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第2章

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「…………」

「…………」

気まずい…

「んっんん!それで?次の試練は?」

「んん…無いぞ…」

はい?

「もう終わったぞ試練」

「まだドラグーンお前を復活させて昔の話を聞いただけだぞ?」

「それでお仕舞いじゃ、元々石になってほんの数年で戻れるはず…
じゃったんがの300年位で人も誰も来んくなった…
勇者達が結界を張っていたから悪しき者も入れんしな」

「数年で戻れた?どう言う事だ?さっきは気づいたら石に
成っていたと言ったじゃないか」

「…………」

「黙りか?」

「…声がの聞こえたんじゃ…
《ごめんなさい石にしちゃってでも大丈夫!直ぐに勇者が治してくれるから》
っての」

「それで1000年か?ふざけてやがる」

「まぁそう怒るでない歴代三人の勇者は
初代より大分劣っておったそれだけじゃ」

「……」

本当に声の主は戻す気はあったかどうかはなぞだ
でも∞の俺が大分注ぎ込んで解けたんだぞ…

「最後に我の持ってるスキルを伝承する」

一応テンプレだけど聞いておこう

「どんなスキルだ?」

「最強になるスキルじゃ」

???

「分からないって顔しとるぞ簡単に言うと
自分が欲しいと思うスキル例えば魔法が使いたいと思えば使えるし
剣を上手く使いたいと思えばそれも出来る
ただしH/M は元のままじゃから注意が必要じゃ」

「そんなヤバいスキル、魔物俺に伝承して良いのか?」

「安心せぇファクティアお主が元々人と言うことは気付いておる」

「っ!」
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