くすぐりジャック

藍子

文字の大きさ
上 下
13 / 29
3章 新入社員 栗原由樹 mmmmmff/f

増えるくすぐり手

しおりを挟む
由樹「ホントにありがとう。相談してよかった!」

由樹にそう言われて【足腹】と【脚能浦】は笑った。苦しんでる女の子の役に立てた、だけでなく可愛い女の子がくすぐられている映像まで入手したからだ。

足腹「こういうのは証拠が絶対だからね!!この映像と今までのがあればあの2人は逃げられないよ。」

脚能浦「あとは僕達が課長に上げてみるよ。これなら直ぐに取り上げるはずさ。」

由樹「ありがとう!ホントに感謝してる!」

感謝したいのは2人の方だ。
足腹と脚能浦と由樹は同期で2人は総務に所属している。最初は由樹から相談で始まった。総務の中では適当に処理される予定だったのを2人が相談に乗ったのだ。
理由はその内容が『くすぐり』だったからだ。

元々由樹とは話した事もなかった。しかし同期会でくすぐられる所を見てかなり由樹の事は気になっていた。
そしてその由樹がくすぐりのセクハラ被害に遭っていると総務に相談があった。
しかし人数の多いこの会社で新入社員の声など届く訳もなかった。

足腹「しかしホント酷い奴らだよね~」

由樹「ねぇ!!?めっちゃくすぐったかったし!!」

この由樹の愚痴は2人にとってオカズだった。由樹からすれば自分がどのような被害に遭ってるかを話しているのだが2人からすれば単なるオカズである。

脚能浦「そこら辺も記録残すから後で教えてねー!」

由樹「今言うわよ!ホントムカつくからさ~
健康器具で2人からくすぐられて~パンツ見られて~」

2人は勃起しながら記録を取る。他では手に入れられないレアなものだ。可愛い普通の女の子が男達から本当にくすぐられているのだから。
2人に助けられた(と思っている)由樹は2人には何でも話す。2人からすればありがたいことこの上ない状況だ。
この話だけでも満足だったのだが2人はそれに飽き足らず由樹がくすぐられている映像を撮った。由樹には「この証拠があれば絶対大丈夫」と言った。2人を信頼していた由樹も言う事を聞き隠しカメラを部屋に設置した。
こうして出来上がったのが【栗原由樹くすぐり録】である。

由樹「今日はありがとまたね。」

そう言って由樹は笑顔で2人に挨拶した。そして2人はこの後映像を見るのである。



      【栗原由樹くすぐり録】

“由樹「ホントパンツ見えてるからやめてぇぇぇ!!!」

みん「そもそも実験やるのわかってるのに何でスカートなのかなぁ?」

ルイ「ねぇ?これ逆にセクハラじゃない?ww」

玖珠川「そうなんだよ~ちゃんと事前に伝えてるのに彼女いつもスカートだからこっちも困っちゃってね~ww」

レイカ「ブスのダサいパンツ見ても嬉しくないですよね~最近こういう何でもセクハラセクハラって女が増えてめんどくさいですよねww」

由樹「やめてぇぇぇ!!!!いやっはははははははは!!!」”

想像以上であった。実際の映像を見て2人は
何度も抜いてしまった。


脚能浦「なぁ、くすぐりジャックって知ってるか?」

足腹「知ってるに決まってるだろwwでもあれ本当なのか?記憶を消せるって」

脚能浦「はは!だとしたら最高だな。栗原さんを思う存分くすぐれるww」

ここまでくると湧いてくるのら実際にくすぐりたいという感情だ。だがせっかく就職出来た大企業、そんな事をやってしまえばクビである。がくすぐりジャックの力があれば話は別だ。

脚能浦「くすぐりジャックと連絡を取ろう。」

足腹「どうやってだよ?ってまさか“あのサイト”にこの動画を投稿するのか?」

脚能浦「その通りだよww」

足腹「悪い奴だな~ww最初からそれ狙ったのか?w」

脚能浦「おいおい~おれは同期の栗原さんが困ってるから助ける為に決まってるだろww」

2人が言うサイトとはくすぐり好きが集まるメンバー制のサイト【tickle tok】だ。世に出回ってない動画などが投稿されたりしている。
くすぐりジャックの存在もこのサイトで知った。ここで最近流行っているのが

#くすぐりジャック様とくすぐりたい

というものだ。女の子の写真や動画を投稿してくすぐりジャックに見てもらうようなものである。
ただ実際にくすぐりジャックが見ている可能性などかなり低く単なるお遊び程度で終わってるのが現状だ。

脚能浦「可能性は低いけどな~まぁでもこの動画間違いなく“バズる”ぜww」








しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...