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黙想
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ざくざくと、音を立てて歩く。縮こまった歩幅で足跡が残る。
ガウシの町にも珍しく積もるだけ雪が降った日の夕方、タドは歓楽街へと向かった。あまり遊びには出なくとも近場なのでそれなりに知った場所を見渡して、青い幟を目印にする店を見つけて寄っていく。
こんな天気なのでニビのことが気になった。六日姿を見ていない。溌溂として丈夫そうで儚さは感じさせない青年だったが、最初の出会いの印象がつきまとうのかどうにも風邪でも引きそうな気がし――日頃薄着の所為もあるかもしれない――ただ待ってはいられなかった。キンセに取り寄せを頼んでいた貴重な香料がようやく手に入って、ひとつ納得のいく香水ができた、それをニビにも嗅がせたい、試してみたいという思いもあった。それでいつも出入りしていて伝言なども受け取ると聞いていた酒場へ来たのだ。
扉を開けて入ってみれば温かに香ばしい匂いがタドの鼻を擽った。ざらざらと音を立ててつまみ用の豆を炒っていた店員は、店を開けたばかりのところに来た客が座らずまっすぐ寄ってくるのに顔を上げる。
「あの、――ニビという人に伝言したいのだけど」
「ああ。はい。書く?」
言えばすぐに了解の頷きがある。鍋を火から下ろして、ちらとタドの容姿を確かめながら、店員は筆記具を用意した。紙は何かの裏がちぎって寄越された。
「これで足りそう? ニビなら昨日来たよ」
その言葉にタドはとりあえずほっとした。頷き、ペンを走らせる。がりがりと引っかかる感触がするが誘い文句は考えてあったので迷わなかった。
――元気かい。暇ならおいで。貰い物の酒がある。
「……今日も来るかな」
「さあねえ、あの子は猫みたいなものだから……あ、名前も書いといて」
「ああはい――」
零した呟きに答える店員はいかにも親しげである。ニビの名と自分の名を並べて、タドはペンを返した。
「……火酒の水割りを、薄めに」
じゃあよろしくとそれだけ預けて店を出るところだったが、さすがに不興を買うなと寸でで気づいて、一杯だけ注文した。今後もまた伝言を頼む機会でもあるかもしれないし、飲んでいればもしかしたらニビがやってくるかもしれないとも思った。炒りたてで温かい豆を齧りながら早い時間で他には誰も居ない店内を眺め、暇そうな店員と少し話した。直接の詮索こそされないがあの男娼の新しい客だと関心を引いているのが分かった。
しかしニビが来るならもう少し遅い時間だとも言われたので、タドは無理せず切り上げた。他に寄り道もせずに来た道を戻る。
「あー、また降り出してきたな……」
ちらつくものに空を見上げて、曇り空に似た色の目は細くなる。酒を飲んで温まったと思われた顔が風に吹かれて瞬く間に冷えた。元より姿勢の悪い体が縮込まる。
寒いし歩きづらい。不快な臭いも委縮して漂ってこないのはいいが、折角の休みに歩く気温ではない。最短距離の帰路を突っ切る中で、細い道の向こうで扉を開けた娼婦と目が合う。割に長い時間視線が留まり、そこだけ寒さなど存在しないかのように柔く微笑まれたが、無視した。
ただ思い出したニビの匂いが、熱が恋しい。作った香水も試したいが、まず。
ランプの火に照らされるしなやかな肢体が瞼の内に甦る。癖なく豊かな黒髪。触れると落ちる艶めく高い声。産毛だけ撫でるように皮膚のごく表面のみを辿り、と思えば余さず密に触れ、体の中まで届く愛撫。それらに伴い少しずつ変化するあの匂い。
ニビのことを考え始めると、寒かろうとタドの思考はよく巡る。香りの思索に、幾つかの思いつき――もう彼を中心に据えていると言っても過言ではない日々の生活について。
ニビに何かしてやれることがないか、とはこの冬、タドの調香に次ぐ考え事の種だった。
合鍵を渡したのは工房の仕事机に一つ置いてあるのが目に留まり、こっちは使わないし、と思い立ってのことだった。直前になって少し躊躇い、思った以上の反応を見てはさすがに早まったかと後悔もしたが、ニビが明確な約束をして以前より日を開けずに来てくれるようになったので安堵した。先日には実際鍵を使って家主を待っていたのも胸を撫で下ろす思いだった。
食事は自分が食べるよりニビの為にと思って用意してもらうことにした。鍋いっぱいの作り置きはこれだけ寒くなれば彼が来なくとも翌日にでも処理しきれる。最悪傷んでしまったとして、タドは鼻が利くので食って腹を壊す心配はない。客が持ってきてくれた酒をいつもなら味見だけして大体誰かに譲ってくるところ、封を空けずにそのまま持ち帰ってきたのだって無論ニビの為である。一本くらい何か置いておこうかとも考える。
毛布も新しく暖かそうな物を買っておいた。自分のやつよりも多少上等だ。外套でも買ってやろうかとも考えて、それは保留した。あんまり寒そうにしていたらまず古着でも押しつけようと決めた。そのほうが自然だと考えて。
あとは現金を握らせておけば本人が好きな使い方をするだろう。ニビは食事や寝床の分があると負けたがるが、これは香りの価値だなどともっともらしいことを言って、タドは最初に決めた金額を無理矢理押しつけていた。――本当にあの香りに値をつけるなら、例えば瓶に詰めて売るのならば、もっと高値を提案したいところだが。
鍵など渡した癖に、そんなところは律儀にして建前などつける。
もうかなり入れ込んでいる、これは貢いでいるというやつだなとタドは自嘲する。男娼に、親子ほど年の離れた若い子に、あんな美人に、と思えば滑稽に思えてくるし、この気の回し方はなかなか気持ち悪い気はする。だが止められない。もはやそういう欲求だった。なんでもあげてしまおうとはずっと前から思っていたが、近頃は望まれるより先に出してしまう。茶の二杯目や果実のように、大体上手く受け取らせている。
けれど一つ、与えらえずにいるものはある。
ニビは自分に好意を持っている。らしい。性的興奮かも知れない。――と、タドは察していた。
それもまた匂いで分かる。初めの頃より、近くに寄ると体温が上がってよく香る。何にせよまったくの勘違いということはない。タドは昔から相手の好悪も嗅ぎ分けてやってきたのだ。都合のよい客と見るだけでなく、単に親しく感じているだけでもない何かがあるのではと気づいたのは、実は鍵を渡すよりも先だった。
しかしどうにかしてニビとの関係を繋ぎとめておきたいとは常々思っていたが、彼が金銭や屋根ではなく自分自身を求めているとなると何がよいのだかさっぱり分からず、正直困った。ニビのことは匂い以外も好ましくは思っているから悪い気はしないが、何やら申し訳なくもある。どうしてやったらよいのか決めかねた。金や欲を払うように欲しいのならあげてしまいたいと思いはするが――それは恋愛ではないよな、と考える理性はあった。形だけ与えたところ満足できないものだと、むしろ傷を作るものだということも知っている。
好かれているのだと知りながらそこに向き合わずに振舞っていると、相手の好意を利用する悪い男の気分になってくる。元より面倒臭い、質の悪い人間だという自覚はあったがそういう意味の悪さではなかったはずだ。そんな振る舞いはしたくなかった。そういった思いがまた、タドに金や物を出させるのだった。
勘違いさせたくはない、弄んでいると思われるのも絶対に嫌だが――そうじゃないと言い訳してしまうと、ではどうなのかも言葉にしなければならなくなる。それはまたまずかった。ニビを傷つけたくはないし、距離を置かれてしまうのは本当に困るのだ。だから触れないでいる。あくまで客として据えられている雰囲気も、これは匂いではなく言動からなんとなく感じとれた。危うい均衡だがニビならば上手くバランスをとるだろうと甘えた。彼なら自身の煩悶さえも見抜いてその上ではと思うときもある。そうであれと願っていた。人任せの己に辟易する。
やっぱり鍵は渡さないほうがよかったのかもしれないと思っても今更で、取り上げることなどできるわけもなかった。今さっき初めての伝言を頼んでしまったのも思わせぶりなのではと不安になってくる。ただ鍵のときとは違い態度を装う時間はある。これまでどおりに男娼らしくやってくるだろうニビに、タドも何食わぬ顔で客として応じなければならない。
毎度やってしまって後で考える。ニビのようなのぼせた心地ではなくとも、タドのほうも冷静とは言い難い。
好意と善意に揉まれながら、思考を右往左往させながらもまっすぐ帰ってきた彼の自宅は出たときと変わらずにあり、少し期待した人の気配はなかった。鍵を取り出す動きの中で積もった雪の存在を思い出し、目を凝らし地面も確かめてみたが来客の足跡はない。まず行き違いにならなかったことにほっとしながら扉を開けて、体のほうも緩めるべく、タドはストーブに薪を突っ込むことにした。
ガウシの町にも珍しく積もるだけ雪が降った日の夕方、タドは歓楽街へと向かった。あまり遊びには出なくとも近場なのでそれなりに知った場所を見渡して、青い幟を目印にする店を見つけて寄っていく。
こんな天気なのでニビのことが気になった。六日姿を見ていない。溌溂として丈夫そうで儚さは感じさせない青年だったが、最初の出会いの印象がつきまとうのかどうにも風邪でも引きそうな気がし――日頃薄着の所為もあるかもしれない――ただ待ってはいられなかった。キンセに取り寄せを頼んでいた貴重な香料がようやく手に入って、ひとつ納得のいく香水ができた、それをニビにも嗅がせたい、試してみたいという思いもあった。それでいつも出入りしていて伝言なども受け取ると聞いていた酒場へ来たのだ。
扉を開けて入ってみれば温かに香ばしい匂いがタドの鼻を擽った。ざらざらと音を立ててつまみ用の豆を炒っていた店員は、店を開けたばかりのところに来た客が座らずまっすぐ寄ってくるのに顔を上げる。
「あの、――ニビという人に伝言したいのだけど」
「ああ。はい。書く?」
言えばすぐに了解の頷きがある。鍋を火から下ろして、ちらとタドの容姿を確かめながら、店員は筆記具を用意した。紙は何かの裏がちぎって寄越された。
「これで足りそう? ニビなら昨日来たよ」
その言葉にタドはとりあえずほっとした。頷き、ペンを走らせる。がりがりと引っかかる感触がするが誘い文句は考えてあったので迷わなかった。
――元気かい。暇ならおいで。貰い物の酒がある。
「……今日も来るかな」
「さあねえ、あの子は猫みたいなものだから……あ、名前も書いといて」
「ああはい――」
零した呟きに答える店員はいかにも親しげである。ニビの名と自分の名を並べて、タドはペンを返した。
「……火酒の水割りを、薄めに」
じゃあよろしくとそれだけ預けて店を出るところだったが、さすがに不興を買うなと寸でで気づいて、一杯だけ注文した。今後もまた伝言を頼む機会でもあるかもしれないし、飲んでいればもしかしたらニビがやってくるかもしれないとも思った。炒りたてで温かい豆を齧りながら早い時間で他には誰も居ない店内を眺め、暇そうな店員と少し話した。直接の詮索こそされないがあの男娼の新しい客だと関心を引いているのが分かった。
しかしニビが来るならもう少し遅い時間だとも言われたので、タドは無理せず切り上げた。他に寄り道もせずに来た道を戻る。
「あー、また降り出してきたな……」
ちらつくものに空を見上げて、曇り空に似た色の目は細くなる。酒を飲んで温まったと思われた顔が風に吹かれて瞬く間に冷えた。元より姿勢の悪い体が縮込まる。
寒いし歩きづらい。不快な臭いも委縮して漂ってこないのはいいが、折角の休みに歩く気温ではない。最短距離の帰路を突っ切る中で、細い道の向こうで扉を開けた娼婦と目が合う。割に長い時間視線が留まり、そこだけ寒さなど存在しないかのように柔く微笑まれたが、無視した。
ただ思い出したニビの匂いが、熱が恋しい。作った香水も試したいが、まず。
ランプの火に照らされるしなやかな肢体が瞼の内に甦る。癖なく豊かな黒髪。触れると落ちる艶めく高い声。産毛だけ撫でるように皮膚のごく表面のみを辿り、と思えば余さず密に触れ、体の中まで届く愛撫。それらに伴い少しずつ変化するあの匂い。
ニビのことを考え始めると、寒かろうとタドの思考はよく巡る。香りの思索に、幾つかの思いつき――もう彼を中心に据えていると言っても過言ではない日々の生活について。
ニビに何かしてやれることがないか、とはこの冬、タドの調香に次ぐ考え事の種だった。
合鍵を渡したのは工房の仕事机に一つ置いてあるのが目に留まり、こっちは使わないし、と思い立ってのことだった。直前になって少し躊躇い、思った以上の反応を見てはさすがに早まったかと後悔もしたが、ニビが明確な約束をして以前より日を開けずに来てくれるようになったので安堵した。先日には実際鍵を使って家主を待っていたのも胸を撫で下ろす思いだった。
食事は自分が食べるよりニビの為にと思って用意してもらうことにした。鍋いっぱいの作り置きはこれだけ寒くなれば彼が来なくとも翌日にでも処理しきれる。最悪傷んでしまったとして、タドは鼻が利くので食って腹を壊す心配はない。客が持ってきてくれた酒をいつもなら味見だけして大体誰かに譲ってくるところ、封を空けずにそのまま持ち帰ってきたのだって無論ニビの為である。一本くらい何か置いておこうかとも考える。
毛布も新しく暖かそうな物を買っておいた。自分のやつよりも多少上等だ。外套でも買ってやろうかとも考えて、それは保留した。あんまり寒そうにしていたらまず古着でも押しつけようと決めた。そのほうが自然だと考えて。
あとは現金を握らせておけば本人が好きな使い方をするだろう。ニビは食事や寝床の分があると負けたがるが、これは香りの価値だなどともっともらしいことを言って、タドは最初に決めた金額を無理矢理押しつけていた。――本当にあの香りに値をつけるなら、例えば瓶に詰めて売るのならば、もっと高値を提案したいところだが。
鍵など渡した癖に、そんなところは律儀にして建前などつける。
もうかなり入れ込んでいる、これは貢いでいるというやつだなとタドは自嘲する。男娼に、親子ほど年の離れた若い子に、あんな美人に、と思えば滑稽に思えてくるし、この気の回し方はなかなか気持ち悪い気はする。だが止められない。もはやそういう欲求だった。なんでもあげてしまおうとはずっと前から思っていたが、近頃は望まれるより先に出してしまう。茶の二杯目や果実のように、大体上手く受け取らせている。
けれど一つ、与えらえずにいるものはある。
ニビは自分に好意を持っている。らしい。性的興奮かも知れない。――と、タドは察していた。
それもまた匂いで分かる。初めの頃より、近くに寄ると体温が上がってよく香る。何にせよまったくの勘違いということはない。タドは昔から相手の好悪も嗅ぎ分けてやってきたのだ。都合のよい客と見るだけでなく、単に親しく感じているだけでもない何かがあるのではと気づいたのは、実は鍵を渡すよりも先だった。
しかしどうにかしてニビとの関係を繋ぎとめておきたいとは常々思っていたが、彼が金銭や屋根ではなく自分自身を求めているとなると何がよいのだかさっぱり分からず、正直困った。ニビのことは匂い以外も好ましくは思っているから悪い気はしないが、何やら申し訳なくもある。どうしてやったらよいのか決めかねた。金や欲を払うように欲しいのならあげてしまいたいと思いはするが――それは恋愛ではないよな、と考える理性はあった。形だけ与えたところ満足できないものだと、むしろ傷を作るものだということも知っている。
好かれているのだと知りながらそこに向き合わずに振舞っていると、相手の好意を利用する悪い男の気分になってくる。元より面倒臭い、質の悪い人間だという自覚はあったがそういう意味の悪さではなかったはずだ。そんな振る舞いはしたくなかった。そういった思いがまた、タドに金や物を出させるのだった。
勘違いさせたくはない、弄んでいると思われるのも絶対に嫌だが――そうじゃないと言い訳してしまうと、ではどうなのかも言葉にしなければならなくなる。それはまたまずかった。ニビを傷つけたくはないし、距離を置かれてしまうのは本当に困るのだ。だから触れないでいる。あくまで客として据えられている雰囲気も、これは匂いではなく言動からなんとなく感じとれた。危うい均衡だがニビならば上手くバランスをとるだろうと甘えた。彼なら自身の煩悶さえも見抜いてその上ではと思うときもある。そうであれと願っていた。人任せの己に辟易する。
やっぱり鍵は渡さないほうがよかったのかもしれないと思っても今更で、取り上げることなどできるわけもなかった。今さっき初めての伝言を頼んでしまったのも思わせぶりなのではと不安になってくる。ただ鍵のときとは違い態度を装う時間はある。これまでどおりに男娼らしくやってくるだろうニビに、タドも何食わぬ顔で客として応じなければならない。
毎度やってしまって後で考える。ニビのようなのぼせた心地ではなくとも、タドのほうも冷静とは言い難い。
好意と善意に揉まれながら、思考を右往左往させながらもまっすぐ帰ってきた彼の自宅は出たときと変わらずにあり、少し期待した人の気配はなかった。鍵を取り出す動きの中で積もった雪の存在を思い出し、目を凝らし地面も確かめてみたが来客の足跡はない。まず行き違いにならなかったことにほっとしながら扉を開けて、体のほうも緩めるべく、タドはストーブに薪を突っ込むことにした。
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