45 / 109
45話 山脈の大石窟②
しおりを挟む
4人全員ギャグ漫画かのように倒れ込み、その音でレアメタを逃がしてしまった。
「あのキラキラした丸いヤツ、レアメタって言うのか?」
「ええ、あれは何処にでもごく稀に出現するレベル上げモンスターよ。まぁ討伐出来たって人なんてあまり聞かないけどね」
なるほど、思った通り某ゲームのメタル〇〇〇厶だな。
「あれはお目にかかる事すらレアなんす、何せごく稀にしか現れない上に逃げ足が速いっすから……噂では名前の由来であるメタル体質、硬すぎてダメージが殆ど入らないらしいっすね」
まんまメタスラだな……この世界にも居るんだな。
「なるほどな、出来れば倒したかったが逃がしてしまったのは仕方ない、時間も惜しいし行こう。2階層を軽く探索して出現モンスターを確認して、行けそうならそのまま抜ける、難しそうなら山越えだ」
「「「了解」」っす」
歩いていると2つ索敵反応があった、しかし動き方が変だ……
「ちょっと待った」
「っ、敵?」
「あぁ、反応が2つだ。ただ動き方がうねうねしてて妙なんだよ、索敵反応がある方を見ても何も居ないように見えるし……」
もしかして別階層の敵を検知したのか?いや、違う筈だ。
1階層では2階層の検知なんてしなかった、そこに居るはずだ。
索敵を確認しつつ警戒していると、ソルトが何か気付いたみたいだ。
「しっ、ご主人……耳を澄ますっす」
「音?」
耳を澄ませると、ゴゴゴゴと音がする……地面の中からだ。
「みんな、敵は地面の中だ!いつ飛び出してくるか分からない、注意しろ」
集中攻撃されないように全員散らばって警戒する、索敵反応が俺達に近付づくにつれてゴゴゴゴという音が大きくなっていく、そして索敵反応がメイランとカエデに重なるように動いた。
「カエデ!メイラン!下だ!」
「「!!」」
2人は後方へジャンプすると、2人の居た地面から勢いよく敵が飛び出してきた。
人の横幅くらいの大きさでミミズのような姿をしていた、口を大きく開けてこちらを見た。
「な、何だあれは!」
「ご主人!ロックワームっす!小ぶりっすけど、喰われたら手足持っていかれるっすよ!」
「それは勘弁願いたいね!」
俺は杖をかざして魔法を放つ。
「ウォーターボール!」
水球を2つ呼び出し、2体のロックワームへ飛ばし両方命中させた。
水は苦手だったのか、苦しそうに直ぐに地面の中へ戻ってしまう。
「くそ、潜られた!」
「ご主人!今のかなり効いてたみたいっす、1回魔法いけるっすか?」
「もちろんだ!ただ、どうやって地面から引きずり出す?」
「自分に考えがあるっす、潜った穴の中に魔法を!」
「!!そうか、そういう事か!」
奴が出入りする穴……それは言ってしまえば必ずその穴の何処かには敵がいる、ならそこに魔法をぶち込めば敵に必ず当たるって事だ!引きずり出せるか、もしくは倒せるかもしれない!
「メイラン!あの穴の中にブレスいけるか!魔法よりブレスの方が範囲が広い!」
「なるほど、分かったわ!」
メイランは大きく息を吸い込み、穴の中にブレスを吐き出す。
恐らく穴の中で火炙りになっているであろうロックワーム、石には火は通りにくいとはいえ、これには堪えたのか、1匹が地面から飛び出してきた。
「ギギギギギ!」
ブレスに包まれて苦しがっていたロックワーム、火から解放された瞬間に俺は再度ウォーターボールを命中させると息絶えた。
遅れて2体目も地面から飛び出してきたので、同じくウォーターボールで仕留める。
「ふう、何とかなったか。これまで出会ってきた魔物も、シェミィや巨大トレントを除くが、対処が分かればあまり苦戦はしてないな」
「上位種とかなら苦戦するけど、下位種ならレベルの上がってきた私達なら大丈夫だね!」
「油断すると足元掬われるわよ、まぁ危険度Bを2回撃退してきてるから、気持ちは分かるけれど……」
「えっ、ご主人。危険度Bの魔物を2回も戦ったんすか……?」
「あぁ、そう言えば話してなかったな」
歩きながらソルトにこれまでの経緯を簡潔に話した、シェミィの件と巨大トレント、そして旅の目的まで。
その間も魔物は出てきていたが、1階層のゴーレム、アジットスライム、ロックアルマージ、そして新たにドラゴンナイト、先程のロックワームくらいしか出なかった。
カエデ、メイラン、シェミィの3人だけでも苦戦はしていない、索敵で魔物の位置を確認しながら進んでいるので、敵との多数接触を避けてきたのも大きい。
「なるほど、そんな事があったんすね、そして腕試しに武闘会に出ると」
「そんな感じだ」
「自分は武闘会観てるっすね、まだレベルも低いんで3人の応援するっす」
「いいのか?みんなと相談して決めてもいいんだぞ?」
「でも……自分まだみんなよりレベル低いんすよ?そりゃ出たいっすけど迷惑になるんじゃ……」
「気にすんなって、なぁ?みんな」
俺がそう言うとカエデもメイランもにこっとこちらを見て頷く。
「迷惑なんて全く思わないよ!ソルトちゃんが出るなら、個人戦出る人が団体戦は応援、団体戦に出る人が個人戦応援で丁度いい人数で分けられるよ!」
そう、前にも話したが個人戦出場は2名、団体戦は3人チームだ。
俺は両方出るのは確定で、個人戦に出るもう1人は俺の変身先の種族となっている。
そして余った2人は、団体戦で俺と組むとすれば丁度良いのだ。
「い、良いんすか?本当に」
まだ少し戸惑っているソルトの肩にメイランが手を置いた。
「いいのよ、みんなが一緒に出たいって言ってるのだからね。ソルトが出たいって言ったんだから、甘えなさい」
「みんな……!はい!ありがとうございます!」
武闘会も、後は俺がどの種族に変身するか決めるだけだ。
まぁ、個人的はカエデにしようかなって思ってるんだけどな、1番早く仲間になって1番絆が深いと思ってるカエデと、1回戦ってみたい……そう思ってる。
「結構進んできたな、身体はどうだ?みんな」
「私余裕だよ!」
「私もそれ程疲れていないわ」
「自分もいけるっす!魔物もかなり強いって訳じゃないっすからね」
「よし、ならばもう反対側まで抜けてしまおうか!いいな?」
俺はそう言ってみんなの顔を見ると、みんな頷いてくれた。
「うん、良いと思う!武闘会まだ今日含め後4日あるけど、先に到着しておけば、旅の疲れを抜くのと特訓の時間も作れるよね!」
「そうっすね!特訓が出来ると自分的には嬉しいっす!ギリギリまで到着を先延ばしにしたら、トラブル起きた時に間に合わない!とかなっちゃうっすからね」
「だな、じゃ気合い入れてダンジョン出口まで向かおうか!」
「「「おー!」」」
2階層も順調に進み、2階層の新敵であったロックワームもドラゴンナイトも苦戦せず倒していく。
恐らく1階層の出現モンスターをメインに、2階層からは1階層モンスターに加えて2階層の新モンスターが出るって仕組みっぽいな。
歩いていると、行き止まりに辿り着いたが宝箱が置いてあった。
「お、宝箱だ」
「何が出るっすかね?一応ミミックかどうか確かめるっすね」
ソルトは小石を掴み、思いっきり投げつける。
小石が宝箱に当たるが反応がない、ミミックではないようだ。
「ミミックじゃないっぽいっすね、一応動き出すかもしれないって注意だけはしといてほしいっす」
「了解、じゃ開けるぞ?」
恐る恐る開けてみると、中に何か入っているようだ。
手に取るとナイフが入っていた、鑑定してみるとククリナイフと書いてあった。
「お、これはククリナイフだな」
「ご主人の持ってるナイフと入れ替えても良いっすね、多分今のナイフより強いと思うっす!」
「だな、利き手側のナイフをククリナイフにしようか」
俺はククリナイフを装備して、普通のナイフを予備用にした。
更に進むと、ようやく3階層への階段を発見。
看板があり、ノイシュ側とサンビーク側の案内が書いてあった。
「あ、これだな」
「だね!あっちに向かえばノイシュ側出口だね」
「よし、少し休憩してノイシュ側に行こうか」
「了解っす!」
そして階段に座って休憩しようとした瞬間……
「誰か!誰か助けてくれぇぇぇぇぇ!」
「「「「!?」」」」
階段上から叫び声がした、男性のようだが……
「何!?今の悲鳴!?」
「3階層で何かあったみたいだな、行くぞみんな!」
「うん!」
俺達は予定変更し3階層へ走り出した。
「あのキラキラした丸いヤツ、レアメタって言うのか?」
「ええ、あれは何処にでもごく稀に出現するレベル上げモンスターよ。まぁ討伐出来たって人なんてあまり聞かないけどね」
なるほど、思った通り某ゲームのメタル〇〇〇厶だな。
「あれはお目にかかる事すらレアなんす、何せごく稀にしか現れない上に逃げ足が速いっすから……噂では名前の由来であるメタル体質、硬すぎてダメージが殆ど入らないらしいっすね」
まんまメタスラだな……この世界にも居るんだな。
「なるほどな、出来れば倒したかったが逃がしてしまったのは仕方ない、時間も惜しいし行こう。2階層を軽く探索して出現モンスターを確認して、行けそうならそのまま抜ける、難しそうなら山越えだ」
「「「了解」」っす」
歩いていると2つ索敵反応があった、しかし動き方が変だ……
「ちょっと待った」
「っ、敵?」
「あぁ、反応が2つだ。ただ動き方がうねうねしてて妙なんだよ、索敵反応がある方を見ても何も居ないように見えるし……」
もしかして別階層の敵を検知したのか?いや、違う筈だ。
1階層では2階層の検知なんてしなかった、そこに居るはずだ。
索敵を確認しつつ警戒していると、ソルトが何か気付いたみたいだ。
「しっ、ご主人……耳を澄ますっす」
「音?」
耳を澄ませると、ゴゴゴゴと音がする……地面の中からだ。
「みんな、敵は地面の中だ!いつ飛び出してくるか分からない、注意しろ」
集中攻撃されないように全員散らばって警戒する、索敵反応が俺達に近付づくにつれてゴゴゴゴという音が大きくなっていく、そして索敵反応がメイランとカエデに重なるように動いた。
「カエデ!メイラン!下だ!」
「「!!」」
2人は後方へジャンプすると、2人の居た地面から勢いよく敵が飛び出してきた。
人の横幅くらいの大きさでミミズのような姿をしていた、口を大きく開けてこちらを見た。
「な、何だあれは!」
「ご主人!ロックワームっす!小ぶりっすけど、喰われたら手足持っていかれるっすよ!」
「それは勘弁願いたいね!」
俺は杖をかざして魔法を放つ。
「ウォーターボール!」
水球を2つ呼び出し、2体のロックワームへ飛ばし両方命中させた。
水は苦手だったのか、苦しそうに直ぐに地面の中へ戻ってしまう。
「くそ、潜られた!」
「ご主人!今のかなり効いてたみたいっす、1回魔法いけるっすか?」
「もちろんだ!ただ、どうやって地面から引きずり出す?」
「自分に考えがあるっす、潜った穴の中に魔法を!」
「!!そうか、そういう事か!」
奴が出入りする穴……それは言ってしまえば必ずその穴の何処かには敵がいる、ならそこに魔法をぶち込めば敵に必ず当たるって事だ!引きずり出せるか、もしくは倒せるかもしれない!
「メイラン!あの穴の中にブレスいけるか!魔法よりブレスの方が範囲が広い!」
「なるほど、分かったわ!」
メイランは大きく息を吸い込み、穴の中にブレスを吐き出す。
恐らく穴の中で火炙りになっているであろうロックワーム、石には火は通りにくいとはいえ、これには堪えたのか、1匹が地面から飛び出してきた。
「ギギギギギ!」
ブレスに包まれて苦しがっていたロックワーム、火から解放された瞬間に俺は再度ウォーターボールを命中させると息絶えた。
遅れて2体目も地面から飛び出してきたので、同じくウォーターボールで仕留める。
「ふう、何とかなったか。これまで出会ってきた魔物も、シェミィや巨大トレントを除くが、対処が分かればあまり苦戦はしてないな」
「上位種とかなら苦戦するけど、下位種ならレベルの上がってきた私達なら大丈夫だね!」
「油断すると足元掬われるわよ、まぁ危険度Bを2回撃退してきてるから、気持ちは分かるけれど……」
「えっ、ご主人。危険度Bの魔物を2回も戦ったんすか……?」
「あぁ、そう言えば話してなかったな」
歩きながらソルトにこれまでの経緯を簡潔に話した、シェミィの件と巨大トレント、そして旅の目的まで。
その間も魔物は出てきていたが、1階層のゴーレム、アジットスライム、ロックアルマージ、そして新たにドラゴンナイト、先程のロックワームくらいしか出なかった。
カエデ、メイラン、シェミィの3人だけでも苦戦はしていない、索敵で魔物の位置を確認しながら進んでいるので、敵との多数接触を避けてきたのも大きい。
「なるほど、そんな事があったんすね、そして腕試しに武闘会に出ると」
「そんな感じだ」
「自分は武闘会観てるっすね、まだレベルも低いんで3人の応援するっす」
「いいのか?みんなと相談して決めてもいいんだぞ?」
「でも……自分まだみんなよりレベル低いんすよ?そりゃ出たいっすけど迷惑になるんじゃ……」
「気にすんなって、なぁ?みんな」
俺がそう言うとカエデもメイランもにこっとこちらを見て頷く。
「迷惑なんて全く思わないよ!ソルトちゃんが出るなら、個人戦出る人が団体戦は応援、団体戦に出る人が個人戦応援で丁度いい人数で分けられるよ!」
そう、前にも話したが個人戦出場は2名、団体戦は3人チームだ。
俺は両方出るのは確定で、個人戦に出るもう1人は俺の変身先の種族となっている。
そして余った2人は、団体戦で俺と組むとすれば丁度良いのだ。
「い、良いんすか?本当に」
まだ少し戸惑っているソルトの肩にメイランが手を置いた。
「いいのよ、みんなが一緒に出たいって言ってるのだからね。ソルトが出たいって言ったんだから、甘えなさい」
「みんな……!はい!ありがとうございます!」
武闘会も、後は俺がどの種族に変身するか決めるだけだ。
まぁ、個人的はカエデにしようかなって思ってるんだけどな、1番早く仲間になって1番絆が深いと思ってるカエデと、1回戦ってみたい……そう思ってる。
「結構進んできたな、身体はどうだ?みんな」
「私余裕だよ!」
「私もそれ程疲れていないわ」
「自分もいけるっす!魔物もかなり強いって訳じゃないっすからね」
「よし、ならばもう反対側まで抜けてしまおうか!いいな?」
俺はそう言ってみんなの顔を見ると、みんな頷いてくれた。
「うん、良いと思う!武闘会まだ今日含め後4日あるけど、先に到着しておけば、旅の疲れを抜くのと特訓の時間も作れるよね!」
「そうっすね!特訓が出来ると自分的には嬉しいっす!ギリギリまで到着を先延ばしにしたら、トラブル起きた時に間に合わない!とかなっちゃうっすからね」
「だな、じゃ気合い入れてダンジョン出口まで向かおうか!」
「「「おー!」」」
2階層も順調に進み、2階層の新敵であったロックワームもドラゴンナイトも苦戦せず倒していく。
恐らく1階層の出現モンスターをメインに、2階層からは1階層モンスターに加えて2階層の新モンスターが出るって仕組みっぽいな。
歩いていると、行き止まりに辿り着いたが宝箱が置いてあった。
「お、宝箱だ」
「何が出るっすかね?一応ミミックかどうか確かめるっすね」
ソルトは小石を掴み、思いっきり投げつける。
小石が宝箱に当たるが反応がない、ミミックではないようだ。
「ミミックじゃないっぽいっすね、一応動き出すかもしれないって注意だけはしといてほしいっす」
「了解、じゃ開けるぞ?」
恐る恐る開けてみると、中に何か入っているようだ。
手に取るとナイフが入っていた、鑑定してみるとククリナイフと書いてあった。
「お、これはククリナイフだな」
「ご主人の持ってるナイフと入れ替えても良いっすね、多分今のナイフより強いと思うっす!」
「だな、利き手側のナイフをククリナイフにしようか」
俺はククリナイフを装備して、普通のナイフを予備用にした。
更に進むと、ようやく3階層への階段を発見。
看板があり、ノイシュ側とサンビーク側の案内が書いてあった。
「あ、これだな」
「だね!あっちに向かえばノイシュ側出口だね」
「よし、少し休憩してノイシュ側に行こうか」
「了解っす!」
そして階段に座って休憩しようとした瞬間……
「誰か!誰か助けてくれぇぇぇぇぇ!」
「「「「!?」」」」
階段上から叫び声がした、男性のようだが……
「何!?今の悲鳴!?」
「3階層で何かあったみたいだな、行くぞみんな!」
「うん!」
俺達は予定変更し3階層へ走り出した。
0
お気に入りに追加
883
あなたにおすすめの小説
僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~
SHIN
ファンタジー
それは、ある少年の物語。
ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。
『僕の兄上はチート過ぎて人なのに魔王です。』
『そういうお前は、愛され過ぎてチートだよな。』
そんな感じ。
『悪役令嬢はもらい受けます』の彼らが織り成すファンタジー作品です。良かったら見ていってね。
隔週日曜日に更新予定。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
聖獣様は愛しい人の夢を見る
xsararax
ファンタジー
高校生の水原慧吾(みずはらけいご)は気がつくともふもふの真っ白い仔犬っぽい何かになっていた。そして騎士団長のユークリッドに飼われて溺愛を受けすくすくと大きくなる。
聖獣様が王様になったユークリッドとその子孫を、不本意にも日本と異世界を行ったり来たりしながら二五〇年に渡って守護をしているお話。
「わんこだ! モフらせて!」
「わふわふ!」
(俺は犬はじゃない!)
元聖女のことも遠くから近くからひたすら見守っています。
眷属に、きまぐれ狐の銀毛に加え、腹のふくふくした白ウサギのシロトラが増えました。
※悪役令嬢・婚約破棄タグがありますが、ガッツリ悪役令嬢ものではありませんのでお気をつけください。
※小説家になろう様にも掲載しています。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる