけなのかも。
「な? ……ご主人様はないんですか?」
でも、俺に確認したハツカが尋ねると、馬車の中には俺たちしか居ないせいで、なんとなく旦那様のほうがおかしいような感じになった。眉が寄ったけど怖くない、不服そうな顔が珍しい。
それから。旦那様はどの形が好きかを探すのに、雪を捕っては眺め、紙に星の形を描いて集めていくのは、それはもうとても楽しかった。思いきり歌えるときくらい楽しくって、時間はすぐに過ぎた。
馬車の中が冷えきるまでやってハリュール様には叱られたけど、旦那様が命じたんだから俺たちは平気だった。
朝支度を手早く終えて出発した道の上、思ったとおり雲が厚くなり雪が降りてきた気配がした。
顔を見合わせる。元から綺麗な緑色の目がもっときらきらしていた。多分、俺も同じ、子供みたいな顔をしてしまってる。
言いつけられた仕事はなかったので俺たちは手持無沙汰で、なおさらそわそわした。窓の外を眺める。ゆっくりと流れていく外の景色、なんとなく見覚えのある森の中に、一番星を探すように視線を走らせる。
「窓を開けてみればいい」
見かねた旦那様が優しい声で言う。いつも以上にドキッとした。
……今のだけが特別ってわけじゃない。元々俺たちにも落ち着いた声で命じる人だが、今回の旅で聞く声はこんなのばかりだ。前とは、なんか違う。
ハツカに言う声はなんとなく、やわらかい。それが俺にもついでに向けられるから、今回俺は戸惑ってばかりだ。俺が聞いてもいいものなのかって、ずっと思ってる。
「でも寒くないですか」
「少しくらい構わん」
慣れてるハツカは平然と――嬉しそうに聞き返した。
冷え込んだ今日、旦那様は当然着込んでいるし、膝掛けも湯たんぽもがっつり多めに用意されていた。本当なら、窓を開けようっていう状況じゃない。空気の入れ替えにしたってまだ早い感じがする。
でも言われたから、遠慮し続けることもできずに俺たちは身を寄せ合ってそっと窓を開けた。ちゃんと整備されている窓は錠も枠もすんなり動く。
控えめに開けた先から、外の空気が入り込む。外の匂い。パカパカ、ゴロゴロと馬車の動く音が大きくなる。別の馬車の御者や歩き、乗馬の面々と目が合ってしまったのを逸らす。玻璃越しじゃない空は見やすくなって、雲の境もよく見えた。
「あっ」
その中に落ちてくる白い欠片を見つけてつい声を上げてしまった。あっちにも、とハツカが囁く。雪は見る間に増えた。緩やかな風に乗って宙を舞う。もうこうなると、外の誰が見ているとかは、気にならなかった。
本当は別に、見なくたっていい。俺たちには分かる。ああ雪が来てるなって。でも見れるともっとうれしい。いっぱいに降る白い物に包まれると気持ちいい。
脈の中に居るみたいだ。大きな加護を与えてもらったようで、すごく安心する。
そっと、手を差し出してみる。蝶がやってきたようにひらりと手の甲に一片。つい笑みが零れた。
「ご主人様、」
ハツカも雪を留まらせた手をそうっと引っ込めて、旦那様へと示して見せていた。羽みたいな雪を二人で眺めるのは、紐遊びをしていたときとも似ている。
見るからにの笑顔じゃないけど、旦那様、楽しそうだ。別に雪が嬉しいわけじゃないだろう。ハツカとそうしているのが楽しくて嬉しいんだ。
今回の移動はまた暗殺騒ぎがあって大変だった。ターウス様もあの商人も謀反の疑いで捕まった。それでお疲れだ。ハツカも巻き込まれて怪我をした上、他にも何かされたらしい。きっと二重三重に大変で穏やかじゃなかったんだろう。俺が傍で控えている間はずっとぴりぴりしてた。でもどうにか無事収まってこうして過ごせて、別邸に着きそうで、ほっとしてる。
「ああ、やはり今日は随分と寒いな。星の形をしている」
声はやっぱり笑いを含んで穏やかで、包み込むように優しい。もう一つ二つと雪を捕ってこさせて、遊びのときのように掌に触れて、雪をつついて眺めている。加護つきの金色の目がとろけるように細められた。
ハツカもくすぐったそうに笑って、掌と旦那様を交互に見てにっこりしている。時折冷気を感じるのは外からだけじゃない。抑えているけど抑えきれない、ハツカの妖精の力だ。漲って漂うものを、同族は感じ取れた。
俺、邪魔じゃないの。本当は二人きりがいいんじゃないの。なんて思うけど、呼ばれている以上それは言えない。上等なクッションの効いた椅子の上は過ごしやすいけど、やっぱりこの馬車は居心地がいいとは言いきれなかった。でも、別に、嫌ではない。
気にしてない風を装い、雪と遊びながら盗み見る旦那様とハツカは、なんか綺麗だから。
歌が言うには、乙女は恋した人と一緒にいるときは美しくなるものらしい。男でもだろうか。妖精憑きでもそうだろうか。そういう好きではないと本人は言うが、絶対、ハツカの旦那様への好きは俺たちのような――好ましい主人だと思っているっていう程度のものじゃない。もっと、本当の好意だ。
それだからこいつは、旦那様の隣でいつも雪の中に居るように満ち足りてる。
……所有されるのって、本当はこうなのかもしれない。
俺は、奴隷は奴隷らしく諦めて奴隷なんだと思っていた。仕方ないと思いながら誰かに所有されて、生きて死ぬモノ。体や力を首輪で囚われてしまったから、此処に居るだけ。心や魂はそこに無い。今だって俺自身は、そうだろうと思う。
でもハツカは違う。全部が旦那様のところにある。
諦めたんじゃなくて、ハツカ自身が望んですべて旦那様のところに置いてる感じ。心や魂が先にあったら体と力はついでみたいなものだろう。全部旦那様に捧げてしまっているのに、捧げているから、自分の居場所がしっかりとある。
贅沢な暮らしとか可愛がられているからとかじゃなくて、そんなところが、俺は羨ましい。
なんてちょっと妬んでいたら、旦那様の金色の目とぶつかって縮み上がった。
「ビリム、お前も好きな形があるのか」
「……俺も、アスルもザフラも……皆あります」
聞こえていた話の流れからして、雪の星の形のことだ。みんな綺麗で好きだけど、薔薇みたいなのとか宝石みたいなのとか、その中でどんな感じのが好きっていうのは――皆誰しもあるんだと思っていたけど、どうもそうじゃないらしい。
氷精憑き以外はここまで雪が嬉しくないみたいだし、これも俺たちだけなのかも。
「な? ……ご主人様はないんですか?」
でも、俺に確認したハツカが尋ねると、馬車の中には俺たちしか居ないせいで、なんとなく旦那様のほうがおかしいような感じになった。眉が寄ったけど怖くない、不服そうな顔が珍しい。
それから。旦那様はどの形が好きかを探すのに、雪を捕っては眺め、紙に星の形を描いて集めていくのは、それはもうとても楽しかった。思いきり歌えるときくらい楽しくって、時間はすぐに過ぎた。
馬車の中が冷えきるまでやってハリュール様には叱られたけど、旦那様が命じたんだから俺たちは平気だった。
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