ひまわりの咲くころに。

20××年。
人間の病気率が高くなり、最近では「コロキナ」という殺人ウイルスが
原因不明の大量発生をしている。医療の発展で予防注射「マークブルク」が作られたが、それを使用するうえで大きな問題があった。
それは・・・副作用ででてくる症状が分からないという事だった。
それでも実用化が早くできるようにと政府は考え、ある発想にたどり着いた。
「コロキナに感染したヒトを作りある年齢になったら薬を使い、何歳でどんな症状が出るのかという事やその薬で治るのかが分かるようにする。」という事だった。
そして最終的に実験台になったヒトは殺されることも発表された。
そんな生まれた時から自分の時間が定められている一人のヒトと、その運命をどうにかして変えようとする一人の人間の切なくて甘い物語。
ー命って何?人間にとって大事な事とは?

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